デートに使える女社長の東京グルメ日記 -24ページ目

【ホテル】 ベネッセハウス (香川県・直島)

【バー】 ウエスティンホテル コンパスローズ (恵比寿)

どしゃぶりの雨が上がれば、都会の空気であっても埃が流され、ずいぶんと遠くまで見通すことができるものだ。恵比寿からでも、西新宿の高層ビル群や池袋サンシャインまで一望できた。


ウエスティンの最上階「コンパスローズ」。生演奏のジャズが流れるバーで、メンターである上場企業の専務と事業について話す。


恵比寿 バー ウエスティン・コンパスローズ


彼には1年に1回くらいの割合で、ビジネスマンとしての私を定点観測してもらっている。私情や偏見を交えず、さらに言えば性別を意識せずに、アドバイスを与え鼓舞してくれる先輩に本当に感謝している。


特に彼は、小さなことでも誉めて勇気付けるのが上手い。平均値が曖昧な競争市場において、モチベーションを維持する大切な一言。また、大切そうに子供の写真を見せてくれ、ビジネスレベルがどんなに上がっても、家族とのたわいもない団欒が最も大切だと教えてくれた。


ジャズの演奏が終わると、専務は立ち上がった。

ピアノに近づき、ボーカルの女性に拍手と賛辞を。

そしてウオッカトニックを差し入れした。


私にとっても、その一杯に相当する価値がこの1時間半なんだ。


コンパスローズ (恵比寿)

 ウェスティンホテル東京内22階

 東京都目黒区三田1‐4‐1

 恵比寿ガーデンプレイス内

【ラーメン】 井上 (築地)

築地市場


私事だが、食に執着するあまり、日本中の食材が集まる築地に引っ越した。昨日は、東北へ旅行に行くつもりが体調が悪くなり、築地市場へ行くことで我慢する。3時間の電車旅行が、徒歩3分に。リゾート気分のワンピースとサングラスといういでたちのまま、築地場外へ。


お腹を空かせたまま築地の交差点を渡ると、すぐに「井上」の行列が目に入った。朝5時から昼13時半までのラーメン屋。メニューは中華そば600円、たったひとつ。立ち食い店だが、常に15名ほどがどんぶりを抱え、汁をすすっている。ここほど客がストイックにラーメンを食べているところはないんじゃないかと思う。朝から・・・という言葉も頭をかすめたが、思わず、つられた。

築地 井上


灼熱の太陽光線が背中にべたりと張り付くのを感じながら、舌を焼くようなスープを、男性たちに混じって飲んだ。どんぶりから溢れる透明の液体は、あっさりした和風。盛られた細打ちの縮れ麺を、箸でひっきりなしに持ち上げる動作を繰り返す。


8月に入ってやっと東京は猛暑が襲ってきている。

汗がとどめなく、したたり落ちる。

ぬぐいもせずに、一心不乱に食べた。

今年、最も夏の暑さを感じた時間だ。


人が道を塞いでしまうほどの混雑や喧騒、熱気が街中にあふれている。築地にはそれらがとても似合う。


■井上

 東京都中央区築地4-9-16

 03-3542-0620

 日祝・築地の休市日

 05:00 - 13:30