広尾町のキャンプ場を朝9時に出発。今日の目的はただ一つ。北海道を旅する中で、最難関の一つだと思っていた、えりも黄金道路を安全に無事に通り抜けること。朝から緊張し自然と気合いが入ってます。今日の天気は問題なし!


広尾町のセブンイレブンで明日の昼分までの食料を調達。おそらくこの先50kmはお店がなさそうだったので。


全長29kmの黄金道路を歩いていきます。前半はいくつもの覆道(片側が格子状に開けてるトンネル)がずっと続きました。



道のすぐ横には海。海が荒れて波が高く場所によっては道路にまで波が被ってるところも。



一度車ですれ違って気になってまた戻ってきました、写真撮らしてもらってもいいですかと声をかけて頂きました。お名前は進藤さん。CDも買って頂きました。ありがとうございました!



今日最初のロングトンネル。タニイソトンネル。全長2020m。地図を見ると、トンネルを迂回する側道が書いてあったので、トンネルは通らずに側道を行こうと企んでたんですが、側道は工事中で通行禁止になってました(汗)



トンネル内には歩道があったんですが、幅90cmぐらいでリヤカーは通れず、、車道を行きます。
先日、警備のお仕事をされてる松田さんに頂いた、誘導用のピカピカ光る棒をリヤカーの後ろにつけ、ホームセンターでかった照明用ライトをつけて万全の状態でトンネルにイン!



この日二つ目のロングトンネル、目黒トンネル全長1876mを抜けた後、北海道で一番長い黄金トンネル全長4941mが出現!



それにしても長い!どんなに速く歩いてもリヤカーの時速は5km/hぐらいなので、1時間はトンネル内にいなければなりません。こんなに長い時間、自らの体をトンネル内に置いたことはもちろん初めて。



15時56分にトンネルに入って出てきたのが17時5分でした。
長い長いトンネルの中、出口の明かりが見えた瞬間の、このなんとも言えない安堵感。。
旅とは人生そのものだと言いますが、そう、どんなに長い長いトンネルも、不格好で遅くてビビリながらでも、少しづつでも歩き続ければ、いつか必ずその出口はある。

そして何ごともなく無事に通り抜けられたことに、なんだか大いなるものへ心から感謝の念が湧いてきました。。


黄金トンネルのあと、短か目のトンネルが3つ続いて、黄金道路は終了。
全長29km間、覆道も入れたら、3分の2ぐらいはトンネルの中にいた気がします。



結局今日は広尾町のキャンプ場から37kmぐらい歩いて、庄野という町の道路脇から少し入ったところの公園にテントイン。
今日1日の終わりに見えた遠くの空が、とびきり美しく感じました。




Android携帯からの投稿
今日は朝8時に忠類の道の駅横の公園を出発。このすぐ横に無料のキャンプ場があってここにテントを張ればよかったんですが、雨が降ってたんで公園のあずまやにテントを張ってたら、朝、公園の管理人の方に「ここにテント張るのはちょっと…、俺的には全然かまわないんだけど、例外を認めちゃうとマズイんでね」と申し訳ない感じで注意を受けました。すいませんでした…!汗



今日の目的地は広尾町まで。距離は約33kmほど。



大樹町という町を通ります。コンビニ、スーパー2軒、道の駅ありと、なかなか充実してました。まだこの先にも町はあるだろうと思い、ここで食料などは買わずにスルー。がこの判断は後で間違ってたと気づきます。



道の脇に広がる麦畑。1ヶ月前とかはまだ緑色だったのに、いい感じの色になってます。ただこの前の雨で、ところどころ麦がだいぶ倒れてます。



今日の道はこんな感じの直線道路が続きます。



帯広から広尾に向う途中にリヤカーを見かけて、その帰り道また見かけたら写真を撮らしてもらおうと思っていたと声をかけて頂きました。大竹口さんご家族。記念にCDも買って頂きました。ありがとうございました!



