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石黒達昌(いしぐろ・たつあき)

『平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに, 』の続編新化を

読了。

 

あらすじ

最新の技術を駆使して、永遠に近い生命を持ちながら生殖によって絶命する幻のハネネズミを再生するプロジェクトが今始まる。現在の遺伝子研究の最先端を行くサイエンス・フィクション。 BY GOOGLE BOOK

 

私が読んだ石黒達昌の本はこれが3冊目。

雪女、『平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに, 』そしてこの新化。

キーワードは一緒だ。

引き延ばされる寿命、近親相姦による遺伝子の純化、共食いなど。

 

ハネネズミと遺伝子が近いエンジェルマウスが見つかり捕獲飼育しつつハネネズミの謎を解明していく。

私が思っていたよりハネネズミの羽がずっと大きかったようで。

滑空するような形に羽を動かしたりするらしく、挿絵というか解剖図を付けてほしい!

話自体は「だよね」と、面白いけど続きなだけあって『平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに, 』よりインパクトは少なめ。

 

他の本も読みたいけど、ちょっとおやすみ。

というのは今のところ読んだ3冊が同じ世界観なので、この著者はすごいけど同じ世界観のものであれば続けて読みたくないのでお休みします。

 

ハネネズミで盛り上がりすぎました。