「ダイエットは90日ルールが勝負」
最近の研究で「人間の習慣は90日で確立する」と言うのが分かって来ている。
これは逆に考えると「90日続けない限り習慣になっていない」とも言える。
体験的に非常に良く当たっていると思う。
大抵の人は、かつての私がその典型だったが、
1週間も続くと凄いとなり、
1ヶ月続けたら完全に習慣化されたと思っているだろう。
どっこい全然違う。
90日、つまり3ヶ月続けない限りダメなのである。
ちなみに私は3年半前、
医療ダイエット以外に、もちろん禁酒も言われていた。
さらに筋トレも。
また「体重、血圧、体脂肪率、内臓脂肪、BMI、筋肉量も毎日記録して提出せよ」と言われていた。
禁酒とダイエット記録がおおよそ4ヶ月、
筋トレが3ヶ月続き、
今にして思うと、禁酒も記録も筋トレも完全に習慣化した頃、
血液検査をしたところ全クリアしたので食事制限も飲酒制限も解除されたのである。
この段階で解除されると、
もう禁酒やダイエット食や筋トレこそが生活習慣として定着していたので、
またリアルに動ける身体を手にした事もあり、
元の食生活、飲酒生活に戻る気はさらさらなくなっていた。
また、今の私はさらにアフリカ原住民ダイエットが始まってから1ヶ月半ほどが経過している。
まだ習慣化されていないのは分かる。
だが明らかに変わりつつある。
ラーメンとかトンカツを食べないのが当たり前になりつつある。
酒を飲まないのが当たり前になりつつある。
凄くストイックに思う人も多いだろう。
だが、違う。
90日ルールが適用された場合、
完全にそれが当たり前になるからだ。
かつての私こそがその典型だったが、
油ギトギトの食べ物とコーラの食事が当たり前になっている人もいる。
その種の人にとってはダイエット食の世界は地獄に見えるはずだ。
だが逆にダイエット食が当たり前になっている人から見ると、
油ギトギトの食べ物とコーラは地獄直行コースに見えるのである。
今の私はそうなりつつある。
ラーメン、トンカツ、カツカレー、ビフテキ、コーラ、ケーキ、アイスクリーム等々。
地獄直行便に真面目に見えて来るから不思議だ。
人間は習慣の生き物である。
どちらを選ぶべきなのかは個人の自由だ。
私はもう痛い思いはご免なので不摂生な生活に戻るつもりはさらさらない。
毎日毎日飲まされる薬漬け生活も嫌だ。
マラソンに登山に。
新しく開けた世界の方が遥かに遥かに楽しい。