「はじめての富士山登頂」正しく登る準備＆体づくり
徹底サポートBOOK
一般社団法人 マウントフジトレイルクラブ監修
メイツ出版。
何と非常に数が少ない富士登山に特化した単行本だが、
メイツ出版から最新刊が出ていた。
書店では今日まで見た事がなかった。
奥付を見たら初版は今年の１月に出ていたが、
直ぐに売り切れたらしく、
今回近所の書店に入荷したのは初版第４刷。
相当売れている？
メイツ出版の本は子供が小さかった頃、
アウトドア体験用として沢山読んでいるため、
大変親しみ深い。
非常に上手くまとめられている。
さすがに「はじめての」なので、
吉田ルートと富士宮ルートが大きく取り上げられていて、
須走ルートと御殿場ルートは小さな紹介のみにしているのも本の主旨として好ましい。
最初のINTRODUCTIONで大切な事を明記してくれている。
思い立ってすぐ、準備もせずに登れるような、
甘い山ではありません、と。
さらに、
半年から数年かけた冒険の計画、とも。
私は不摂生からブッ倒れて、
末期ガンの疑い、脳梗塞の疑い、糖尿病の疑い、
その他ありとあらゆる生活習慣病の危機をギリギリで回避出来たのが今からちょうど３年前。
そして２５ｋｍ走れるようになったら富士山に登る、
と目標を打ち立てた。
その宣言から１年２ヶ月後。
私は富士山頂上に立っていた。
そしてその１年後にも頂上に立てた。
２０ｋｇの減量成功からの筋トレとランニング開始。
何十年ぶりかの登山再開。
最低でも半年、場合によると数年がかりで、
鍛えに鍛えて、情報と装備を揃えに揃えて、
それでも登頂確率は５０％と言われる富士登山の世界。
そう簡単に登れる山ではない、と言われるのも納得。
既に経験した吉田ルートをもう一度と言われても、
出来るかな？とビビる富士登山。
ほんの僅かな体調不良や天候不良でアウトになる世界。
改めて基本を読み直して、
今年は、もし血液検査をクリア出来たらと言う厳しい条件付きだが、
須走ルートに挑戦したいと思っている。
やる気は充分なのだが、
悪玉コレステロールは手強い。（苦笑）
