大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様、
「海外不動産投資 5年で5倍儲ける法」をご紹介します。
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海外不動産投資のいろいろな事を期待しながら、一通り読んでみてマレーシアの事しか書いていないじゃないか!
と怒りが込み上げてきた際、表紙を見ると小フォントで“inマレーシア”と書いてあるではありませんか!
でも表紙はアジアの地図が描かれています。表紙に惑わされました。。。。。
... さて、内容です。
著者が団塊世代の方で、バブル経済、リーマンショックを乗り越えた長年の不動産投資の経験を語られています。
前述のとおり、アジア諸国の記述が展開されると思いきや、マレーシアの内容がほとんど。
マレーシアといってもほとんどがKL(クアラルンプール)、高級物件の紹介です。
KLは首都といっても、将来的に伸びシロがどの程度あるのか、チャイナマネー、イスラムマネーが入ってくるにしても人口を拡大させるだけの魅力を持つ都市なのか、よく見極める必要があると思います。
KLを訪れた際に気付きましたが、夜に郊外の高速道路沿いのマンション群には明かりがついておらず、都心部の高級物件は高額なため、まだまだ入居者層が限られます。
高額なので欧米や日本、韓国、中国の富裕層を取り込めるかがキーとなり、ローカル向けにはまだまだ成り立たない、
セカンド市場が未発達です。
何度かマレーシアを訪問していますが、個人的には同国ではジョホールバルが投資先としては最も良いと思います。
なぜなら、国を挙げて“イスカンダルプロジェクト”を推進しているため、欧米の様々な教育機関や企業が進出しているからです。
また、シンガポールに隣接しているため、同国内で高騰する居住費を回避するために、マレーシアへ移住する需要も飲み込めるからです。
それでも、投資を開始した2011年よりも現時点でかなり値上がりしています。
その他、人口ボーナス期や不動産の値上がりのメカニズムなど、勉強している投資経験者にとって目新しい内容ではありません。
HSBCのローン姿勢が変わり現在の融資は70%が限度です。
これに加えてMM2Hといった永住権取得を考えると結構な額になります。
また、現地の生活費が1/3と謳う情報が多いですが、これはローカル水準に近い生活の話であって、食費や居住費など昨今の円安で実際にはそんなに安くないと思います。
以上のことから、ある程度の退職金を持ち、年金支給が始まる投資初心者の団塊世代をメインターゲットにしている内容です。
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また年代問わずマレーシアの不動産投資にご興味を持つ初心者の方は読んでも損が無い内容ではないでしょうか。
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