お酒についてふと思った事:寄生虫の戦略に似ている | 東京・横浜物語

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お酒についてふと思った事:寄生虫の戦略に似ている

化学式C2H5OH(CH3CH2OH)

この単純ないわゆるお酒の化学式。

昔の友人がお酒で死んでいたのを知り、
色々考えてしまう。

お酒とはまるで寄生虫のような戦略を取っているな、と。

多くの寄生虫は不思議な生命サイクルを持っている。

例えばある寄生虫は、
最初は芋虫の中で成長するも、
成体にはなれず、鳥の身体の中に入らないと次の段階に進めないそうだ。

そこでどうするのか?と言うと、
芋虫の目をやたらと大きくさせて、
さらに高い所に登らせるようにするらしい。

こうする事により、
鳥に見つけられ易くし、
食べてもらうように仕向ける訳だ。

つまり芋虫を完全にコントロールしている。

人類は上記の化学式の物体をともかく大量生産する。

これを摂取した人間は快楽を味わい、
ますます大量に作り出す。

こうしてこの単純な化学式の物体は、
自己増殖する、と言う生命体の本質と同じように動いて大成功している、とも言える。

人類を完全にコントロールしている。

お酒とは見事な寄生生物のように見えなくもない。