｢ﾌﾘｰｹﾞｰｼﾞﾄﾚｲﾝ｣Ⅲ:では,第二次試験車を紹介させていただきます。
第二次試験車は,第一次試験車の試験結果を基に'07年5月に登場しました。編成は第一次車と同じ3両編成です。先頭部は第一次試験車よりさらに流線型になりました。中間車は第一次試験車には無かった36名分の腰掛を配置しています。運転台は新幹線車両に準じた機器配置となっています。車体はｱﾙﾐ合金製です。電気方式は新幹線区間:交流25kV(60Hz)･在来線区間:交流20kV(60Hz)･直流1.5kVに対応してます。現在は在来線で耐久走行試験が行われてます。
手前からGCT01-201+GCT01-202+GCT01-203
GCT01-201(1号車)･在来線用ｼﾝｸﾞﾙｱｰﾑﾊﾟﾝﾀｸﾞﾗﾌ(交直流対応)を搭載。
GCT01-201に搭載の在来線用ｼﾝｸﾞﾙｱｰﾑﾊﾟﾝﾀｸﾞﾗﾌ。屋根上の台形は夜間走行の際,ﾊﾟﾝﾀを照すﾗｲﾄ。
GCT01-202(2号車)･同車のみ車体傾斜機能あり･車内は36名分の腰掛けを配置。
GCT01-202には新幹線用低騒音ｼﾝｸﾞﾙｱｰﾑﾊﾟﾝﾀｸﾞﾗﾌを搭載していましたが,在来線走行試験の際に撤去され台枠だけ残ってます。
小型･軽量化した新型台車(E台車)･車輪外側の箱状の装置はﾛｯｸ機構･ﾖｰﾀﾞﾝﾊﾟが片側2本装備。
GCT01-202の台車。
画像は全て'12.10.9(火)坂出駅にて。
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