236号線に別れをつげ、336号線で襟裳岬方面に向います。実は先へ進むにはルートが2つあって、このまま236号を進んで山越えするルートと、336号を行く海岸沿いを通るルートが。どちらにも4km越えの長いトンネルがあり険しい道なのは確実で、いろんな人やネットなどから情報を集めて判断した結果、結局海岸沿いのえりも黄金道路(完成させるまで黄金を敷き詰めるぐらいお金がかかった道路だそうで、通称黄金道路と言われています)を進むことにしました。



リヤカーのすぐ脇をビュンビュン走り抜けていく車やダンプに恐怖を感じそれがどんどん蓄積してストレスがたまると、歩きながらいつも大声で歌を歌います。腹の底、丹田の下からおもいっきり声を出します。これが最高のストレス発散法です。歌の練習にもなるし、そしてそうこうしてると今度はギターを伴奏に歌が歌いたくなってきて、ところかまわず道の脇に入っていって路上演奏を(笑)



結局今日は広尾町のキャンプ場でストップ。テント持ち込みで1泊200円。



ここから2kmぐらい先まで行くとコンビニがあるのは分かったんですが、今日はもう30km以上歩いてるんで、飯を買いにいくために往復4kmは、うーん厳しいなあということで、今日の晩飯は非常食用のインスタントラーメン。





Android携帯からの投稿
十勝毎日新聞さん、掲載して頂きました。ありがとうございます!



ずっと激しい雨が降り続けていましたが、ようやく雨が止んできた朝の10時頃、昨日の宿、中札内の道の駅横の公園のあずまやを出発。ここにあずまやがあってほんと助かりました、、。



晴れのち曇りの曇りと、雨のち曇りの曇りでは、同じ曇りでも価値が違います。
雨が降ってないだけ、ありがたいです。



北海道を旅する中で、実は最強の隠れ強敵は、虫ではないかと思っていて、歩いてる人や自転車に乗ってる人なら分ると思うんですが、ちょっと山や林の中に行くと出てくる、小バエみたいな血を吸う虫。虫除けスプレーもあまり効かない、顔にいつまでもしつこくまとわりついてくる虫。
この虫に左手首の血管のある辺りを刺されました。そしたら、毒みたいなものが回ったのか、なぜか左手首全体がぷくっと腫れて、赤ちゃんの手首のように(笑)


こちらは通常状態の右手首。



今日はもう雨は降らないと思っていたら、更別という町を歩いていた辺りで、また降りました。



国道の脇に側道があったので、歩いてみます。国道とずっと並走してる道なのか分からなかったんですが、またどこかで国道に合流することを信じて。



雨は止みましたね、多分。



忠類の道の駅まであと2kmぐらいの場所で、出会いが。ともに北海道在住で北海道を一周してるチャリダー、けいとさんとあゆみさん。実は、2週間ぐらい前に、標茶から塘路へ向う途中の道で出会ったのが最初でその後、釧路で会い、直別でも会い、そして今回と、計4回会ってます。ルートと移動ペースが同じぐらいなので。旅の途中で何度か会うチャリダーやライダーさんはいますが、合計4回会うのは最高記録です。「また今度会えるか分からないから、前々から欲しいと思ってCDを売って下さい」と言われ、いやいやそんな、旅人に買ってもらうのは申し訳ないっすよ…と言いながらも、ぜひ売って下さいと言われるので、、
すいません、ありがとうございます!



