「ランニングと登山とピキーン問題」
要注意:疲れている時に迂闊に足を運ぶとピキーンッてなる(苦笑)
日曜日に久しぶりにリハビリランに出て、
取り敢えず15km程度の抑えたランで終えるつもりでいた。
結果的に16kmランになったのだが、
案の定、情けない事に13km地点くらいで結構ヘバッていた。
イケるとは思っていたが、
足に違和感があり、無理はせずに超スロージョギングのペースを守って走っていた。
そしてその13km地点くらいで、
明らかに疲労から足の運びを間違えてしまった。
右足の着地を変な風にした途端、
踝がピキーンとなった。
ヤバいっ!!と思って立ち止まって足の角度を調整して伸ばして、
何とか攣り状態には移行させずにギリギリ防げた。
このヤバいと思った時の瞬間的な対応は非常に重要だ。
ちなみに伸ばすだけでは復活しないケースもあるので要注意だと思う。
それは昨年の富士登山、富士宮ルートの登りで起こった。
一昨年の吉田ルートからの登頂の時と違って、
富士宮ルートは六合目を過ぎたらずっと急登が続き、
新七合目を過ぎた辺りではかなりヘバッていた。
そうして元祖七合目の山小屋に到着した時、
右足脹脛がピキーンとなった。
その瞬間、直ぐに横になり足を伸ばして本格的な痙攣状態は防げたのだが、
このままでは絶対に回復しないと確信した。
疲労の度合いが桁違いだったから。
登山用のベストのポケットから携帯薬箱を取り出して、
即座に足攣りの特効薬「芍薬甘草湯」を飲んだところ、
さすがに特効薬、嘘みたいにスーッと攣り始めの感覚は消失し、
それ以降は普通に登山出来た経緯がある。
キツい長距離走や登山時には「芍薬甘草湯」を携行した方がいいと思う。
日曜日はリハビリランだし距離も短いし、
大丈夫だとタカを括ってしまい油断していた。
足は一旦本格的に攣るとそう簡単に回復してくれない。
即座の対応が必要だと思う。
ジムトレだと掛かる負荷が予め分かっているし、
ウェイトや回数を自分で調整出来るので、
ランや登山のような変な負荷が掛かってピキーンは少ないように感じている。
いずれにしてもピキーンは恐い。(苦笑)