「ダイエットは標準体重に落とすだけでは全然ダメ:食事内容が大雑把だと非常に危険」
今回の脳梗塞の疑い騒動がどうなるのかは分かりませんが、
ダイエットや運動のやり方がともかく非常に難しいのだけは思い知らされています。
ある意味、3年半ちょっと前に不摂生が原因で倒れたのは自分でも理解出来るのであります。
自業自得だったな、と。
しかし今の私は当時とは別人であり、
趣味も嗜好も食生活も生活体制もまるで違っています。
もうかつてのように油っこい物を大量に食べませんし、
特大盛飯お代わりもしません。
運動に至っては筋トレとランニングを欠かさずしていて、
42.195kmも遅いながらも走り切れるようになっています。
富士山だって2回も登頂していますし、
他にそこそこの山登りもしています。
ついこの前の4月13日にはかなりイージーにフルマラソンを走り切っています。
従って、今の私の健康状態には何ら問題ないと当然思い込んでいたのですが、
まさかの閃輝性暗点を食らい、血液検査をしたところ、
まさかの悪玉コレステロールの異常値と、
まさかの脳梗塞の疑いで精密検査をするハメになっています。
今の私は運動をしているだけではありません。
しっかりと「記録」もしています。
医師の指示によりもう3年以上、
毎日毎日「体重」「血圧」「脈拍」「体脂肪率」「BMI」
「内臓脂肪」「筋肉量」「基礎代謝」をしっかり計測記録しています。
それを毎日ブログで公表し、モチベーションのキープに繋げています。
そしてほぼ全てが標準に収まっています。
(実は最近、後述する無酸素に切り替えてから時折オーバーしてましたが)
しかしまさかの悪玉コレステロール異常値。
嘆くばかりでは何の解決もしないので、
改めて自分の食生活を振り返って見ると、
全然ダメダメだったのが判明して来ています。
フルマラソンを走り切れるようになっているのは良いです。
筋トレも良いのです。
しかし食事内容にもっともっと気を付けていないとダメだったのであります。
実のところ、2年前は血液検査の全項目をクリアしていて、
運動も軌道に乗り、安心し切っていて、
そうして血液検査をサボっていたため、
今回の異常値の発見に至っています。
一番悪いのは安心し切って血液検査をしていなかった点にありますが、
そもそも、何故この2年でおかしくなったのか?を考えないといけません。
先ずは2年前では確か全項目をクリアしていました。
しかし最新の結果では、
掲載した検査結果の赤印を付けた個所をご覧頂きますと、
尿酸値が微妙にオーバーし、中性脂肪はギリギリ範囲内で、
悪玉コレステロールは大幅にオーバーしています。
何でこんな事になったのでしょうか???
この2年で何がどう変わっていたのでしょうか???
