『場内移動列車』
緑木検車場の線路を使い運転された場内移動列車。検車場内に特設された「フェスティバル駅」と「にゃんばろう駅」を片道約5分かけて運転していました。
「にゃんばろう駅」に停車中の場内移動列車。バッテリー機関車+谷町線30000系2両。
検車場内で行われている車両の入れ換えと同じ光景を見ることが出来ました。
場内移動列車に抜擢されたのは全般検査のため入場中の谷町線30000系32601編成の1号車32601+2号車32101の2両です。谷町線用車両が場内移動列車に使用されるのは今回が初めてです。
場内移動列車に使用されている谷町線30000系と重要部検査のため入場中の四つ橋線23系23615編成の23615+23115との並びです。
バッテリー機関車は検車場内の車両の入換などで使用され6両を牽引する事が出来ます。
バッテリー機関車と場内移動列車に使用された谷町線30000系32601編成の2号車32101の連結部分。 バッテリー機関車の連結器は各車種と連結出来る様に調節が可能となっています。32101・32601の台車に設置されている集電装置は取り外されていました。
『保存展示車両』
屋外にて展示されていた地下鉄開業時に活躍していた旧100形105号車。公開に先立って車体の整備が行われています。
新交通システム「ニュートラム」開業時に使用されていた100形101-06号。ヘッドライトの点灯が行われたり車内が見学できたりしました。
30系3062号車。3062号車は30系の前身となる7000形-8000形の7001号として1962年に谷町線・中央線用として登場しました。外観は引退時の姿なので,登場時の姿に復元して欲しいと願います。
30系3062号車の車内。広告などは1993年廃車当時の物で時代を感じさせます。側引き戸は原形ではありません。
30系3062号車の運転台も引退当時の姿を留めています。
10系1104の運転席カットモデルは「運転席で運転士になりきろう」として使用されていました。
『ミニ地下鉄の走行会』
ミニ地下鉄の走行会には実物の約10分の1スケールの「30000系」と「新20系車両」が1周約90メートルの線路を走行しました。画像の「30000系」は警笛が鳴るほか判り辛い乗務員室に乗務員の姿が見えます。大阪市交通局のマスコットキャラクター「にゃんばろう」が特別に乗りました。
ミニ地下鉄には職員の手作りのトンネルが設置されているので,トンネル入口で「にゃんばろう」が衝突しない様に付き添いの職員が後ろから頭を押さえていました。
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