ノルディックウォーキングについて | 東京・横浜物語

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東京・西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
東京の山の手地区の昔話や東京・横浜の生活などについて語って行くブログです。

ダイエット、筋トレ、ランニング、登山、クラシック音楽、美術館・博物館巡り、能、歌舞伎、落語などの古典関連の記事が多いです。

「ノルディックウォーキングについて」

 

※あくまでもトレーニングやダイエットの観点において※

 

最近、横浜市内の広大な遊歩道をランニングしていますと、

時折2本のストックを使って歩いている人達を見ます。

 

ノルディックウォーキングと呼ばれるもので、

日本国だとポールウォーキングやストックウォーキングと言う呼称もあり、

別の競技、もしくは総称としても使われているらしいですが、

ここではノルディックウォーキングと統一します。

 

私が見るケースではかなりのご高齢者か、

少なくとも中高年以上の人が多いように思っています。

 

何度かウォーキングについては書いておりますが、

ノルディックウォーキングに関する事も基本的には同じように考えています。

 

これは私の勝手な思い込みではなく、

医師から言われた事に基づいておりますので、

この扱いは非常に慎重にならないと危険です。

 

最重要事項:ウォーキングの消費カロリーは1万歩でも約300kcal。

      (非常に少ないのに注意)

 

カロリーを出されるとイメージ出来ない人が多いのを、

かつてのダイエット超絶劣等生だった私は良く分かりますので、

指標を出しておきます。

 

チョコレートケーキ1切れ = 500kcal強

 

カツカレー大盛り = 約1500kcal

 

つまり1万歩を歩いても甘い物や大盛り飯を食べていたら、

1発でブッ飛んでしまうほどウォーキングでは全く痩せないと思っておくべきです。

 

事実、私はそうでした。

 

週に2回くらい2万歩や3万歩を歩いていましたが全く痩せませんでした。

 

むしろ超絶太ってしまい結局ブッ倒れたのであります。

 

ノルディックウォーキングはヨーロッパの香りがプンプンするオシャレなイメージもありますが、

ウォーキングはウォーキングですので、

医師から言われた事をそのままお伝えしますと、

ことトレーニングと言う観点では、

「ウォーキングは絶対にダメです」。

 

全くトレーニングになりませんので要注意です。

 

ただし、元々ダイエット偏差値が50以上ある健康人が、

その健康を維持するためにやるなら全然オーケーです。

 

また高齢や病気、ケガにより、

走る事が出来ない人が医師の指示においてやる分には全然オーケーどころか、

どんどんやるべきでありましょう。

 

しかし元々走れる身体を持った人が、

楽をしたいがために、

健康に良さそうとダイエットやトレーニングの一環として始めるのはアウトです。

 

もちろん趣味としてやりたい人がやる分には何ら制限はありませんが、

少なくとも「健康」を念頭にする意志があるならば、

ウォーキングの扱いは慎重にならないと非常に危険です。

 

時間ばっかりが異常にかかる割に痩せません。

 

かつての私はそれで倒れたのであります。

 

今の私がノルディックウォーキングについて考えているのは、

加齢もしくは病気、ケガにより、

非常に近い将来、ランニングの継続が出来なくなるのは確実ですから、

そうなった時の代替スポーツとしてとても良さそうに思う、となります。

 

歩行形態の進化と言いますか退化は以下のように進むと思っております。

 

ランニング→ウォーキング→リハビリ→いずれ死ぬ

 

ランニングをしていれば、

身体も心も鍛えられますので、

いざ走れなくなった時の事を考えると、

ウォーキングに切り替えればいい訳でして、

歩けなくなったらリハビリをすればいい、と。

 

何事も拒絶するのではなく、

色々と代替手段を持っていた方が有利であると今の私は考えております。

 

いずれ走れなくなるのだけは確実です。

 

それがいつなのかは誰にも分かりませんが、

走れなくなった時の準備はしておくべきであろう、

とは思っている今日この頃であります。

 

ノルディックウォーキングは通常のウォーキングよりも、

膝や腰への衝撃が少ない分、とても良いように思えます。

 

実に面白いものが出て来たなと思っております。

 

※写真はWIKIより。