デートに使える女社長の東京グルメ日記 -22ページ目

【和食】 きつねや (築地市場)

築地市場 きつねや ホルモン丼

遅い朝ごはんは、築地名物ホルモン丼(750円)。濃厚な八丁味噌をベース牛の小腸と肺を柔らかく煮込んだものを、ご飯にネギとぶっかける。短冊形に切られた黒こんにゃくにも、よく味が沁みている。プルプルとしたモツと共にかっ込むと、食感の良いアクセントに。熱いご飯の上に煮えたぎるモツをかけたものだから、ドンブリまでが熱い。まず舌に強烈な熱を感じ、こってりした味噌の味を感じ、最後にホルモンの脂の甘みがじゅわっと広がる。


デート通.jp のサーバ設定を明け方まで作業してくれた ogijun が帰宅する途中をつかまえて築地に来た。もんぜき通りには2軒の行列ができる店がある。「きつねや」と「井上 」だ。どんな暑い日でも寒い日でも、たくさんの人がどんぶりを抱えて食べている。白いのれんの前には今日も長い列ができていたが、立ち食いが基本なので店の回転は驚くほど早い。営業時間は朝7時~13時30分までなのでご注意。


築地市場 きつねや ホルモン丼

名物はホルモン丼と牛丼、そしてホルモンが煮込まれている分厚く黒い鉄鍋だ。直径50センチほどで、縁まで並々と煮汁が注ぎ込まれている。グラグラと煮えたぎる汁を店の方がひっきりなしにかき混ぜている。立ち上るにおいと湯気!この鉄鍋のシズルがなかったらこんなに行列はできまい。下駄職人だった先代がお酒好きで、酒の肴としてホルモンを始めたことに由来する店。受け継がれてきたスープは、いまだみんなを魅了して止まない。


その鉄鍋の前のカウンターでご飯。シスコから戻って「東京は涼しい」なんて数日思ったが、うって変わって今日の気温は30度。とんでもなく汗をかいた。ここのホルモンの食べ方だが、女性は丼より別皿で食べることをお薦めする。ご飯のボリュームがかなり多いので確実に食べきれないのと、ゆっくりたべているとご飯が汁びたしになってふやけてしまうからだ。ホルモン皿に、ご飯は並をさらに軽めにするようお願いするのが良い。


築地市場 きつねや ホルモン丼

隣のカウンターには、お化粧ばっちりの彼女を連れた男の子が。汗を流しながら、男性客と同じように一心不乱に丼を食べている。普段はこんなカオスな場所でデートなんてしなさそうなことが、動きやすさより小奇麗さを重視したファッションで見て取れる。美味いものを食べさせようと連れてきたんだろう。そうしたぎこちなさが、とても可愛いく微笑ましい。


彼の文化やコミュニティを経験し、彼女は未知の社会を知っていく。いい男とは、未知で意外性の高い経験をさせてくれる人をさす者だと、私は思う。世の中には珍しい場所や、自らでは選択して行かないような場所がたくさんある。そんな存在を教えてくれ、二人なら行けるようになることを“デート”と呼べたら、とても素敵だ。


その後、魚屋で生きた車海老やとこぶし(刺身とバター焼き用に)を買う。さらに八百屋でマスクメロン一個を含む約30点を買って4,300円という安さに感動。メロンは1個3000円だったが、値切って半額に!毎週土曜日はかならず築地にいるが、祝日を含んだ三連休前は気前よくいろいろなものをつけてくれるのでねらい目だ。もんぜき通りで、ジェイマジックイトクロ に出資してるアーキタイプの中嶋社長 とすれ違ってご挨拶。この界隈、IT系の人が多いです。ogijun、おつかれさま。


■きつねや

 中央区築地4-9-12
 03-3545-3902 
 日曜・祝日・不定休(築地市場に準ずる) 
 7:00~13:30

きつねや (定食・食堂 / 築地)
 ★★★☆☆ 3.0

【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)

【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)


カリフォルニア・カルトワインの最高峰と言われるハーランエステートのプロジェクト・The Napa Valley Reserve 。ワイン好きのオーナーたちが集まるゴルフクラブのようなアソシエーションだという。会員しか入れないというそのワイナリーへ、Silicon Valley Bank の方々のご紹介で特別に入れていただいた。


【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)


会員になると、ワイナリーを分譲のようにして自分で持ち、オリジナル銘柄のワインを作れるのだ。また、オーナーはワインの製造工程を実体験し、ワインに対する知識を実地で深めることができる。他にも、会員のみが参加できるイベントや割引特典なども。醸造されたワインは、上限3樽まで 45ドル/本 で購入可能。ハーランの元で作られるという、贅沢なオリジナル銘柄のワインが自分のブランドで!


