最新刊「富士登山パーフェクトガイド」JTBパブリッシング | 東京・横浜物語

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最新刊「富士登山パーフェクトガイド」JTBパブリッシング

 

このところ書店では売り切れ状態だった、

おそらく最新版が編集中と思われていた現在唯一ある富士登山の単行本である、

「富士登山パーフェクトガイド」の最新刊がいよいよ登場した。

 

物凄く人気のある富士登山だが、

非常に驚くべき事に専用の単行本としての登山書は、

私が知る限りにおいてはこの1冊のみだ。

 

他にはムック本の大きさで、

山と渓谷社「富士山ブック」が1年毎に出版されていたが、

コロナ禍以降は出ていない。

 

今年出るのかは今のところ分からない。

 

また、山と渓谷社のアルペンガイドには富士山に特化したものは出ていない。

 

アルペンガイドの亜流ではあるが、

「関東周辺 週末の山登り ベストコース160」の中で少し紹介されているのみだ。

 

旅行書で有名な「るるぶ」「まっぷる」でも出ているが、

さすがに旅行関連が得意な出版社なので、

富士登山以外の情報も多くあり、

登山に特化した感は薄い。

 

とは言え、非常に参考になるが。

 

と言う訳で、今年富士山に登ってみたいと考えている人には、

現時点では唯一無二の単行本である「富士登山パーフェクトガイド」。

 

これは必読書だと思っていい。

 

富士登山を成功させるには6つのハードルが存在している。

 

1.前提条件 想像以上に厳しいアウトドア行為

 

2.正しい知識

 

3.正しい装備とそれを使いこなす技術

 

4.天候リスク

 

5.高山病リスク

 

6.体力

 

この6つのどれか1つでもクリアしていないと、

敗退する確率は飛躍的に高くなる。

 

おおよそ富士登山の成功確率は50%くらいと言われているが、

確かにそんな感じがする。

 

この中の2.の正しい知識は、

「富士登山パーフェクトガイド」を読めばほぼ得られる。

 

もし「富士山ブック」が発行されたら即読みが原則でもあるし、

「るるぶ」「まっぷる」の「富士山」も読んでおいた方がいいのは言うまでもない。

 

富士登山を軽く言う連中は非常に多い。

 

だが、そんなオレ様一番系のヤツらの言う事を真に受けていたら命がいくつあっても足りない。

 

実際に富士登山の世界は夏の開山の期間だけで、

毎年数人~6人くらいの死者が出ていて、

遭難者に至ると60~80人くらいいる。

 

つまり開山中の富士山では僅か2ヶ月ばかりの間に、

「ほぼ毎日遭難者が出ている」のである。

 

ナメていたら本当に遭難する。

 

非常に厳しい世界なので、

しっかりとこのパーフェクトガイドを読んでからしないと極めて危険であると思う。

 

また、この種の情報は最新の物が必要なのは言うまでもなく、

本だけの情報でも不完全だ。

 

以下の公的サイトのチェックも必要だ。


https://www.fujisan-climb.jp/


今年も私は富士登山が出来るのかどうかは今のところ分からない。

 

まさかの脳梗塞の疑いで精密検査待ちの状態。

 

もし出来るならば今年は「須走ルート」で挑戦する予定。

 

いよいよこれらからかなり厳しいルートを順次攻略して行く。

 

吉田ルート(コース定数42、攻略済み)

 

富士宮ルート(コース定数40、攻略済み)

 

須走ルート(コース定数50、今年予定)

 

御殿場ルート(コース定数60、来年予定)

 

ゼロ富士(コース定数139、メチャクチャビビッている。笑)

 

と言う予定になっている。(笑)

 

さて、どうなるやら。

 

終わり