多くの人が内田裕也さん(享年79)お別れの会の映像を見て思ったであろう
娘の也哉子さんの謝辞の事だ
結構な内容で、過激でもありながら愛を感じる内容で見ていて釘付けになった
後々文字で見て思ったんだけど、この人物書きなのかなー?
小説でも読んでいるような感じになりますよね、文才があるのかな
小説って読んでいて面白いのは当然なんだけど、描写の端々に筆者の癖のような書き方があって面白いんですよね。なんていうか独特の言い回しみたいなものなんだけど・・
也哉子さんの文章にもそういう癖のようなものが見られました
【父が息を引き取り、冷たくなり、棺に入れられ、熱い炎で焼かれ、ひからびた骨と化してもなお、私の心は、涙でにじむことさえ戸惑っていました】
最後の所ですが独特でも意味は伝わる小説感が出てますねー
他には
【母は晩年、『自分は妻として名ばかりで、夫に何もしてこなかった』と申し訳なさそうにつぶやくことがありました。『こんな自分に捕まっちゃったばかりに……』と、遠い目をして言うのです。そして半世紀近い婚姻関係のなか、折々入れ替わる父の恋人たちにあらゆる形で感謝をしてきました。私はそんなきれいごとを言う母が嫌いでしたが、彼女はとんでもなく本気でした】
とんでもなくという書き方がいいですねー
この人は何か本を出版しているのだろうか?まったく知らないのですが
最後の
Fuckin' Yuya Uchida, don't rest in peace. Just Rock'n Roll
完璧に締めていますね
う~ん、、 樹木希林さんの葬儀でも少し思っていましたが、今回は炸裂していましたね
彼女のおかげで素晴らしい送る会になりましたね