I CAN FLY!! -20ページ目

I CAN FLY!!

同級生の優しくて黒い旦那サマ一人と二人の息子と娘に囲まれ
てんやわんやの大騒ぎながら楽しい毎日

最近1歳一ヶ月になる娘はジーーッと大人の行動を観察して

いろいろと芸を覚えてきた。



まだ最高七歩までしか歩けないヨボヨボ歩きではいるが




あ、この場合はヨチヨチ歩きと言うのか・・・・



おぼつかない足取りで立ち上がっては、悩ましい腰つきで

自己流コアリズムに精を出す母親の真似をして腰をフリフリ動かしている。



クネッ


としてはふらつき


ドスン!!と豪快に尻餅をつき


また立ち上がってクネッとしてドスンッ!!



永遠に続くかと思われるリピートアフタミーです。

オケツが痛くないのかと思いますが、オムツが都合よくケツパットになってる模様。

もの凄いバイタリティです。

おかげでこっちも回す腰に拍車が掛かって素晴らしい相乗効果です。


それにしても1歳児にしてそんなにウエストが気になりますか?

たしかに体系的に言えばドラえもん的なメタボ体系ですけど

気にするの早くね?

あたし、32歳にしてやっとこさこのウエストに危機を感じ始めたと言うのに。


そんな事思いながら娘のクネっが可愛くてたまらないので母やめられず

朝から爽やかな汗を女2人でかいてるわけです。




そして、最近バナナ黒酢を飲み始めました。

朝バナナダイエットとか流行ってるし、酢ぃーーものが大好きなあたしとしては

バナナ黒酢とか一石二鳥ちゃうん?みたいな単純な考えの元。




黒酢



酸っぱいもの好きのあたしにはこの匂いも芳しいのですが

家族には多少不評です。


「おえっ」


てなるらしいです。



ちょっといたずら心が芽生えて、娘にも強制的に嗅がせてみました。

バナナがこの上なく大好きで、バナナを見ると「なーな、なーな」と

がぶり寄る娘、意外と好きかもしれないと







クンクンと匂ったあと、三秒後くらいにこんな顔をします。

何故か若干しゃくれ顔になります。

ブサイクですが、普通の時はもうちょっと可愛いんですよ。


母はおもしろくて3回くらい連続して嗅がせてみました。

ごめんなさい。

3回も嗅がせられてるのに、また嗅いでしまう娘も悪い。


「くさいっ!!でももう一回!!」


みたいな心理てこの頃からあるのかな?


でも四回目からは学習したらしく、瓶を近づけただけで若干しゃくれてきて

挙句の果てに瓶をバシバシ叩きだしました。







手がぶれているのはすさまじい勢いで瓶を叩いているからです。




ごめんね、母のちょっとしたサド心に突き合わせちゃって。

でも母はこれを飲んで頑張って免疫力上げるからね。

また明日も一緒にクネックネッしようね♪



今日は梅雨の中休みなのかめちゃくちゃイイ天気ですねー。

初夏の装いですな。


なんか青空なだけで意味無くウキウキするとか人間て単純。



でも紫外線が怖くて日陰しか歩いてないですけどね。

メラニン色素コワイよーーーうわーーーーーん!!



そんな事でこそこそ日陰を選びながら歩いてたら小学生の時に学校からの帰り道、


「白い線しか踏んだらあかんゲーム」


とか


「日陰しか歩いたらあかんゲーム」


とかやってたの思い出した(笑)


【白い線からはみ出したら死ぬ】


てめちゃくちゃハイリスクなルール設定するくせに、実際はみ出したら

「やっぱり三回までOKな」

とかすぐルール改正、どんだけ柔軟なゲームなんそれみたいな。


今の子達もするのかなーそういうアホっぽいこと。

そうであって欲しいのだけれども。

  


子供はめいっぱいアホであれ。



これ親として純粋な願いに近いなー。




そんな事はさておき、先週の金曜日は四回目の抗がん剤(タキソール+ハーセプチン)の日でした。

ウィークリー抗がん剤も四回目が来てそろそろ一ヶ月になるので

シコリの具合をエコーで見てもらいました。

抗がん剤を始めて二週目くらいから自分でもなんとなくシコリが柔らかくなってきた気がしてたので

ちょっとでも効いてくれてるのかと期待しながら。


先生も「シコリの中がスカスカしてきてる感じするねー。厚みが薄くなってきた気しない?」


と言ってくれて「そーなんすよー」て思いながらちょっと嬉しかったです。


お蔭様で抗がん剤始めてから胸のシコリを触るのが癖みたいになってて

気が付くと自分のおっぱいをモミモミしている怪しい女と化している訳ですが。

やっぱり少しずつでも効果が実感できると、頑張る糧になりますしねー!