そして今日は忠類の道の駅でストップです。移動距離は25kmぐらい。今日の宿探しをしようとうろうろ歩いてたら、また雨が降ってきて、まだ降るんかい!とつっこみながら、あずまやを見つけました。2日連続のあずまや。



Android携帯からの投稿
たぶん、昨夜ライダーハウス、カニの家に泊まった旅人全員の願いであったと思われる、朝には雨が止んでいること、それを期待して目覚めた朝、窓の外に目をやると昨日と全く変わらないぐらいの、しっかりと雨が降っていました。。
それでも9時近くには雨が小降りになり、このまま止みそうな雰囲気になると、続々とライダー、チャリダーが出発していきます。予報では午後からは降水確率が低くなってたので、このまま雨が止むのを期待して自分も、昨日から濡れたままのスニーカー、まったく乾いてないカッパを着て、朝10時頃に出発。


結局昨夜は晩ご飯を食べずに寝てしまったので(雨で外に買い出しに行くのが面倒だった)、朝からだいぶ腹がへっており、カニの家近くのセブンイレブンで、おにぎりとかもろもろ、がっつり朝食を食べる。



スタートして2kmぐらいの場所を歩いていたら、前方からお坊さんが歩いてきました。遠くからでも、なにやらオーラみたいなものが感じられて、ましてや歩いてる人とすれ違うことなどほとんどないので、自然の流れで挨拶を交し、いろいろとお話しをさせてもらいました。
いろいろお話を伺うと、なんとこの方、愛知県のご出身で、現在9年と5ヶ月もの間(!)、日本中をずっと歩いておられます。
お話しをしてると、こう言うと失礼かもしれませんが全然お坊さんらしくないというかとても気さくな方で、旅人と普通に旅話をしてるような感じで、楽しくいろんなお話しをさせてもらいました。
「これは修行のためにやってられるのですか?」と聞くと「人様から見たらそのように言われるかもしれませんが、本人にとってはこれは生活半分、遊び半分みたいな感じすよ、笑」
「いろんな方に今まで、何故こんなことをやるのと聞かれてきましたが、答えのでないうちは、不思議とずっと質問されてましたが、ある日答えのようなものが出たら、それからはいっさい誰からも聞かれなくなりました」
その答えとは何なのでしょうと質問してみると
「自らの欲望のためでしょうね」と。「欲望の自給自足です、自らの欲を自分で満たしてあげるためです」と。
「ほとんどの人は、欲望をメディアや娯楽など他のものに満たしてもらっていて、自分の欲を自分で満たしている人は、ほとんどいないですね。」と。
(なるほど~深いなあと思いながら聞いていました)
日本中を今まで歩いてきて、ここは良かったという場所ってありますか?と聞いてみると、うーんと考えながら「そういう質問には、今ここ、と答えるしかないですね、笑」と。
9年間ずっと歩かれてきて、これで終わりっていうゴールみたいなものはあるんですか?と聞いてみると、
「それは死ぬときでしょうね」
「将来どうしようかとか、ああなったらどうしようとか、いろいろと思い煩う人が世の中にたくさんいますが、心配しなくても将来は死ぬんです、笑」と。
(うーん、深いなあと思いながらずっと話を聞いていました)
が、話はそんな深い話だけでなく、ほとんどが普通の面白ろおかしい旅ばなしをずっとしてたんですが、例えばむかしスニーカーを履いて旅をしてたら、草鞋じゃないの?とつっこまれ、スニーカーを自分で草鞋風に改造してるとか。まあ気がつけば1時間ぐらい、道で立ち話をしていました。歩き旅という同じ境遇の方に出会ったのでほんと話が止まりませんでした。不思議とその間は、朝から降ってた雨が止んでいて、なぜか陽も少し差していたような気がします。不思議なこともあるもんです。



お坊さんと「お気をつけて!また日本のどこかで会いましょう」とお別れしたあと、歩いていると、一台の車が目の前に停まりました。以前、美瑛から旭川へ向かう途中の道で声をかけてもらいCDを買ってもらった、ブログにもコメントを何度か書いて頂いた、マッ缶野郎さんのお友達の江沢さんご夫妻。千葉県のいすみ市から北海道旅行に来られていて、どこかでマサーヤンに会えないかなと探してて、旅行最終日の今日、奇跡的に僕が歩いているところを見つけて頂き、声をかけてもらいました。
ほんとありがとうございました!



