「お酒を飲まない生活のストレスについて:酒飲みの思考回路」
大変な酒好きだった亡き父は、
かなり頻繁に、お酒の持つ人間関係を円滑にする効用や、
ストレス軽減のための手段として最強だと主張していました。
しかし私の家庭において頻繁に飲酒をするのは父だけでした。
母は弱いタイプで、私の妹、私の娘は強いタイプですがほぼ酒を口にしません。
私はそこそこ飲めますが、
週に数回は飲む、などと言う習慣は持っていませんでした。
4年以上前の肥満時代は隔日くらいで500mlのストロング缶を飲んではいましたが、
特に飲まなくても大丈夫でした。
飲めば気持ちいいなくらいで、
それは今でも同じです。
昔、かなり色々あって疲れていた時、
父がおそらくは凄い好意で「たまには飲んで来い」と言って、
わざわざ飲みに行かされた事があります。
では楽しかったのか?と言いますと、
そこそこ楽しかったけれど、
それほど楽しくもなかった、が正直な感想でした。
元々習慣として飲みに行く行為はしていなかったので、
取ってつけたような感じになり、
違和感ありまくりで、またどうしてもしたいとはなりませんでした。
人間、普段の生活習慣から離れた行為はなかなか出来ないし、
そもそも楽しめないものであります。
普段から酒を楽しく飲んでいる人は、
他人もそうだと勘違いしてしまいます。
余程頻繁に酒を飲んでいる人以外は、
それほどしたい行為にはなっていませんが、
酒飲みはその辺の感覚が良く分かっていません。
少なくとも私の母、娘、妹に関して言うと、
チャンスがあれば飲みに行きたいと考えているようには全く見えません。
嫌がる訳でもありませんが。
行けば行ったで楽しみますが、
自ら行こうとは決して思わないタイプとでも言いましょうか。
私自身も、どちらかと言うと家にいる方を好むため、
また酒が好きで好きで堪らない者でもないため、
今の飲まない生活体制が特に苦痛でもありません。
何とも微妙な感じです。
酒を飲まないのがストレスになるのかならないのかは人によって非常に大きな差があると思います。
もっと言うと飲むのがストレスになる人もかなりいます。
日本人の約半数は遺伝的に酒に弱いか全く飲めないタイプですから、
むしろ半数は飲まないでいてもストレスにならないと思っておいた方がいいかと思います。
もし7月中旬に予定している私の血液検査において、
全項目クリアした場合、真っ先に祝杯をするのかと言うと、
しないと思います。
トンカツは食べるかも知れません。
何故なら、仮にクリアしたら、
直ぐに開始するのが、
間違いなく体力回復行為だからです。
8月中に富士登山を須走ルートからやりたいため、
富士登山体力まで急速に戻さないといけない、と考えています。
お酒を飲むとそれだけ体力が削られるのでむしろ飲酒は遠ざけたいと真面目に思っています。
富士登山&フルマラソン > 飲酒
これが今の私の揺るぎない価値観です。
ちなみに富士登山体力とは最低でもハーフマラソン級です。
(フルマラソンで消費されるカロリーは2500~2500kcal、
富士登山(吉田・富士宮ルート)では3000~4000kcal、
1泊2日ならハーフマラソンと言う計算。富士登山オフィシャルより)
しかし須走ルートのコース定数は吉田・富士宮より10大きいため、
ハーフマラソン級体力ではかなり苦しいです。
ここは出来たらフルマラソンを確実に押さえておきたいところですが、
あいにく暑さに極端に弱いため夏は無理です。
まあ、要するに酒を飲んでいる暇は全くないです。
ちなみに血液検査をクリア出来なかった場合、
漢方薬になるのか西洋薬になるのか、
長い投薬治療が始まってしまいます。
それだけは避けたいところで目下アフリカ原住民ダイエット中である、と。(苦笑)