大家MASAの世界まるごと不動産投資 ブログ読者の皆様、
ベ・ドンチョル氏著の『2030年 富の未来図』をご紹介します。
- 富の未来図/フォレスト出版
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
2年前にリリースされた本書ですが、未来学のエッセンスを取り入れ、
富がどこにあり、今後どこに移動していくかを予測しており、
旧来型の所有の消費からアクセスの消費へシフトしていく状況を見据えています。
また、働き方についても、単純労働は後進国にシフトし、“フリーエージェント”型で専門分野で
力を発揮したり、仮想企業の中でネットワークで仕事をこなすスタイルが主流となり、
正社員などの概念が薄れてくると予測されています。
事実、アメリカでは7500万人がこうしたフリーエージェントです。
職業選択については、「10年後に食える仕事 食えない仕事 」を参考にしてください。
従来型の一億総中流の考え方が総崩れしている今となっては、ご自身やお子さんがどのようなポジショニングを取ればよいか、考えて選択する必要があります。
http://ameblo.jp/masacb2001/entry-11287105353.html
2020年に人口56億人になるアジアへの富の移動など、日本にいる日本人としては、
非常に追い風となるトレンドなります。
中間層が豊かになっていくアジア。
現時点で多くの国は日本の昭和30年、40年代の状況ですのでぜひ活用していきたいですね。
特に、世界各国の約40年後の予測については、イギリスの経済誌『エコノミスト』編集部がまとめた「2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する」を参考にしてください。
長期的にどこへ投資をすれば良いか、判断できる一つの材料です。
http://ameblo.jp/masacb2001/entry-11427949012.html
目次
第一章 富の歴史と富の未来
第二章 金融の未来図、世界の未来図
第三章 新しい「富の管理システム」の作り方
第四章 未来の富を手に入れる方法
第五章 2030年の宝の地図
第六章 未来で必要とされる人材
第七章 富の能力を準備せよ
<第一章、第二章>
・100年おきに起きていた恐慌が1920年、1970年、1990年、2000年、2008年と次第に周期が縮まっている。
そのため、今後20年で最低5階の金融危機が起こると予測される。
・中国、日本、ロシア、EU、アメリカの群雄割拠状態が始まった。
・新技術と新産業の発展により、石油時代のロックフェラーのような企業が新しく登場すると考えられる。
・パックス・アジアの到来:アメリカに代わる単極体制の有力候補は、中国ではなく、アジア。
それも特定圏域の連合的単極体制の方が現実的。
<第三章、第四章>
・どこに投資しても設けられる時代は終わった
・これからは、資産を失わない戦略が必要
・終身雇用は確実に終わりを告げた
・会社の寿命は、15~20年となった。
<第五章、第六章、第七章>
・未来のパラダイムは、「後期情報化社会」「幻想社会」「霊性社会」の3つ
・2035年には、医療の発達で平均寿命100歳になる。
・情報価値連鎖を作り上げることが必要
・ある分野を職人レベルの域までスキルを持った人だけが生存を保障される
◆今日は横浜へ出かけました。六角家のラーメンは美味しいですね。