超絶マニアックな横浜観光の話
「横浜都筑・遊歩道ラン&ウォーキング:Googleマップと比較すると絵地図は楽しいし便利な件」
横浜市都筑区には区の全域にかけて非常に広大な遊歩道が完備している。
特に以前は北ルート、南ルートと呼ばれていたメインの部分は、
一旦遊歩道に入ったら、
北ルート、南ルートこそ繋がってはいないが、
各ルート内は完全に車道とは交差しない独立した存在として非常に多くの公園群と繋がっている。
さらに部分的に断絶しながらも遊歩道は南部の公園群にまで伸びている。
横浜市都筑区は1994年に新しく出来た区となる。
新しいだけに設計思想も新しい。
かつては横浜のチベットと呼ばれていたらしいが、
何もなかった丘陵地帯に港北ニュータウンと言う新興住宅地を造り、
独自の発展をし、現在ではもっとも住みたい神奈川県の街で何と1位を4年連続で獲った記録もあるほど凄い人気となっている。
横浜は日本国全体に広げた住みたい街アンケート調査でも1位を獲った事があるくらい人気の街だが、
その神奈川県内で一番人気の地は果たしてどんな所なのか?
それは前述した遊歩道に代表されていると思う。
都心の最高級住宅地は確かに素晴らしいのだが、
ことアウトドア性、自然系になった途端、悲惨な事態になる。
まあ白金には僅かに自然教育園として森が残されているくらいで、
基本的に都心部に「ツカえる遊歩道」は存在していない。
遊歩道があっても自然とはほぼ無縁な存在になる。
ではその都筑区の遊歩道とは如何なる存在なのか?
「緑道ハレバレMAP」なる物が都筑区内の書店で買えるのだが、
それを見ると非常に良く理解出来る。
この遊歩道の凄味は残念ながらGoogleマップを見ても良く分からない。
特殊なこの絵地図を見た時に壮大さと緻密さが一気に見えて来る。
と言うのはGoogleマップはあくまでも一般的な地図なので、
大きな自動車道路も遊歩道もその大きさに合わせて均等に表示している。
遊歩道だけ特別扱いしていないため、
Googleマップを代表に他の市街地の地図も同様に出来ている。
だがもちろん緑道ハレバレMAPはこの遊歩道を歩くための絵地図なので、
緑道ウォーキングには絶大な威力を発揮する。
私は20年以上昔の、娘がまだ小さい頃にこの遊歩道の存在に気付いて、
当初は電動自転車で盛んに来ていた。
そのうちに犬も飼い出したので、
かなり頻繁に行っていたと思う。
当時はまだMAPはなかったので途中にある2つの古民家を中心に行っていた。
そのうちにMAPを手にしてからはかなりな部分を制覇した。
しかし、メインルート以外の部分をおおよそ制覇したのは、
つい2年ほど前の、マラソンを再開して走行距離が30kmに到達したくらいからだ。
特にフルマラソンを獲るための練習として、
この遊歩道の南部まで足を伸ばしてからだった。
これにより、ほぼ全て制覇したつもりになっていた。
だが昨日。
腰痛リハビリウォーキングでセンター北駅まで来た。
ゆっくりと大回りして帰ろうかと思っていたら娘からメールが来て、
最寄り駅に来て、私のサーティワンの金券を利用してアイスクリームを買えと言って来た。
リハビリなので電車は使いたくないので、
待ち合わせ時間を設定したが、
何とGoogleマップでは分からなかったが、
緑道ハレバレMAPだとセンター北駅からまだ未知の緑道があり、
最短ルートで行ける道があるのが分かった。
自宅まで1時間半ちょっとで戻れた。
この種のメイン以外の場所でもやたらと細い遊歩道があり、
住宅地や公園と繋がりまくっている。
全てを把握するのは非常に難しい。
ちなみに改めて地図を見て感動したのが、
以前フルマラソンを初めて走り切った時のルートだったと思うが、
あ、違うか?、まあそれはともかく、
山田神社に初めて寄った。
その直近に「あさひのみち」なる、
いずれ遊歩道になるのを想定した早淵川に繋がる道があったのには驚いた。
センター北駅から住宅地方面に進んで行ったら、
「中央大学附属横浜中学校・高等学校」があった。
もう随分と長いこと横浜市北部に暮らしているが、
全く知らなかった。
Googleマップを時折起動させて精密な現在地を把握し、
緑道ハレバレMAPで近くの観光すべき場所のチェック。
素晴らしい超絶マニアックな横浜観光。
無敵だな、と思った次第。
(^ν^)