猫アレルギーから分かった人間界の法則の限界。 | マサーヤンのブログ

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今年の6月半ばの頃から、わが家では猫を飼い始めたんです。前々からの娘の願望もあり、あとネズミ対策の意味もあり、子猫を飼い始めました。もともと自分が子どもの頃には、実家では猫をずっと飼っていたので猫の生態もよく知ってるし世話にも慣れています。

そして今回飼い始めてしばらくして氣づいたんですが、自分は猫アレルギーだったんだと、笑。正確にはむかしは大丈夫だったけど、どうやら大人になってから猫アレルギーになったようです(猫のいる部屋にいると目が痒くなり、ものもらいに頻繁に罹る)。

で、これは困ったな〜と思い、一瞬飼育放棄?という考えが頭をよぎりましたが、笑、いや待て待てと。とかく現代人は何か問題事が起こると、それをやっつけたり排除しようと考えがちですが、問題が起こるにはすべて原因がありそれを解決する対策が必ずあるはずだと。

調べてみると、猫アレルギーの原因は猫の身体から出る毛やフケに含まれるタンパク質が原因だということで、それで毎日の掃除機、拭き掃除を今まで以上に入念にするようにしました。それからあと、猫が毎日食べる餌に問題があるのでは?と推測。わが家では食料品の添加物には人一倍氣を使って、できるだけ無添加のものを買っていますが、猫にあげてたキャットフードをよく見ると添加物が満載でした。あと、人間でもそうですがフケがでるのは、食べ物に含まれる質の良くない脂分ではなかろうかと。猫アレルギー対策として毎日の部屋掃除を入念にするようにしたのと猫の餌の改善ですね。

それから、まだしてはないですが、部屋の壁に漆喰を塗ろうかと思ってます。ちょっと前に行った現在建築中のナチュラル系のカフェのお店の人に、漆喰に麻炭パウダーを混ぜて壁に塗っているという話を聴いて、これは部屋の環境浄化に効果がありそうだと思っていたのでわが家でも試してみようかと。このようにわが家では(主に自分が)猫アレルギーという問題が発生したけど、今よりもさらに快適に暮らしていくための生活環境の改善という考えが生まれました。

で、よくよく考えると、今回の猫アレルギーのことだけではなく、世の中に起こる問題事すべてに言えることですが、そこには必ず原因があり対策や解決策が必ずあるものです。例えば人間の病気。病気になるのは疲れや不摂生(ようするに免疫機能の低下)など様々な原因があり、熱や咳、鼻水など病気の症状が出るのは身体の免疫反応の現れだと個人的には思っています。ところが病気になった原因は考えず、とにかく現代人は薬やワクチンで症状を抑え込むことを考えます。

あと、田んぼや畑をやっていて野菜やお米にやってくる害虫や野菜やお米の周りに生えてくる雑草。これを現代人は悪だとして農薬や除草剤で排除します。微生物がたくさんいて健全な土中環境で育つ野菜には虫はこないし、雑草とも共生します。ようするに人間の役割としては野菜達が健全に快適に成長できる環境づくり。(この辺のことはまたブログに書いてみたいと思います。)

そのように自然界や宇宙は常に、こうじゃないよそうじゃないよと正しい方向性をいつも示してくれていますが、人間はそれに氣づこうとせず人間側からみた都合ですべてを判断し、人間界の法則に当てはめ都合の悪いものはやっつけたり排除する。でもそろそろ人間界の法則だけでやっていくのは無理がある、そんなサインがいま地球上に出ている、そろそろ人間も宇宙の理を学ぶ時が訪れたんだなあ。

猫アレルギーから始まり、最後はそんな考えに行きつきました。