大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様、
野村総研の上席コンサルタントが真面目に書いた
「お金持ちのお金はなぜなくならないの？」です。
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60歳時点で金融資産が１億円程度だとしてもそれほど豊かな老後が送れない、
本当にお金が減らずに豊かな生活が送れるのは金融資産5億円以上保有している層であるといった、非常に現実的な問題が赤裸々に書かれています。
でもこういうお金持ちっているんです。 現にこの間も買付入れた物件が
現金3億の方に一番手取られました。。。
「日本のお金持ち研究」にも書かれていましたが、流動性の高い資産を持っている人は実は少なく、非上場のオーナー企業の株式等の資産が全資産の中でかなりのウエイトを占めるということ、それゆえに、企業業績に左右されやすいなど、こういったお金持ちには金持ち特有の問題があるのです。
最後に、「如何なる社会制度の下でも経済を発展させるためにもお金持ちは必要であり、
お金持ちを社会に孤立させるべきでなく、社会の中で上手に生かす視点が重要で、
そのために活きたお金を社会の必要とする分野に回していく知恵が必要」という部分は
1500兆円の個人資産を眠らせている日本の状況からするとなんとも皮肉な状況です。
米国などでは、お金持ちが称賛され、寄付（税制上の優遇あり）をすることでさらにリスペクトされるわけですが、堂々とお金持ちが消費をする事は、 お金に対して嫉妬社会の日本では非常に育ちにくく、結果として新産業育成や、福祉、子供の教育などの日本の将来に重要な分野にお金が回らないという現実を見る限り、悪循環が生じていると感じます。
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