ドイツの親と日本の親 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「ドイツの親と日本の親」

 

ふと思い出した。

 

昔、ドイツ語を少し習っていた頃、

先生はやけにシブい中年男性だった。

 

家庭の話題になった時、誰かが、

「ドイツはいいですよね。

 日本みたいに親が適齢期になると結婚しなさい、などと言わないから。」

と言ったら、先生は非常に驚いた顔をしてこう言った。

 

「ドイツも日本も同じですよ。

 我が子の将来を心配するのはどこの国でも皆同じ。

 適齢期が来ても結婚しないでのらりくらりしている子供を見て心配しない親などいませんよ。」

と。

 

この辺を勘違いしている日本人は非常に多いと思う。

 

特に「欧米では・・・」が口癖になっている日本人の場合、要注意かと。

 

終わり

 

余談:

欧米、特に北欧に理想社会を見ている日本人は非常に多い。

例えば移民を沢山受け入れて、教育を頂点に高福祉で素晴らしいのだ、と。

日本も絶対に見習わなくてはいけない、と。

しかし現在北欧の某国は移民の受け入れを根本から見直すと宣言した。

また徴兵制も復活している。

余りにも北欧を理想化するのは危険であるとかねがね思っている。