「悪玉コレステロール増加と思い当たるフシ」
ちょうど3年前の今頃は医療ダイエットが功を奏し、
先ずは1ヶ月で10kgの減量に成功しまして、
ギリギリ糖尿病を回避する事が出来ました。
医師はここからが勝負で、さらに脂肪を燃焼させて、
筋肉に変えて行かないといずれ貴方は糖尿病になると言われ、
筋トレを開始しました。
この3ヶ月後にはさらに10kgを減量し、合計20kgの減量、
そうして全ての血液検査項目をクリアし、
もうコレステロールの薬すら飲む必要はないと言われてまして、
飲酒制限も食事制限も解除されたのであります。
ここから筋トレ以外にランニングも始めて、
25km走れるようになったら富士山に登ると言う目標まで立てました。
もうダイエット記録をするのは当たり前になり、
体重、血圧、脈拍、体脂肪率、内臓脂肪、BMI、筋肉量、基礎代謝を毎日計測し、
それをノートに書いて医師に診察時に見てもらう生活でした。
それから1年後に検査をしても全項目クリアしていたので、
もう病院に行かなくても大丈夫だろうとタカをくくっていた訳です。
そうしてまさかの先日の悪玉コレステロールのみの異常な数値で、
脳梗塞を疑われている、と。
さて、全ての血液検査項目をクリアしてからと言うもの。
今の私はかつてのような暴飲暴食は一切しなくなり、
酒もほとんど飲まなくなり、元々タバコは吸わないし、
一体何のために生きているのか?と言われるほど(笑)、
仙人のような食生活をしていると思い込んでいました。
さらに日常的な筋トレにランニングに登山に。
当初の目標だった25kmランは軽く超えてしまい、
今や42.195kmのフルマラソンを遅いながらも走り切れ、
富士山には2回も登れ、
何をどう考えても血液検査はオールクリアしていると思い込んでいたのであります。
しかしまさかの悪玉コレステロール。
けれどもよくよく思い出すと、
キーパースンの妹からこの3年間ずっと言われて来た事があったのです。
それは「肉を食べ過ぎるのは良くない。特にハムとソーセージを止めろ」です。
私はそのハムとソーセージが大好きで、
さらにダイエット記録では数値がずっと良かったので、
割と頻繁にハムカツとかコロッケまで食べていて、
もっと言うと飲酒も僅かながら再開し、
ポテトチップスやポップコーンもたまではありますが食べていました。
また、筋肉化のためにタンパク質を沢山摂取していまして、
ここが大問題だったのですが卵で摂っていたのであります。
従って私の食生活の内容はまだまだ隙だらけであったのが判明しました。
そこでこの2週間は大幅に食事内容を変更しています。
肉→今までの10分の1くらいの摂取量に
特にハム、ソーセージ、ハムカツ、トンカツなど→これは摂取量ゼロに
卵→摂取量ゼロに
オリーブオイル、ゴマ油→適量
サラダ系→野菜を大量に毎日摂取、その際はノンオイルドレシッングか自家製醤油オリーブオイル
酒→少しだけ適量を復活
納豆→毎日摂取
砂糖→コーヒー紅茶にはゼロ
バター、マーガリン→ゼロ
牛乳→ほぼゼロ
すると段々分かって来ています。
菜食主義やヴィーガンは逆に問題ありますが、
しかし「菜食主義やヴィーガンに近い食生活の方が遥かに健康的である」と。
肉をゼロにするのは問題ありますが、
ゼロに近い方がいい、とも。
そして妹から散々言われて来たハムとソーセージ。
ほぼ完全に止めてみると何となくいい感じがしています。
医師の言うように、
確かに完全なるアフリカ原住民的生活をするのは難しいです。
しかしそれに近い生活は可能です。
食パンなどの加工食品では、
どうしても牛乳やバター、砂糖他をゼロにする事は難しいのですが、
ゼロに近くするのは可能です。
ゼロか100%かの極端な思考ではなく、
出来る事を一所懸命にした場合、
現代日本社会の食生活でも意外にかなり絞れるぞと思っています。
まあ、この世界は結果が全てですから、
悪玉コレステロールがどのくらい減らせるのか、
今はまだ未知数ですが、
次の血液検査では大幅削減を狙っています。
出来るのではないか?と思っています。
なまじ筋トレやマラソンが軌道に乗っていたので油断していました。
つくづく食生活の内容は難しいと強く感じています。
終わり