近畿日本鉄道大阪線名張駅で特急列車の切離し作業を撮影 平成31年1月23日(水) | ふなたんのブログ

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平成31年1月23日(水),伊勢神宮へ初詣へ行ったおり近鉄の「特急 宇治山田」(705列車 大阪上本町駅7:50発-名張駅8:40着44発-宇治山田駅9:36着)行に乗車しました。列車は8両編成で運転されますが,途中停車駅名張駅で大阪上本町駅側4両を切離し,名張駅-宇治山田駅間は4両編成で運転します。ラッシュ時の輸送を終えた車両が名張駅で行われる切離し作業を久々に撮影しました。

近鉄は特急車両・一般車両(通勤形車両)とも利用客の様々なニーズに応えるべく柔軟に車両の連結・切離しを行っております。以前と比べると少し見る機会が減りましたが,駅も含めて連結・切離し作業を朝夕時を中心に行っております。また幌を繋げて運転している利用客を第一に考えていると思います。他の鉄道会社では幌を繋げないところもありますので。

※:画像の説明は私個人の見解であり近畿日本鉄道は一切関係が無い事を予めお断りいたします。

 

▲30000系30207編成+12200系12253編成+22000系22128編成,「特急 宇治山田」(705列車 大阪上本町駅7:50発-名張駅8:40着44発-宇治山田駅9:36着)行が名張駅に到着。12200系+22000系が切離されるため,早速駅員が車内に乗客が残っていないか確認を行っています。一方,30000系30207に名張駅から乗務する車掌,12200系12353の乗務員室に切離し作業を行う運転士がそれぞれ乗り込み作業が始まります。

 

先ずは30000系30207と12353を繋いでいた幌を取外します。名張駅助役の補助の元,30207に居る車掌が手早く帆を30000系30207へと収納していきます。(画像2枚目~4枚目)

 

30000系30207へ収納した幌は車掌がフックで留めていきます。

 

30000系30207へ収納した幌がフックできちんと留まっているか最終確認(ダブルチェック)を行う車掌と,切離しに向けて機器の動作を行う12353の運転士。

 

▲▲ ▲フックで幌を留め終えた車掌は続いて渡板を12200系12353→30000系3207の順で上げていきます。

 

30000系207の渡板を上げ終えた車掌は引き続き前面の幌カバーをセットしていきます。セットを終えると貫通扉を閉めると車掌の切離し作業の準備はほぼ終了です。(9枚目~13枚目)

 

▲▲ ▲30000系207の切離し作業と同時に12200系12353に名張駅まで運転を行ってきた運転士から引継ぎを行います。12353側も名張駅助役の声出し合図で切離しの作業を行います。

 

切離し直前の30000系30207編成と12200系12253編成+22000系22128編成。このあと12200系12253編成+22000系22128編成の乗降扉が閉まり,12200系12253編成12353の前面貫通扉を閉めて運転士が運転台に行くと切離しが始まります。

 

▲▲▲名張駅助役の緑旗合図で後退をする12200系12253編成+22000系22128編成。▲▲直ぐに赤旗合図で停車する12200系12253編成+22000系22128編成。後退し終えた12200系12253編成+22000系22128編成。駅の案内装置が後退直前(緑旗合図)の画像では12200系側窓4枚目の位置から後退後の画像は側窓3枚目に位置するのが判ります。

 

30000系30207編成と12200系12253編成+22000系22128編成の切離し作業を終えて30000系30207編成30207と12200系12253編成12353の連結器・電気連結器(連結器の下)・標識灯などに異常が無いか確認を行う名張駅助役。

 

切離し作業を終えた12200系12253編成+22000系22128編成。12200系12253編成12353の前面は貫通扉のみ閉められた状態で,幌カバーは開いた状態(車庫で見られる姿,次の運用に備えてか)でした。方向幕も現在は定期運用が無い「名古屋 湯の山温泉」表示と珍しく,駅の案内装置は現在は液晶画面に交換され,12200系も数年で姿を消すので貴重な姿を残せました。

 

30000系30207編成「特急 宇治山田」(705列車 大阪上本町駅7:50発-名張駅8:40着44発-宇治山田駅9:36着)行の発車を待つ12200系12253編成+22000系22128編成。12200系12253編成12353の方向幕は回転を終えて次の運用となる「大阪難波」と表示し入換運転を現す標識灯と後部標識灯の全点灯が既に行われています。30000系30207編成「特急 宇治山田」出発後,12200系12253編成+22000系22128編成は名張車庫に入庫し車内清掃などを行い次の運用に備えます。

 

4分と限られた時間で切離し作業を行う光景は何度見ても凄いなと思います。近鉄は連結作業もおおよそ同じ時分で行っています。画像は全て大阪線名張駅にて