京阪電鉄13000系13003編成13053前面に幌取付 平成30年5月26日(土)撮影 | ふなたんのブログ

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平成30(2018)年5月中旬のある日,京阪電鉄13000系13003編成(4両)13053に幌と渡り板が取付られたことを知りました。13000系老朽取替として平成23(2011)年から製造が開始された新形式の通勤車で4両編成が先に登場し,平成26(2014)年製造から7両編成(20番代で区分)も登場しています。4両編成は2本連結して8両編成として京阪本線で使用も考慮されています。8両編成とする際は車両番号奇数編成の淀屋橋駅方先頭車と偶数編成の出町柳駅・宇治駅方先頭車を連結するようになっています。該当の先頭車は栓受けの設置や併合後に貫通する構造で間仕切扉・幌などを設けていますが,4両編成での運用の際は取り外されています。13003編成は平成24(2012)年に営業運転開始前の試運転が前面に幌取付(13002編成も同様)で,13002編成との併結試運転も行われましたが,併結試運転終了後に取り外されて営業運転を開始しました。これらの試運転はカメラを修理に出していたときだったので悔しい思いをしました。約6年後に13003編成が前面に幌を取付鉄道営業用運転に就くと,「直ぐに取り外される・リベンジをしたい!!」と思い,平成30(2018)年5月26日(土)に撮影に行きました。13000系4両編成は交野線と宇治線で運用されていますが,前面に幌を取付た13003編成は宇治線で運用されている事が多いと事前の調べで判り,宇治線が分岐する中書島駅へ向かいました。13003編成がこの日運用されているか判りませんでしたが,中書島駅に到着してから約10分後13003編成が宇治駅方から姿を見せた時は「よっしゃ!!撮影できる!」と喜びました。そして宇治線で運用されている13003編成の撮影を行いました。前面に幌を取付た13003編成は直ぐに幌が取り外されると思っていましたが,約1年間取付て運転されました。

 

前面に幌を取付た13053号車を先頭にした13000系13003編成,「普通 中書島」行(V1304C 宇治駅13:29発-中書島駅13:44着)が宇治線の運用に就いていました。前面に幌を取付た13000系の営業運転は今回が初めてとなりました。

 

宇治線黄檗駅-三室戸駅にて

 

前面に幌を取付た13053号車を先頭にした13000系13003編成,「普通 中書島」行(V1208C 宇治駅12:49発-中書島駅13:04着)。13000系は2600系取替用として製造が開始されたために2600系と同様に柔軟に組成変更が可能で,13000系の4両編成となる13002編成の13002の前面には幌受枠が取付られていた(撮影出来ず)ので,併結して8両編成での使用が想定されていたと思われます。この併結は結局行われませんでしたが,8両編成の予備車として準備が行われたと推測されます。

 

宇治線・京阪本線中書島駅にて

 

前面に幌を取付た13000系13003編成13053号車,「普通 宇治」行(V1207U 中書島駅12:30発-宇治駅12:45着)と前面に幌未装備の13000系13001編成13051号車,「普通 中書島」行(V1204C 宇治駅12:29発-中書島駅12:44着)が離合します。13000系4両編成で運転の際には併結装備が取り外されて運用(13001編成の状態)されるのでこの離合は珍しい光景となりました。同じ13000系4両編成ですが,前面に幌を取付ただけで印象が大きく異なる事が判ります。

 

宇治線六地蔵駅にて

 

平成30(2018)年5月19日(土)から約1年間13053号車前面に幌を取付て宇治線・交野線で営業運転に就いた13000系13003編成。画像は宇治線で運用されている13000系13003編成です。今回は併結運転が行われませんでしたが,今後の動向が気になります。

 

13000系13003編成13053号車前面に取付られた幌は13000系用に製造されたものです。13000系は京阪通勤車両としては久々の中央貫通扉となりました。 画像は一部加工しています。

 

以上2点,宇治線・京阪本線中書島駅にて

 

13000系13003編成13053号車前面には幌と画像の渡り板が取付られていました。

 

13000系4両編成の奇数編成の淀屋橋方先頭車と偶数編成の出町柳・宇治方先頭車は画像のように連結用の栓受を設置,栓受設置に伴いスカート(排障器)に切り欠けを設けています。

 

以上2点,宇治線木幡駅にて

 

前面に幌と渡り板を取付た13000系13003編成13053号車の運転室は併結運転に備えて間仕切扉が設置されていました。