90歳になっても元気な人の特徴 | 東京・横浜物語

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東京・西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
東京の山の手地区の昔話や東京・横浜の生活などについて語って行くブログです。

ダイエット、筋トレ、ランニング、登山、クラシック音楽、美術館・博物館巡り、能、歌舞伎、落語などの古典関連の記事が多いです。

「90歳になっても元気な人の特徴」

 

最も重要な結論:筋トレとウォーキングが決め手

 

先ほど「50代で病気で死んだ人の特徴」と言う記事をアップしました。

 

今度は90歳になっても元気な人の特徴を挙げてみたいと思います。

 

こちらも身近なサンプル数が3例ほどしかないため、

80代後半から90代で元気な人とします。

 

もちろんコレを持って絶対に正しいなどと言うつもりはありませんが、

こちらも最新の科学的知見と合致しているためほぼ正しいと思われます。

 

この場合の元気とは、

もう平均寿命を超えている人達ですから、

今後どうなるのかは分かりませんが、

取り敢えず現時点で重大な病気を抱えておらず、

自分の足で歩ける人を指すと定義します。

 

先ず最近最も驚いたのが、

もちろん直接的には存じませんが、

昔オロナミンCのコマーシャルで非常に有名になった大村崑氏です。

 

大変失礼ながらとっくの昔に亡くなられていると思いきや、

非常に元気な姿を知りびっくりしたのであります。

 

そこで92歳の大村崑氏、私の母の友達の80代後半の女性、

そして一応私の母の3例を挙げてみたいと思います。

 

この3人には明確な特徴があります。


それが最初に挙げた結論の筋トレとウォーキングにあるのですが。

 

大村崑氏:元々身体が弱かったらしいが、

     86歳より筋トレを開始。

     みるみるうちに元気になり、

     92歳の現在、バーベルを持ち上げている写真を見て驚いた。

 

母の友達:現在80代後半でつい最近まで歩行困難だった。

     しかし引越しに伴い、通うディケアセンターを変えたところ、

     運動重視のところで徹底的にリハビリをさせられたと言う。

     私の母が久しぶりに近所で歩いている姿を目撃し、

     何かの間違いだと思って驚愕していた。

     もう動けなくなって寝たきりになっていると思っていた人が元気に歩いていた、と。(笑)

 

私の母:元看護師なので若い頃から健康にはうるさかった。

    80代の今でも「毎日1時間の体操」は欠かさない。

    つい最近、もう使わなくなった1kgのダンベルが行方不明になっていたのだが、

    私の娘が部屋でダンベルトレーニングしている母の姿を目撃して驚愕していた。(笑)

    今でも定期的に検査のため病院まで自分の足で通っているが、

    医師には「その歳で1人で歩いて来るのは貴女しかいない」

    と言われている。


この3人の特徴。

 

もちろん「筋トレ」「自力歩行」となります。

 

また、大村崑氏と母の友人は以前は身体が弱かったですが、

「80歳を超えてからトレーニングを開始」しているところが非常に興味深いです。

 

人生の最晩年においても充分に効果があるのを証明しています。

 

最新の医学では、歳を取った時こそ筋トレが大切だと先日もネットニュースになっていました。

 

今の私はランニングを最重視していて、

続いて筋トレで、筋トレはフルマラソン能力維持のための補助手段と考えております。

 

そうしてフルマラソンさえ出来れば獲れると考え、

富士山最難関の御殿場ルートや北アルプス制覇を目標にトレーニングをしています。

 

しかしいずれ近い将来、もしかしたらそれらが出来ないで終わる可能性も充分に考えております。

 

その時こそ、筋トレとウォーキングがメインになる日である、と。

 

人間には寿命がありますので、

いつか必ず、それも近い将来においてマラソンや登山が出来なくなる日が来ると思っております。

 

おそらく10年は無理で、長くても5年と考えています。

 

しかし上手くトレーニングをしていれば、

筋トレやウォーキングなら続行は可能です。

 

富士山や北アは無理でも高尾山や尾瀬なら行けるかも知れないです。

 

何事も最悪なのは、

「ゼロ100%思考」であると考えております。

 

出来なくなったらもう全てやらない、と言うアレです。

 

少しでもいいから出来る事をやってそれを維持すれば良いのではないか、と。

 

80歳になってからフルマラソンはもう無理でしょう。

 

やっている人はいますが、ランの経験の無い人がいきなりやったら死の可能性があります。

 

でもウォーキングなら出来る人は相当いるかと思います。

 

歳を取ってから鍛えてもまだ間に合うと言う現実。

 

それは希望でもあり、知らなかった場合は悲劇でもあり。

 

これもかなり恐い世界であると認識しております。

 

終わり


余談:

私の父は凄い酒好きでしたが、

何とか日本人の平均寿命までは辿り着けました。

若い頃の登山経験からなのか、

「オレは歩くのは全く苦にならない」と豪語し、

かなり高齢になってからもやたらと歩いていました。

物凄く腹が出っ張り、非常に問題のある食生活でしたが、

ウォーキングと言う最後の最後の切り札を捨てなかったのが良かったと私は思っております。

ウォーキングは中高年以下がやる運動としては、

私も医師から言われてましたが、

本来なら絶対やってはいけないトレーニングなのですが、

(効率が悪過ぎるから)

高齢者には俄然意味がある大切な最終手段になってくるかと。

中高年以下はランニングと筋トレをメインにするのは言うまでもありません。