副作用の方は相変わらずこれといった目立った症状はないのだけど

点滴してる時に看護師さんに

「子供とサッカーした筋肉痛がなかなか治らないよ、年かなぁー」

とか話してたら

「いや、それ副作用だから(笑)」

と言われてようやく気づいた次第です。


鈍感なのは体なのか頭なのか定かじゃありませんが、気づかないうちに

徐々に体には負担がかかってきてるんだろうなぁー。

昨日はちょっと調子に乗りすぎて買物三昧で一日中車運転してたら

帰ってきて頭がクルクルし始めてダウンしちゃいました。


ごめーーん、マイ バディ。








変な話だけど、病気が発覚してからと言うもの毎日がとても楽しい。

別に宝くじがあたったとか、年下の可愛いイケメンに言い寄られて困っちゃうとか

貧乳が突然変異で巨乳になったとかそんな特別な事があるわけじゃない。



なんというか、何をするにも新鮮で嬉しくて幸せに感じてしまうということかな。



確かにあたしは乳がんと言う病気を患ってしまって、健康に生涯を終える人たちよりは

多少のリスクを背負って生きていかなきゃならない。

でも、乳がんは良くたとえられる尺度として1cmの腫瘍に育つまでに10年かかるといわれる。

それならば、あたしは気づかないうちに10年以上も前からのガン患者でガンのベテランさんと言う事になる。

妙な言い方だけども、まったくもって根耳に水だったけどもそういう事になる。


だったらあの日、6月5日にガンの告知を受けた日からガン患者になった訳でもないんだ。

もちろんショックだし、なんであたしがガンに?なんて思わない事も無いけども

そんな前からあたしの体の中でガン田ガン太郎君は共存してたんだから、

その日を境にしてあたし自身が何か変わったかと言えばなにも変わらないもん。

あたしはあたしのまま何も変わらない。


変わったとすれば、毎日毎日毎分毎秒が愛おしくてたまらないと気づいた事なんだな。





告知を受けた日から悲観して卑下して過ごす一日と

愛おしんで楽しんで過ごす一日は、あたしの人生に置いてまったく同じ24時間。

だったら後者で過ごさないとすごい損した気分になるやーーん。




誰だって死ぬのは怖い。

でも誰だって自分がいつ死ぬかなんて知らない。

ただ、生死に関わる病気になって初めて自分はいつか死ぬのかと言う当たり前の現実に

やっと向き合う事ができた気がする。

人間は生まれた瞬間から死と向かい合いながら生きていく使命を背負わされる。

オギャーと鳴いて生れ落ちた赤子も100歳の老人も平等に背負っている。

それでも毎日何気なく生きていると、生きているのが精一杯でそれを忘れがちだ。

死と向かい合う事は、あたしはけして悲観的な考えではないと思っている。

その証拠にあたしは病気が分かる前よりもずっとずっと生きることを楽しいと思えるし

くだらない事で笑えるし、幸せだと思える。



あたしにはまだ幼い子供が三人も居る。

舐めまわしたいぐらいに可愛い。

お調子者で涙もろくてそれでも強くて優しい旦那が居る。

何があっても手放したくないし守ってあげなきゃならない宝物だ。



子供が出来るまでは、親に守られ、旦那に守られ、友達に守られ、それが当たり前のように生きてきた。

でも守るものが出来た今は守られて生きてきたあの頃より数段強くて生命力に溢れていると

自分で思っている。

だからガンだと分かってからも、守らなければならないと言う思いは一度もゆるがない。





どんなリスクを負ってたって、あたしの人生は現状OKだ。

悲しい現実ツライ現実もあって当然、ドンと来い。自分自身の事なら何も怖くない。



ようするにだ、





あたしはどんな事があっても負けられない、負けるわけにはいかない。




見とけよ、ガン田ガン太郎め!!勝負だ!!!!!!!!(実際の性別は不明です)





先週の土曜日にとうとう決行しましたマルガリータ大作戦。


まだ若干逃げ腰の旦那を捕まえてバリカンスタンバイ。


なんか分かんないけどやるって決めたら妙に興奮してきてテンションあがってきた。

思った以上の自分の腹の座り具合に惚れ惚れしてきた。


バリカンを持たされた旦那は


「は~これでしばらく見納めかぁ~」


とため息混じりに感慨深く大好きな長い髪(笑)を眺めた後、意を決してスイッチをON。



「あーちょっと待って!途中マチャマチャカットにして欲しいから真ん中だけ残しといてな」



・・・・・・いや、どうせやるならさ経験した事ないモヒカンとかやってみたいじゃない。



「・・・・もうなんでもお前の言う事聞いたるわ」



と呆れ顔でサイドからバリバリと刈り上げてくれました。

もう一旦バリカン入れると開き直っちゃったのかイイペース。意外と和やかな断髪式となりました。


途中の自分のモヒカン姿が意外とかっこよくてちょっと惚れ惚れしてしまいました。




うわっ!自分の頭がジョリジョリするっ!!鏡の中に高校球児が居るっ!!!