改めて詳細に考えますと、思い当たるフシは大有りです。
昨年の2月から非常に大きな変化がありました。
それがchocoZAP入会からも分かるように、
本来の医師の指示であった「筋肉化」のためのトレーニングに切り替えていました。
体重は既に標準以下に収まっていたので筋肉量を増やす方向にシフトしていました。
つまり昨年の2月からはそれまでの脂肪燃焼型の「有酸素運動中心」から、
筋肉化のための「無酸素運動中心」に変えていました。
ただし、マラソンは趣味化してますので、
有酸素運動を全くやらない訳ではなく、
フルマラソン能力をキープしたまま筋肉化し、
登山もやり続ける、と言う方向になっていました。
そしてここが重要なのですが、
食事内容もこの1年はかなり変えていて、
私はプロテインなどの合成食品を嫌うため、
自然食品でタンパク質を摂取し始めていました。
相変わらずカツカレーとかカツ丼などの好物は控えてはいたのですが。
なまじ体重他全ての項目が良い数値だったので、
疑いもせずにタンパク質が豊富だとされる、
「玉子」「肉類」「牛乳」「チーズ」「ヨーグルト」を盛んに摂っていました。
ちなみに好物のハムやソーセージも沢山摂っていました。
また回数は少ないながらラーメンも復活していました。
今にして思うと動物性脂肪の食品ばかりであり、
実はこの食生活には、非常に早い段階から健康にうるさい妹から指摘されていました。
止めた方がいい、と。
植物由来をもっと増やせ、と。
けれども毎日の体重他は非常に良い数値をキープしていたので、
それをベースに大丈夫だと言い切っていた訳です。
最近では娘と娘が通っているジムのトレーナー(ボディビル大会優勝者かつ栄養士)が、
私の食生活に対して微妙に問題がある点を指摘していました。
肉を減らして魚を増やせ、と。
今回の一件で詳しく話を聞いたところ、
ともかく問題大有りだったのが判明したのであります。
明日、頸動脈の超音波検査が予定されていて、
それにより今後の方針が決まりますが、
既に私の食生活はかなり大幅に変わっています。
先ずは検査結果により医師が投薬治療の必要ありと判断したらそれに従いますが、
食生活も運動も医療を最優先させて進めて行きます。
個人的には、もし医師がオーケーした場合に限り、
アフリカ原住民ダイエットにより、
食生活の改善のみでやってみたい気はありますが、
動脈硬化が進んでいたらもちろん投薬治療をすかさず開始します。
今考えると当たり前と言えば当たり前なのですが。
食事内容は非常に大切である、と。
しかしその難しさもハンパないな、とも。
コレステロールのコントロールは非常に複雑で厄介であります。
単純に摂取しなければいいのではなく、
その質に注目して取捨選択する難しさ。
そしてつくづく思うのが、
やはり「体重」です。
私が3年半ちょっと前にブッ倒れた時も、
医師は真っ先に「体重を先ずを減らさないと」と断言していたのを思い出します。
つい先日、2リットルのミネラルウォーターを10本買って、
20kgの重さに驚いたと書きました。
実は改めて直近では2リットル1本2kgの重さと多さにも非常に驚いています。
と言いますのは。
多くの肥満に悩む人は、かつての私もそうでしたが、
10kgオーバーとか20kgオーバーと言う派手な数値のみに気を取られます。
そうして20kg級のダイエットに成功すると、
それはそれで素晴らしいのですが、
逆に言うと2kgオーバーを大した事ないと捉えてしまいます。
事実私はそうでした。
フルマラソンをこなせるようになると、
こと運動さえ出来るのならば2kg減量くらい雑作ありません。
けれども改めて見ると、
2kgのミネラルウォーターの量はとんでもないです。
それが脂肪として身体中に付着している訳です。
2kgオーバーでもかなり危険だと嫌でも分かります。
ちなみに私が医師から指示されているのは62kgです。
この62kgと言う数値をオーバーしない限りにおいては、
まあまあギリギリ大丈夫だと考えて良いと思います。
しかしあくまでも正しい食生活をしていれば、と言う前提条件付きですが。
ここで改めて検査結果表を見ていますと、
尿酸値は0.3オーバーしていますが、
これは医師から気にしなくていいと言われています。
問題は悪玉コレステロール値なのですが、
もう1つ注目したいのは、中性脂肪値なのであります。
これがギリギリなんです。
かろうじて標準範囲なのですが本当にギリギリです。
医師の指示して来る体重はあくまでもギリギリであり、
これをクリアしていればほぼ完全なのですが、
やり方を間違えていると一部おかしくなるのが分かるかと思います。
私の数値は悪玉コレステロール値を除けばほぼ正常範囲です。
しかしここが侵されていて厄介極まりない事態に追い込まれている、と。
先ずは体重、と言う考えは間違いないところですが、
それはあくまでも緊急避難措置であり、
やはり食事内容、食事量、運動、体重他記録、定期的な血液検査。
ここを押さえていないと弱い箇所から一気に崩されるのだなと猛省しています。
終わり