大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆さま
大前研一氏の「お金の流れが変わった!」をご紹介します。
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2011年の刊行のため若干古いですが、再度読み直すといろいろと気づきがありました。
最近の著者は、アメリカに行く頻度は減り、BRICSや新興国に足繁く赴くそうです。
さて、世界は金余り状態が続いていて、このホームレスマネーが6000兆円を超え、リーマンショックで半額になりましたが、また復活しています。
このマネー増殖の理由の一つ目は、OECD加盟国の豊富な資金の運用先を求めて国境を越えている事、二つ目は資源高等により積み上がったドルが世界中の金融市場を彷徨っている事。三つ目は中国マネー。外貨準備高が約3兆ドルとなり、海外でも運用し始めた事。
更に先進国が紙幣を刷り続けていることもこれに拍車をかけているのです。
ウオール街のファンドマネージャがアセットロケーション理論に基づいてネットバンクで瞬時に送金できるため、マネーの行き先ではバブルが起こるのです。
各国の不動産もその最もたる対象となり、モスクワの赤の広場にほど近いマンションが1億円、労働者の月収が3万円のブルガリアのソフィアのマンションは2億円、これから経済が発展しそうだとなると世界中の余剰資金が一気に流入し、不動産価格が急騰して一等地に億ションが乱立する事態が世界中で起こっています。
このような状況ですので、カンボジアやミャンマーのインフラが不十分な都市ですら先進国並みの値付けの物件が増えているそうです。
2009年のイタリアで実施されたサミットで、「これからは、G8ではなくG20」でいこうと、仏前サルコジ大統領から提案されて以来、サミット参加国が増えています。
BRICSやVITAMINといった各国を入れた議論をしないと世界経済を語る上で意味がないからです。
日本がすべきはホームレスマネーの入る先では景気が沸騰するという原則を利用して波に乗るのが賢明です。
国内市場はとっくに頭打ちなのでは理屈上は投資は海外で行わなければ先が無いのです。この状況下でほとんどの人が0.2%程度しか利息の付かない銀行に円預金を続けている事は異常です。
とかく日本においてはマネー教育が皆無なので、せっかくの資産を生かせない宝の持ち腐れのような状態です。
いずれ、成長する国の外貨は上がります。
今のところ円は強いのです。東京の湾岸都市構想は素晴らしいと思います。経産省の縄張りである京浜工業地帯を一掃して、魅力的な街つくりをする。
世界の富裕層を呼び込む。
1500兆円の個人資産、もしかしたらオリンピックが
開催されるであろう東京という国際都市として誇れる高い資産が
あるうちに手を打つべきと思います。
「ピビム」が「混ぜる」、「パプ」が「飯」の意味で、混ぜゴハン。
より原音に近い片仮名表記をすると「ピビムパプ」となるそうです。
確かに去年、ソウルでビビンパだと通じなかった気がします。。。
以上、ウンチクでした。
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