と大興奮の中、15分足らずで小坊主完成。




髪は女の命と言いますが、命を賭けて抗がん剤やってる女は髪がなくなっても

ゲラゲラ笑えるぐらい超強いんですね、自分に乾杯。



「いや、お前坊主姿めちゃめちゃイケてるわ、かっこええ」


と旦那に褒められまんざらでもないのですこれが。

いや自分で言うけど似合ってるぜ。







その後旦那も約束通り坊主になってくれて、途中ラインなんか入れてEXILEごっこなんかしながら

深夜になってようやく晴れてマルガリータ夫妻完成となった訳です。




でも何気に一番緊張したのは、次の朝に子供達に披露する時だった訳だけども


長男に関しては見た瞬間、お得意の「ウルウル涙目」攻撃に合い若干気持ちが萎えかけた。

その後に次男が

「うひゃひゃひゃー禿げや禿げや」

と爆笑してくれたおかげでちょっと助けられました。

長女(1歳)に関してはイマイチ把握していないらしく、あたしの禿げ頭をカリカリ指で取ろうとしていました。


ゴミちゃう!!地毛じゃ!!!




そんな訳で、あたしの禿げ頭ライフがとうとう始まってしまいました。




ていうか、毛が無いってこんなに楽なのね。

そういえばシャンプーとリンスこのまえ買ったばっかりなのにイラネー(笑)







今日も金曜日恒例の抗がん剤の日。


診察では前回無駄話をしてたせいで骨シンチの結果を聞き忘れてた為

聞かなきゃーと思って診察室入ったら開口一番先生に


「早く虫歯治しやー」



と言われてビックリした。


「左の上の奥の歯!」



えーーーーーー!ピンポイントに場所までバレてる!!!!




一瞬通っている歯医者の先生が告げ口(←言い方悪い)したのかと思ったら

骨シンチと言う検査では虫歯の位置まで特定できるくらいの精度らしい。

いやはや医療の進歩に拍手だね。



でもでも虫歯と言っても馬鹿には出来なくって

抗がん剤治療中はただでさえ白血球が少なくなって治療中に大量出血したら止まらなくなるし

最悪な場合は虫歯菌から歯肉炎→敗血症→重症な場合死に至るって場合もあるらしいので

抗がん剤中の虫歯は特に気をつけなきゃならないらしい。


っていってもあれよあれよと言うまに


しこり発見

  ↓

良性かも悪性かも?

  ↓

とりあえず手術で取りましょう

  ↓

と思ったら悪性発見

  ↓

手術の前にすぐ抗がん剤しましょう



ていう一連の流れが怒涛のように押し寄せて虫歯の事なんかすっぽ抜けてたんだもーん。

ええ言い訳ですけどね、ずーーーーっと前から虫歯気づいてたんですけどね。


とりあえず、この先どんどん抗がん剤治療が進むと否応無しに白血球の数は減少していくので

その前に一刻も早く治療しなきゃですーーうへーーー

ここでもあたしの医者嫌いが(特に歯医者だいっきらい)仇となったのですが。 




先生に


「pinkoさん、まだ32歳なのに髪は抜けるわおっぱい無くなるわ歯は無くなるわじゃ

悲しすぎるでしょー」


て言われた(笑)

いつもガン患者らしからぬ態度に居るあたしだから通じる冗談だけど

他の人には絶対言わないだろうなそれ(笑)


「いや、もうそうなったら怖いもんないでしょーなんでも来いですよ。

それにあたしは髪は抜けてもまた生えてきますしねーー(仕返し)」



「そうじゃね・・・僕なんて髪が抜けたらもう生えてこないんだから・・・(寂)」



「だいじょーぶ、いいカツラ屋さん紹介しますよ、ふふふふ」



なんとなく勝った気がした今日の診察でした。




そんなこんなで無事三回目の抗がん剤治療は済みました。

それにしても洗髪中の抜け毛が邪魔くさすぎる。

もう保育参観も終わった事だしこの週末にマルガリータ作戦決行するかー!!