危機的状況とSNS | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「危機的状況とSNS」

 

昨夜、娘が「友達が熱中症で倒れている」と言って来た。

 

母が「何故家の人に言わない」と不思議に思っていたら、

「口が利けない状態だ」と言う。

 

なるほど、とピーンと来た。

 

土曜日に私はランニングの後で風呂に入っている最中、

思い切り具合が悪くなってしまったのである。

 

本当に人間具合が悪い時は声など出せない。

 

友達の場合はたまたまスマホが操作出来たので娘に連絡して来た、と。

 

私は風呂に入っている時だったのでお手上げだったが。

 

この感覚は、

映画「ジュラシックパーク」の何作目かで出て来ていて、

非常に良く覚えている。

 

第1作目では後に結婚するのかな?と思っていた主人公の男性と女性だったが、

結局結婚はしないで、女性は別の男性と結婚し子供もいる。

 

だが、かつての恋人の主人公の男性は割と普通の感覚で、

その女性一家を訪れて親交がある。

 

今でも男性は最も信頼出来る人として女性を見ている。

 

そんな主人公が危機的な状況に陥ってしまう。

 

この時、SNS?携帯?を使って遥か彼方のアメリカにいる女性に連絡をして、

危機を訴えるのである。

 

するとそれを理解した女性が即座に最も合理的な方法で救い出した、と言うもの。

 

SNS時代の最も合理的な危機脱出方法は、

必ずしも近くにいる人に助けを求めるのが正解ではないのが興味深い。

 

もちろん常にSNSを使うのが正しい措置とも言えない。

 

選択肢が新たに増えている、と言う事実をしっかりと認識し、

どの手段が一番なのか?を考える時代が到来していると思う。