幸福駅に来てみました。むかしここに路線があり、いまは廃線になってしまいましたが、愛国駅発幸福駅行きの切符を持ってると幸せが訪れるというテレビか何かでそんな話が広がり、たくさんの人がここにやってきたようです。(すいません、詳しいことは知りません)
廃線になった今も、鉄道公園として幸福駅は残されています。
旧駅舎の建物には、名刺や写真、プリクラ、願い事を書いた紙、それらがところ狭しとたくさん貼られていました。
そう、誰もが皆、幸せになりたい、その思いは誰でも皆同じなんですよね!
今日お会いしたお坊さんに、幸せはどこにあるんですか?と聞くと「いまここ。」という答えが返ってくるかもしれませんね。





中札内村を歩いてます。


セイコーマート前で、遅い昼食を。このあたりからいよいよ雨がシャレにならないぐらい強くなってきて、公園の東屋で待機していました。



結局、今日の移動はここでストップ。移動距離は15kmぐらいですかね。これ以上先へ進んでも、今晩の雨を凌げる場所探しが大変だと思ったので。


そして夜に、あきらさんのブログコメントを見て、今日の十勝毎日新聞さんに記事が出ていることを知り、先ほどのセイコーマートに新聞を買いに行きました。レジのお姉さんが、ああさっきのリヤカーの人と顔を覚えていて、「実は今日のこの新聞に載ってるんですよ」と言うと、ええほんとですか!と驚いていました。


そしてそのあと、テントに入り、横になっていたら、新聞の記事を見て、今日ずっと探してたんですよ、もうあきらめて帰ろうとしてたら、ついに見つけました!と、訪ねてきてくださったのが帯広の松田さんファミリー。警備のお仕事をされてるそうで、ピカピカ光る警備用のジャケットと、誘導する時などにつかうピカピカ光る棒、これをくださいました。実はこれはトンネル対策として以前から欲しかったものなんです。普通のホームセンターとかに売ってなくて、あきらめてたら、まさかプロ用のこんなちゃんとしたものをもらえるとは。これがあれば、今後トンネルの中を歩く時は心強いです。
ほんと、ありがとうございました!


Android携帯からの投稿
今日は5日間(合計4泊)お世話になった帯広のライダーハウス、ヤドカリの家さんをついに出発しました。朝起きたら天気はあいにくの雨。雨が止むのを待って午前中はゆっくりしてました。そして11時半頃、雨が止み一瞬、陽が差したタイミングで、5日間本当にお世話になった、ヤドカリの家オーナーご夫妻に挨拶をして、断腸の思いで出発。



昨日、駅前でライブをするために、久しぶりにリヤカーを引いて歩きましたが、久しぶりに引いて歩くリヤカーの感覚がとても新鮮。



1時間ほど歩いた頃、お腹が空いてきたので、国道近くの公園のベンチに座り、昨日駅前ライブの時、あきらさんに差し入れとして頂いた、帯広名物の豚丼弁当をいただきます。弁当の横についてるヒモを引っ張ってしばらくすると、湯気が出てきてあつあつ弁当に。すごい!初めて食べた帯広名物の豚丼。うなぎの蒲焼のようなタレがかかっていて、うまかったです!



この昼ご飯を食べた公園で、たぶんお仕事中だと思いますがスーツ姿の車に乗った若いおにいさんに、「めずらしいことやってますねー、CD買わしてください」と1枚買って頂きました。ありがとうございます!


再び歩き始めると、今まではぱらぱらと降っていた雨がいよいよ本格的になってきました。



そしてさらに歩いていると、後ろから雨に濡れながら、リヤカーを追いかけてきて頂いたのが、帯広の居酒屋いこうさん。
CD売って下さい!と買って頂き「ぜひ、うちの店でライブやってもらいたかったんですが…、それと自分もむかし旅をした時いろんな方にお世話になって」とカンパまで頂いてしまいました。。
ありがとうございます!



