こんにちは。

 

 

自らのHSP傾向と付き合いつつ、

精神科医として働きながら、

イヤイヤ期真っ盛り(もうすぐ終わり?)の男の子のお母ちゃん。


前回はこちら。



ついさっきのことです。


カフェで驚きの会話を耳にしました。


私の隣のテーブルに女子大生が2人。


そして、20分ほど遅れてもう1人が登場。


彼女を、仮に甘子と呼びます。


3人はどうやらお店で待ち合わせをしていた様子。


甘子だけ大分遅れてきたのです。


その甘子の第一声。


「ごめんねー。


私は急いでたんだけど、


電車が遅くってドキドキ



小学生みたいな言い訳にびっくりしました。


電車のせいかよ!


しかも遅延とかではなく、


遅くって、ってどーいうこと!


突然責任転嫁された各停電車電車


で、もっとびっくりしたのが、


「あ、そうなんだー」と言って、


先に来た2人も全然気にせず、


楽しそうに3人で話し始めます。



黒猫しっぽ黒猫からだ黒猫からだ黒猫あたま



この様子を見ていた私、


最初はモーレツに甘子に腹が立ちました。


というのも、


私は絶対に時間に遅れたくないタイプ。


友人の時間も大切にしたいし、


何より人として約束は守りたい。


遅刻したら切腹します、ぐらいの勢いで


当日出かけます。


だから友人の遅刻にも、


「私のこと、大事じゃないのね!」


「社会人失格!」と


内心では厳しく断罪しているのです。



猫しっぽ猫からだ猫からだ猫あたま



が、しばらくして思いました。


甘子、実はすごいのかも…。


小学生みたいな理由で、


堂々と遅刻できる。


それって、


自分のことも、友達のことも


信頼してないと無理だよね。


平気で遅刻できて、


しかもそれを友人が受け止めてくれるって


ちゃんとわかってるから。


そんな人間関係をちゃんと作れてるから。


つまり、甘子は世界を信頼してる。



もし私が甘子なら、


「直前にお腹痛くなっちゃって」とか、


ちょっとした嘘で誤魔化してただろうな…。



犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま



甘子は、ただのわがままガール?


それとも…


「世界を信頼するプロ」?


甘子さん、師匠と呼んでいいですか指差し