「NASAの宇宙飛行士を乗せた歴代(そして今後)の宇宙船たち」 | 定年後の風景

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定年後や病気のこといろいろ書いてます

 

願っていたようなちょうどよいNASAの宇宙船記事が出てました。よく書いている昔の宇宙船写真や記事が載っていて嬉しいです。また自分の記憶確認もあります。おりしも遅れていたボーイングの初めての有人飛行も近づいてます。

 

マーキュリーから記事が始まります。1960年代からの話で、もう若い人には自分らの世代で言うところのスプートニクとかの頃の話となります。自分の生まれる前の話となると、この頃になります。直径数十センチの球形人工衛星を、地球軌道上に打ち上げて、電波を発信します。

 

それを世界中の地上で受信されて、軌道飛行が証明されて、人類の宇宙飛行が始まりました。あ、人間乗せる前に、犬、猿がカプセルに入れられて軌道飛行してました。当時は無重力だけでも生物は死ぬかも知れんと思われていて、先に動物が打ち上げられました。

 

多分もう落下して宇宙には死体は残って無いと思いますけどね。ロケットも人工衛星も全てドイツ敗戦で、いち早く連れて来たドイツ科学者による開発と思われます。ドイツの科学者は金出すから作れと言われると、喜んで作りますわな。それとも脅迫されてたのかも知れませんが。殺されないだけマシだったと思いますよ。

 

最初のマーキュリーは、まあ動物実験の代わりに人間を入れたようなもので、操縦機能は無かったようです。乗っていただけです。操縦するなと言われてたらしいです。乗り込むとハッチは溶接で固められたので、飛行士は怒って、少なくとも操縦が出来て、中から開けられるように改良された筈です。ガガーリンも多分そうだったと思いますよ。

 

ハッチは2001年の映画の如く、爆発ボルトで破壊して開けたと思いますよ。記事にあるジェミニの鮮明な写真は、史上初めて、軌道飛行中の鮮明な宇宙船を捕えたもので、至極感動しましたよ。勿論、新聞の第一面を飾ります。

 

これを撮った宇宙カメラは、常にニコン製と決まっていて、月面探査写真も全てニコンの一眼レフカメラが使い続けられました。帰還すると、別に映画撮影用カメラに撮られた映像が現像されて、テレビニュースで放送されました。小さな窓から、飛行士が手を振ってるのが見えます。

 

ジェミニは当然操縦出来て、2つのハッチも大きく開き、2人が2週間飛行出来たと記事にあります。底面の反射面の意味や、線状のものはよく分りませんでした。この面のまま大気圏再突入するための熱反射用か、線状のものは、見えない背面の衝突防止センサーだったのでしょうか。

 

後部の白い塗装不部分は、酸素ボンベなどの機械装置が入っていたと思われます。突起してる部分が過酸化水素水を噴射して姿勢制御するノズル部分の筈です。この方式もディスカバリーまで使われてたと思います。クルードラゴンにも使われてるのでしょうか。

 

次にアポロ宇宙船の写真が出て来ますが、これは機械船の一部パネルが爆発で外れたアポロ13号の事故時もので、正規の状態の機械船の写真では無いと思いますよ。アポロ宇宙船は月着陸船を分離できましたから、いくらでも鮮明な写真があると思いますけどね。

 

先端の構造物は、月着陸船とのドッキング部の機構ですね。これは何時撮ったんでしょうね。着陸船に乗って、本船を切り離す局面は無かったと思うのですが、確か最後には本船を切り離して破壊部分を目視確認して撮影して、初めてその状態を知れたのは憶えてるのですが、はてそれはいつだったか。

 

あ、違います。地球帰還の大気圏再突入の直前に、司令船を切り離した時に、初めて破壊された機械船を目視して撮影したと思うんだけど、この写真の局面はよく分りませんねやっぱり。う~ん記事の説明のように、アポロ17号では機械船の一部パネルが無かったのか、外れたてたのかはよく分りませんでした。Wiki見てみます。

 

次のスペースシャトルの、正しくはオービターと呼ばれる初の大型有翼宇宙船は画期的で、進歩に応じた活躍したとは思いますが、まあ非常脱出装置が無くて、史上最も宇宙飛行士を亡くした宇宙船でもあったでしょうか。打ち上げと帰還で各々7人が死亡してます。

 

打ち上げは、予算不足の無理な打ち上げで、帰還時は、外観検査出来ない致命的機能不全だったでしょうか。帰還時も搭乗部の切り離し非常脱出は可能だったと思いますよ。末尾に番外のソユーズが出て来て、確かに大きな役割果たしましたが、多分ソ連時代に起きた、大規模なロケット発射施設での大爆発によって、優秀な技術者が皆死んで、もう開発と発達は止ったままです。そのニュース映像もあります。

 

また、今のロシアは、国土が広いだけで、韓国よりGDPが低い小国ですから、新有人宇宙船など結局改良も開発も出来ませんでした。最後にまあ言えば、それに代わるスペースX社のクルードラゴンが出て来て、これはもう画期的で、内容実績とも、どの他国も追随出来ないものとなりました。

 

あ、最後に今注目のボーイング社のスターライナーが出て来て、堅実ですが、多分思想的に古くて、先行きは厳しいでしょうか。最後に現在進行中の月火星着陸用のオリオン宇宙船が出て来てます。そしてアポロ17号の長文のWiki読むと、どうも科学機器エリアとして、一部パネルが無くて、船外活動して観測機器を回収したとの記載がありますね。