富士登山「須走ルート」最終シミュレーション準備
本来なら、
フルマラソン能力再確認→丹沢主脈縦走→富士山「須走ルート」
と、進んで行く予定だったが、
遅れに遅れていたフルマラソンをようやく4月13日に達成後、
まさかの脳梗塞の疑いで丹沢主脈縦走は中止に追い込まれた。
取り敢えずフルマラソンが確認出来たので、
今年の富士登山予定である「須走ルート」の最終シミュレーションの準備を開始した。
昨年の富士宮ルートを終えてから直ぐに須走ルートのYouTube動画は保存して何度も見ている。
後は直近になってから再度シミュレーションをすればいいだけ。
ルートは頭の中に既に叩き込んである。
幸い今年は「富士登山パーフェクトガイド」の最新版が出てくれたので改めて勉強が出来る。
富士登山は難易度で分けると、
「吉田ルート」「富士宮ルート」「須走ルート」「御殿場ルート」
の順番になっている。
コース定数(ルート定数)で見ると、
吉田42、富士宮40、須走50、御殿場60となっていて、
一見すると富士宮の方が楽になっているが、
実は富士宮は最短ルートだけに超絶急登が続き、
また最も高山病に罹りやすいので最初のルートとしては敬遠されがちで、
それは確かに当たっていると思う。
登山慣れしていない人がいきなり富士宮をヤッた場合、
挫折確率はかなり高くなると思う。
さて、私の今年の3回目の富士登山としては、
須走ルートになる訳だが、
このルートは吉田・富士宮と比較するとワンランクアップする。
コース定数が10違うと言う事は、
吉田ルートや富士宮ルートに高尾山登山が追加されるイメージとなる。
そのため何としても最低でもフルマラソンだけは走り切りたかった訳だ。
出来たら丹沢主脈縦走(なんとコース定数60)をやり、
須走ルートどころか御殿場ルートへのパスポートもゲットしておきたかったが、
まさかの脳梗塞の疑い、と。
まあ、フルマラソンさえ走り切れたら、
こと体力勝負の一般登山道なら何とかなる、はず。(笑)
今回のフルマラソンは、
幸いクエン酸を投入したら割とイージーに走り切れたのが有難かった。
もちろん今年の富士登山でもクエン酸入り酸素水を投入する予定だ。
昨年の富士宮ルートでも大変な効果があったので、
量を増やす予定。
そして改めて最新版の富士登山パーフェクトガイド付属の地図を見ると、
デフォルメされたこの地図こそリアルな富士登山の感覚を見事に表している。
角度と長さ。
物凄い急斜面を延々と延々と登るヤバさ。
日本全国から、否、今や世界中から体力自慢が集結して挑む富士登山。
ヤワなヤツはアッと言う間に敗退するヤバい場所。
理屈は全く通用しない。
心肺機能と脚力と。
筋力の限界点が試される場所。
清々しいまでの体力勝負の場所。(笑)
さて、それまでは徹底的に鍛えないと。
が。
その前に脳梗塞の疑いが回避出来るのかどうか。(笑)
余談:頂上からの御来光と砂走り
今回の富士登山のメインテーマは、
いよいよ「頂上からの御来光」に挑戦する。
これはなかなか厳しい登山となる。
さらに須走ルート最大のイベント「砂走り」にももちろん挑戦する。
下山道にある「砂走り」。
まさしく走って下山する富士登山最大の醍醐味。
来年挑戦予定の最難関御殿場ルートにあるのは「大砂走り」。
前哨戦として、ともかく素晴らしいトレイルランニングコース。(笑)
須走ルートと御殿場ルートには登山とマラソンの両方が楽しめる最強の地獄が展開している。(爆)
余談2:
最後の動画は壮絶な富士登山「須走ルート」の、
ある意味、非常にリアルな場面を赤裸々に見せて来る。
激しい高山病を食らい、登頂出来ないシーン。
これもまた異様に厳しくて苦しい富士登山の姿かと。
どこで撤退を決意するのか?
それも立派な登山だと思っている。