「痩せないウォーキング記録」
まだ不摂生が原因で倒れる前の頃の記録を偶然目にした。
2018年は掲載した写真のような行動パターンを土日になるとしていた。
「東京メトロ一日乗車券」を購入して、
東京圏の美術館や博物館を朝から晩まで周っていた。
例えば2018年4月28日(土)には18,207歩「も」歩いていたし、
翌日の29日(日)には23,037歩「も」歩いていたのを、
自慢気にアップしていた。
周っている美術館・博物館の数もとんでもなく、
「ぐるっとパス」や「格安チケット」を利用しながら、
毎週毎週凄まじい距離を歩いていた訳である。
そうして2万歩「も」歩いているのだからと、
写真のような食事も自慢気にアップしていた。
それで結局健康でいられたのか?と言うと、
もちろんそんな訳はなく。
とうとうブッ倒れてしまい、末期ガンや脳血管障害の疑い、
糖尿病他、様々な病気の症状に悩まされて来て、
今のトレーニング生活に繋がっている。
現在の私は医療ダイエットとトレーニングが開始されてから3年が経過しているため、
何故ウォーキングで痩せないのか?と言う理由は非常に良く理解出来る。
当時は凄い運動をしていると思い込んでいたのだが。(苦笑)
ちなみに10,000歩を歩いても約300kcalしか消費されない。
チョコレートケーキ1切れが約500kcalなので、
ウォーキングはほとんどトレーニングにならないのが分かるかと。
ウォーキングとは、元々ダイエット偏差値が50以上ある健康人が、
その健康をキープするためにやるのなら凄くいい。
そう言う人は普段から食事にも気を遣っていて、
定期的に受診し自分の健康状態を把握しているはずだ。
だが不摂生なヤツに限って「カロリーの概念は皆無」だし、
ましてウォーキングとランニングの消費カロリー的な違いも分かる訳はないし、
そもそも運動をしていない。
とは言え、私のこのウォーキング生活は、
倒れる時期を先延ばしするのには成功していたと思う。
普通、写真のような食生活をしていたら、
1〜数年くらいで確実に最低でも痛風か糖尿病を発症し、
運が悪かったら脳血管障害になってあの世行きになっていたかと。
ウォーキングのお陰で倒れたのが10数年先になったのは、
ラッキーだったのかアンラッキーだったのかは分からないが、
非常に危険だったのは間違いないところだ。
自分の血液検査の数値が正常ではなかったら、
一刻も早く適度な運動を開始しないと手遅れになるかと。
過去の記録を見たら、
懐かしさよりも恐怖を感じた。
こんな事を自慢気にアップしていたら、
そりゃ倒れるよな、と。
終わり