雨がいよいよ強くなってきて、ひさびさにカッパを取り出しました。



愛国という町にIN



スニーカーが防水加工とかそんないいものではないので(ドンキホーテ980円スニーカー)、靴の中が100%水浸し。歩くたびに、チャッポンチャッポンと音がします。気持ち悪いですが、しかたがない。



そして今日は17kmほど歩いて、帯広市がやってる無料のライダーハウス、大正カニの家に到着。この雨を凌ぐためには、今日の宿はここしかないです。
18畳ぐらいの広さのログハウスに、ライダー、チャリダー旅人が15人ぐらい、自前のマットと寝袋で寝ています。
無料で、屋根があって今晩の雨が凌げる、旅人にとって、これ以上望むものはなし!






Android携帯からの投稿

これは、ライダーハウス「ヤドカリの家」さんの大部屋の天井に描かれたアートなんですが、太陽(SUN)が描かれています。このアートを描いたのは、以前この「ヤドカリの家」に奈良から旅人としてやってきた京都大学に通う学生さんだそうです。この「ヤドカリの家」はほんとに不思議な場所で、いろんな過去を持ついろんな旅人が、ここに来ると普段の生活の中ではけっして口にすることのない、つらい思いやつらい過去、苦しみなど、心の奥底にある本音をぽろっと安心して吐き出して行くそうで、この奈良からやってきた学生さんも、父親との3年間もの間、口を聞いたことがなく、今まで親の敷いたレールに乗って父親の言うがままに生きてきた自分が、本当にこれでいいのかと悩み、結果父親と3年も口を聞いたことがない状態が続いていたそうです。そんな苦しい思いを涙ながらに「ヤドカリの家」のオーナーさんにぽろっと話したところ、「父親がいて、そうやってお前は悩み、いまこうして旅ができるんだ。世の中には父親のいない人もたくさんいるし、旅をしたくてもできない人もたくさんいる。電話でなら顔も見えないし、いまこの旅先からお父さんに電話を1本かけてみたらどうだい」と言われ、その後、勇気を振り絞り震える手で電話をしたそうです。すると、子供から電話が初めてかかってきた父親は何か大変なことがあったのではないかと驚き、震えながら受話器をとったそうです。その後、父親との長い確執もじょじょに薄らいでいき、この学生さんは大学を中退し、現在は今まで歩いてきた道とはまったく真逆の自分のやりたい方向に進み、頑張っているそうです。天井のアートの太陽は、おそらく彼の父親に対する思いを描いてるのではないかとオーナーさんは言っていました。
この話はわずかに一例なんですが、その他、オーナーさんに今までここにやってきたいろんな旅人の話を聞きました。涙なしには聴けないような話もたくさんありました。人の数だけいろんな人生物語があり、そんないろんな人生を背負った旅人が、オーナーさんの、旅人みんなに対する兄貴的人柄と優しさ、オーナーの奥さんの愛情、そんなものに惹かれここにたくさんの旅人が集まってくるのだと思います。ここを題材にした映画や小説がもしあれば絶対に見ますし、絶対に面白い作品になる気がします。

"旅"というのはその場所に行くことのようで実はそうでなく、そこにいる"人"に会うのが旅だと思っていて、美しい景色、素晴らしい観光地、それらは1度見ればもう十分で、やはり、そこにいる"人"に会いに行く、これが旅の本当の醍醐味なのではないでしょうか。
いままでリヤカーでいろんなところを旅して歩いてきましたが、そういう意味で、例えばお店、宿、観光地、家、なんでもいいんですが、もう一度訪れたくなる場所、また行ってみたいところ、そう思わせてくれるものは、そこにいる"人"が作り出しているものなんだと思います。
道の駅、観光地など、そこで働いてる人が、ただお金のために定時で働いてるのか、それとも働いてる人がほんとうに楽しんでいて、心から来た人に喜んでもらいたいからと働いているのかでは、そのお店、宿に入った瞬間、なんとなく分かります。

