「富士登山の準備:須走ルートの徹底的な地図分析と暗記」
今年の富士登山は残念ながら悪玉コレステロールの異常値と言う予想外の展開により、
壮絶なアフリカ原住民ダイエット中の身であるが故、
出来ない可能性の方が大きい。
体力の落ち込み方がハンパないから。
ほぼヴィーガンみたいな食生活のため、
今の私はフルマラソンを確実に走り切れない。
一昨年、昨年の吉田ルート、富士宮ルートからの登頂においては、
コース定数(ルート定数)は40ほどなので、
1泊2日ならハーフマラソン級体力で何とかなった。
(吉田ルートの時は35kmのラン能力、富士宮ルートの時は42.195kmのラン能力)
しかし今年予定している須走ルートのコース定数は50。
かなりのレベルアップ。
ちなみに最難関の御殿場ルートは60だ。
従ってここはしっかりとフルマラソン能力を持って制圧したいところ。
そして4月に遅れながらも42.195kmを割と楽勝で走り切り、
よーし、行ける!!と思った途端に脳梗塞の疑いからの悪玉コレステロール異常値。
現在しているアフリカ原住民ダイエットの影響はハンパない。
今の私はたかが20kmのランでヘロヘロ状態。
間違いなく須走ルートは登れない。
7月中旬の血液検査がもしクリア出来たら、
そこから1ヶ月で食生活に気を付けながらも体力を回復出来るのかどうかが勝負になって来る。
とは言え、須走ルートをヤりたい意志は強くあるため、
直前になって何も準備が出来ていないのは悲し過ぎる。
ここは一昨年、昨年同様、富士登山準備は着実にしておく。
もう2ヶ月ほど前なので、
シミュレーション体制に入って行く。
今年ようやくコロナ禍以降、
富士登山関連の貴重な専門書の最新刊が出てくれたので、
その3冊を全てゲットして、
読書及び地図の徹底分析と丸暗記を改めてする。
もちろん合わせてこの1年折にふれてして来た、
YouTube動画による須走ルート全行程もしっかり見直して丸暗記したい。
先ず、地図はJTBパブリッシング「富士登山パーフェクトガイド」に記載の2種類。
続いて山と渓谷社「富士山ブック」に記載の1種類。
そうして最新刊「るるぶ ’25 富士山」の1種類。
これらの最新の地図を徹底分析して丸暗記したい。
登山現場に携行するのは、
国土地理院2万5千分の1地形図と、
昭文社の「山と高原地図 富士山」だ。
磁石は長年愛用のSILVAのベースプレートコンパス。
もちろん常時最優先で使用するのは最新鋭の登山専用地図アプリ「ヤマレコ」である。
まだ早いが、そろそろ地図をダウンロードしてルート設定をしておきたいところ。
現在の登山シーンにおいて最強なのはデジタルツールであるのは言うまでもない。
しかしデジタルに頼り切るのは危ない。
デジタルとアナログによる無敵のナビ体制を2重3重に構築して臨む。
まあ、富士山は道迷いの心配はほぼ無いが、
逆に壮絶な体力勝負の場所であるため、
自分が今どこにいるのか?は極めて大切な情報になって来る。
この上でYouTube動画の全行程丸暗記。
ナビ体制も無敵にしておかないと、
富士登山のあの超絶ヤバい異常な急登の連続には精神的に対抗出来ない。(笑)
フルマラソン能力 + 無敵のナビ体制 + 事前の低山登山もしくは東京タワー階段3往復
+ ジムでの筋トレによる上半身強化 + トレッキングポール無敵使用 = 須走ルート制圧
と行きたいところだが。
一番厄介なのは目下悪玉コレステロール退治にある。(大苦笑)