マラソンと登山と心肺機能 | 東京・横浜物語

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西麻布に生まれ育ち、現在は横浜に居住する筆者が、
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「マラソンと登山と心肺機能」

 

今年の夏、初めての富士登山挑戦中、

吉田ルート七合目から八合目の急登で今まで体験した事のないほどの苦しみに遭っていました。

 

全身滝汗で、終わらない急登を前に、足腰は幸い大丈夫だったのですが、

意外にもそれまでは35kmランニングをしても全然平気だった私の心肺機能がおかしくなって来たのであります。

 

富士登山に挑戦した時の私のランニング能力は35kmに到達していたし、

予備登山では高尾山~小仏城山縦走以外に丹沢表尾根縦走までしていたのでバッチグーだと思っていたのですが。

 

実際に北アルプス愛好家の従姉にも「それは凄い。どこでも登れるでしょう?」と言われてましたが。

 

この心肺機能の乱れの原因は明らかに空気の薄さによる苦しみでした。

 

富士山特有の呼吸法を維持していましたが、

急登でペースを思い切り乱されてしまった、と。

 

また先日フルマラソン42.195kmに挑戦中、

35kmを過ぎた辺りから急速に心肺機能がおかしくなって来ました。

 

これは富士山の時とは明らかに違うタイプのおかしさでした。

 

富士山の苦しさは非常にド派手で苦しいものでした。

 

実際、八合目への急登や最後に食らう九合目の急登に至っては、

周囲の人も口をきく元気すら失っていたのが印象的であります。

 

フルマラソンは、その時は既に完全な平地で、

超スローペースながらも何とか一定のリズムで走っていましたが、

何と言ったらいいのか・・・古い機械の限界が来た感じ???(苦笑)

 

あ、これ、ヤバいなと思ったのであります。

 

苦しくはありませんでした。

 

そこで取った措置は、フルマラソンも富士登山も同じでしたが、

「休息」「ペースダウン」「糖分補給」です。

 

すると何とか回復してくれてどちらも達成出来た、と。

 

心肺機能を向上させようと、静岡県警の富士登山関連ツイッターでも言われていましたが、

この心肺機能と言うやつはなかなか自覚する事が出来ないので難しいと思われます。

 

普段からのトレーニングで鍛えるしかないのではありますが。

 

徐々に徐々に距離やスピードを上げて行く事でしか鍛えられない気もしています。

 

富士登山やフルマラソンへのチャレンジは、それまで運動していなかった私のような者の場合、

やはり1年くらいはトレーニングに時間をかけないと非常に危ないと感じてます。

 

足や腰の筋肉強化、心肺機能強化、余分な脂肪の燃焼、血液検査のクリア等々。

 

中でも心肺機能と、それに伴う血管年齢は非常に恐いと思っております。

 

以前、東京マラソンでは太っていたので有名だった芸人さんが心肺停止状態になったのが知られています。

 

幸い一命を取り留めましたが。

 

現在、私が踏み込んでいるマラソンと登山の世界は、

改めて非常に危険な世界でもあり、

地道な努力と言いますか、トレーニングをしていないと死に直結していると感じてます。

 

特に登山は苦しくなったからと言って直ぐにリタイヤ出来ないため最も危ないと思ってます。

 

まあ、だからこそ面白いとも言えますが。

 

終わり