「ヤドカリの家」さん、1泊800円で、旅人にとってほんとに居心地のよい場所にするため、あやしい人や、ただ安く泊まりたいという団体客などみんな断って「旅人限定」にこだわって、採算的にはまったく合わないことをやってるとオーナーさんは苦笑していますが、だからこそ、ここを気に入って何連泊もしていく人やリピーターがこの宿には絶えないのだと思います。

旅には、たくさんの出会いがあり、そして同じ数だけの別れがあります。出会いは嬉しいしワクワクしますが、別れはつらいですね。
昨日「とかるね」の千葉さんに「いつまででもゆっくりしてって、いいですよ」と言ってもらいましたが、ほんとに「とかるね」も素敵なところで、いつまでもここに滞在していたいと思いましたが、断腸の思いで自らを奮い立たせ「ありがとうございます!今夜はまたヤドカリさんに戻って、明日また歩き出します」と言いました。
千葉さんとは、リヤカーハウスを積載し送ってもらう車の中で、これまでの千葉さんの人生の話を少し伺いました。自分なんかの人生なんて、なんて平凡なんだと思えるくらい壮絶な千葉さんの人生の話を伺いました。ここに書いていいのか分からないので詳しくは書きませんが、5年前に東京で仕事中に脳梗塞で倒れられて、左半身が付随になり、その後、いろんなことが重なって北海道にご夫婦で来られたそうで、イベント前日も不眠不休でだいぶ無理をされてるようだったので、心配になりました。どうか今後も無理をなさらないようにお願いします…。
自分のブログとかHPをかなり詳しいところまで読んで頂いてたようで、自分がブログや音楽を通して本当に伝えたいことの真意を100%と言っていいほど汲み取って頂いてて、ライブが終わったあと「涙が出た」と言ってもらいました。それを聞いて自分も目頭が熱くなりました。。
「とかるね」では、オーナーの加藤さんともいろいろお話をさせてもらって、なんでも僕がリヤカーで歩いてるところを違う場所で違う日に合計3回見かけたそうで、気になってしょうがなかったけど、仕事中だったので声をかけられなかったと。仕事に追われ声をかけられなかった自分がくやしかったよ…と言ってもらいました。それでイベントで、千葉さんから「マサーヤンを呼んでライブをしてもらうのはどう?」と聞いたときには、ぜひぜひ来てもらおうと、言って頂いたそうです。
そんないろんな経緯があり、「とかるね」のみなさんには事前に僕の情報が行き渡っていたようで、みなさん本当に温かく迎えて下さいました。雑貨店で出店されてる方々にも「どこどこで見た」とか「だれだれのfacebookで見た」とかほとんどの人に言ってもらい、自分が思っている以上に、いろんな所でいろんな人に見られているんだと驚きました。
むかし映画で「フォレストガンプ」というのがありましたが、主人公はただ歩きたいからという理由であちこちを歩いていたら、それを見た周りの人がそこからいろんなことを感じ取っていくというような内容の映画がありましたが、結構それに近いことがリヤカーハウスの旅で起きているのかなと。
加藤さんに言ってもらいましたが、1歩踏み出し歩いてるからこそ、そうやっていろんな影響を与えることができるんだよと。もし歩いていなかったら、誰にも何も与えることはできない。誰だって、心ではああしようよかこうしようとか思ってても、その1歩を踏み出すのは怖いんだ。だからいろんな理由を付けてやめてしまうんだ。
そう言ってもらえた時に、自分がやっていることにも何らかの意味があった、本当にやっていて良かった、心からそう思えました。



おととい、「とかるね」さんで十勝毎日新聞さんの取材を受けました。これは十勝地方で発行されている新聞で、これから歩いていくえりも岬はもう十勝地方ではないそうで、あまり先へ進むとこの新聞が買えません。だから十勝にいる間に自分の記事の載った新聞を読みたいので。
いろいろ悩んだ末にもう1日だけ、帯広の「ヤドカリ」さんに滞在することにしました。今日は、夕方から帯広駅前近辺でストリートライブしに行きます。





