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最近は海外不動産といえばASEANと凝り固まっている感(反省)があるので読んでみました。
サラリーマン業では、北米は西海岸を中心に10回以上は訪れているのですが、現地不動産を買おうという発想は今までありませんでした。
しかしながら、リーマンショック以降の不良債権が大量に出ている情勢とアメリカ経済のポテンシャルを鑑みて投資としてはありかな、と考えるようになりました。
アメリカという国。日本のように問題が顕在化してもすぐにトラブルシュートできる懐の深さやスピード感、イノベーションの創出力が大きな武器だと思います。
先にコメントした『「超」入門 失敗の本質』 でも触れられていましたように、日本軍と米軍の戦いでも敵ながらあっぱれでした。
(手放しで賞賛するわけではないのですが、)政府、企業問わず、アメリカはやり方がとても戦略的なんですね。だから、経済危機に陥っても、立ち直りが早い国だと思います。
さて、簡単にアメリカの不動産物件の特徴はざっくり以下の通り。日本とは真逆の特徴が多いですね。
・中古でも賃料、物件価格が値下がりしない。リフォームによるバリューアップで価値を上げる事も可能。
・エリアによっては利回りが高い
・現在は、銀行融資がとても厳しい(自己資金は5割以上?)
・ノンリコースローンが中心
・減価償却の考え方が日本ほどない。路線価の考えもない。
・収益還元評価が中心。
雇用がある、人口が増えている、主要都市であるという点で著者のエリア別比較(星の数が投資タイミングを表す。詳しくは本書を御読み下さい)
アリゾナ州(フェニックス周辺)★★
ハワイ州(特にワイキキエリア)★★★
ミシガン州(デトロイトエリア)★
テキサス州 ★★★
テネシー州(特任メンフィスエリア)★★★★★
カリフォルニア州(南カリフォルニア)★★★★★
ジョージア州(特にアトランタエリア)★★★★
フロリダ州 ★★
利回り30%以上も狙える戸建も値下がった今なら日本円で300万円くらいからだそうです。
日本国内の区分などを現金で購入しようとしている方であれば、アメリカ不動産の現金買いもありですね。但し、言葉の問題や商習慣が違うので信頼できるエージェントが必須です。
来月は、アトランタ出張なのでいろいろと現地の状況を調べてきます。