・・・続き
そして夕方から、帯広駅前でストリートライブをやりました。
この日は、ブログ更新を15時頃にしたので、そのブログを読んで、先日、ホームセンター前でお会いした、あきらさんが、なんと駅前までかけつけてくれました。CDも買って頂きまして、ほんとありがとうございました!あとは自衛隊員の方が「寮ではCDが聞けないので残念ですが…」と歌を聴かせてもらったお礼にと千円頂きました。。


10曲ほど歌いライブを終えて、ヤドカリの家に帰る途中の銭湯、アサヒ湯に立ち寄り風呂に入り(銭湯価格の420円で、風呂は少し狭かったですがお湯が温泉で素晴らしく良かったです)今日は終了です!
今日も前日に続いて、ここ幕別町の「とかるね」さんでライブをやらせてもらいます。前夜は布団をお借りしてイベント会場の片隅で寝させてもらいました。屋根の下で布団で寝られる、これは自分みたいな旅人にとっては最高の贅沢です。ぐっすりと快眠!




昨日今日と2日間に渡って行われるイベントは「雑貨マルシェ2013」と言って、札幌、旭川など北海道中から雑貨屋さんが18店舗がここ「とかるね」に集まって行われる素敵なイベントです。



旧小学校の校舎を利用して作られている建物。



はっきり言ってこの周りに大きな町があるわけでもなく、ほんと周りには何もない場所にあるんですが、たくさんの人が集まって来てました。



今日は札幌から、カメラ講師のainosatoさんが来られていて、カメラ教室がここで開かれて、自分のライブをしてる姿もたくさんの方に撮影などしてもらいました。こんなにたくさんの人にカメラを撮られたのは初めての経験(笑)



入口はこんな感じ。









そしてライブを終えて、「とかるね」オーナーの加藤さん、総合アートディレクターの千葉さんと一緒に記念撮影を。


ライブを終え、またリヤカーハウスを車に載せて、最後に加藤さん、千葉さんご夫婦、「とかるね」スタッフの智衣さんと一緒に記念撮影を。
本当に本当にお世話になりました!


そしてまた帯広のライダーハウス「ヤドカリの家」に戻ってきて、今晩はまたここに1泊します!
今日は、前日、イベントでライブをしてもらえますか?と電話をもらった、幕別町の「とかるね 」の千葉さんに、帯広のヤドカリの家まで車で迎えに来て頂きました。
リヤカーハウスを車に積んで、数日前歩いてきた幕別町に向かいます。リヤカーハウスが初めて車に載った貴重な写真(笑)



そして車で30分ほどで、とかるねに到着。ここは元小学校の校舎を改造し、中でカフェや雑貨屋などをやってる素敵な場所で、今日はここで北海道中から20店舗ぐらいの雑貨屋さんが集まったイベントが行われていたのでした。



ここのカフェスペースにリヤカーハウスを展示(?)させてもらい、その横でライブをやらせてもらいました。



そして、なんと!その横のテレビ画面では、リヤカーハウス旅のYouTube映像を編集してもらった映像を常時流していただいてます。



こちらには、CDと本の販売ブースも作って頂きました。ほんと、ありがとうございます!



イベントは明日まで開催されるそうで、明日もライブをやらせてもらえることになりました。
というわけで、今日は、とかるね内の施設で1泊させてもらいます!



Android携帯からの投稿
今日は1日、帯広のライダーハウス、ヤドカリの家にいました。それにしてもここは居心地が良過ぎます。北海道に来てからライダーハウスに泊まったのはここで2軒目なんですが、1軒目は美瑛の蜂の宿。北海道中にはたくさんのライダーハウスがありますが、話に聞くと、サービスや設備、値段などピンキリみたいで、北海道を旅してるいろんな旅人に話を聞いたところ、この帯広のヤドカリの家と美瑛の蜂の宿、そして斜里のクリオネ、この3つは「間違いない」のそうです。
とくにヤドカリの家のオーナーさんは「旅人限定」として、旅人にとってほんとに良い宿の環境づくりに強いポリシーを持っておられるので、やっぱり1泊800円だと旅人ではない、いろんな事情を持ったあやしい人も全国から泊めてくれと訪ねてくるみたいで、そんなことから、ほんとにここは居心地がいいんですね。近くの自衛隊からもらったという非常食用の缶詰も食べ放題!



晩めしに、パスタを作ったのでと泊まってる旅人全員に振る舞ってもらいました。というか、その辺の店で食べたらこれだけで宿代の800円はしますね(笑)



そして晩には、近くの風呂屋「ローマノ福の湯」に。420円の銭湯ですが、お湯が温泉で(茶褐色でぬるぬる、硫黄臭あり)しかも、蛇口から出るお湯も温泉で、これは値打ちがありました、よかったです!



そして実は今日、豊頃町のカフェと宿泊施設(とかるね)をやってる方から電話がかかってきて、(おととい歩いて通り過ぎた町です。帯広からは40kmぐらい離れたところ)明日からイベントがあるので、ちょっとそこでライブをしてもらえませんか?と。
ということなので、明日、ライブをしにいってきます!歩いて戻るわけにはいかないので、車で迎えに来て頂くことになってます。


※こちらはヤドカリの家に一緒に泊まってる、日本一周旅人、山田さんのブログ↓
スーパーカブ110で行く日本一周の旅
にほんブログ村というブログランキングの「日本一周」ジャンルで現在1位!



あと、先日白糠町で会った日本一周チャリダー太郎さんから、デジカメで一緒に撮った写真が送られてきました。
マサーヤンのリヤカーハウス日本一周の旅


こちらは、西興部森林公園のキャンプ場で出会った、プロカメラマン村井さんから送ってもらった写真。すごいですね、さすがプロです!バッティングセンターでバットを振る写真や、そして星がやばいです。ほんとにその日は、夜空を見上げた星がやばかったんです。
マサーヤンのリヤカーハウス日本一周の旅

マサーヤンのリヤカーハウス日本一周の旅

マサーヤンのリヤカーハウス日本一周の旅

マサーヤンのリヤカーハウス日本一周の旅

マサーヤンのリヤカーハウス日本一周の旅



にほんブログ村 旅行ブログ 日本一周へ
にほんブログ村

前日、泊まった幕別の運動公園。トイレあり水道あり芝生ありの野宿するには快適でした。朝方、雨がぱらついていました。



歩き始めると本格的な雨に。今日の移動距離は帯広まで14kmと、いつもよりだいぶ楽です。



帯広までずっと歩道もあり



雨が止んできたようなので、途中見つけた川原で、朝の雨で濡れたテントを乾かします。が、しばらくするとまた雨が降り出し、すぐさま撤収(笑)



帯広に近づくにつれて、どんどん街に。



途中見つけた公園で再びテントを乾かします。



今後、帯広のあと襟裳岬のほうを歩いていきますが、途中、4kmとかありえないくらい長いトンネルがいくつか続くようで、トンネル対策としてホームセンターで、照明用のライトを購入。
店から出てきたところを、声をかけてもらったのが、あきらさん。以前から自分のブログを読んでもらってたそうで、帯広方面には来るのかなと思っていて、車で走ってる時に、良く知ってるリヤカーが停まっているのを見つけ、声をかけてもらいました。ドリンクの差し入れも頂きました。ありがとうございます!



その後、帯広中心部に到着し



今日は帯広のライダーハウス、ヤドカリの家に泊まってます。ここでライブ演奏をやらせてもらいました。すごい居心地のいいライダーハウスで、たぶん明日も連泊予定です。





Android携帯からの投稿