気になる予算は入会金10万ドルを始め、年会費をなどいれると約1800万円くらいから(ボトリング以降のかかるコストは抜いて)。会員同士のネットワーキングも含めて考えると、良いのかもしれない。


【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)


ワイナリーの製造ラインを見せてもらった。流れていくカベルネ。ベルトコンベアに乗る前のものを、いくつかつまんで食べる。粒は小さいが、甘みがしっかりしていて美味しい。その後、この貴重なワイナリーでフレッシュなランチを振舞っていただいた。もちろん、冷たくてキリリと締まった白ワインや赤ワインも。


SFO


天井の高さは5メートルはあるだろうダイニング。そこに似つかわしい大きなテーブルは、白さが眩しいテーブルクロスで覆われていたが、さらに隙間が見えないほど料理の大皿で埋められていた。自家製の野菜のサラダ。色とりどりの野菜・・・例えばインゲン、ズッキーニ、パプリカだとか。ハーブでグリルしたチキン。たっぷりのテンダーローイン・ビーフ。・・・・どれも格別だ。


【ワイナリー】 The Napa Valley Reserve (SFO)

昼間からすっかり気分がよくなってしまい、デザートプレートとワイングラスを持って庭へ。暖かな日差しの午後、美しく刈り込まれた芝生をソファーから眺めながらワインを飲んだ。風はほどよく涼しく、髪をやわらかく撫でる。前日の夜遊び(Fluid )もあって、トロトロと睡魔が襲ってくる。「ずっとここに居たい。」何度も何度も呟いて、そこに暮らす自分を想像してみたりした。



曜日や日付の感覚は無くしていて、止まったように現実の感のない時間。ソファーに埋もれて、眼下に広がるブドウ畑やハーブガーデンに想いを馳せる。まさに天国のようだった。この後、もうふたつワイナリーに行く予定にもかかわらず、既に酔ってしまったようだった。ワインに。気候に。旅の友に。おかしなもので、それでもいいって気にさせるんだ、Napa Valley は。


■The Napa Valley Reserve

【CLUB】 Fluid (サンフランシスコ)

【CLUB】 Fluid (サンフランシスコ)


23時前ならチャージが無料だと聞いた。クラブ「Fluid」を目指してサンフランシスコの街に出かけたが、うっかり通り過ぎてしまい道をロスト。結局15ドル払って中に入る。しかし道に迷っても、とにかく陽気だった。取っ手が店名を形どる扉を開けると、パッションカラーのネオンライトが目に飛び込んでくる。ファッショナブルで先進的なハコだ。


【CLUB】 Fluid (サンフランシスコ)


思い返しても、滞在時間がどれくらいだったかわからない。音に合わせて、適当に身体を揺すっていると、疲れたから帰ろうという雰囲気になった。汗ばんだ肌に上着を着ながら店の外へ出て、ぶるっと身震い。夜のサンフランシスコは、昼とは打って変わって温度が低い。寒いね、と口にすると、なんだか飲みなおしたくなった。冬にこんな気分になることがある。


そして数名は止めたタクシーに乗るを断って、「 」というホテルのロビーでワインを飲みなおした。日本で最近流行のリノベーションホテルに良くある、洗練されたインテリアや暖炉やキャンドルに囲まれた、ムードたっぷりの場所だった。明日ナパに行くと判っていながら、ワインを飲んだ。そしてさらにダメ押しに、24時間営業のインド料理屋になだれ込んだ。ストリートで購入したワインを二本持ち込んで。


こうして、毎晩恐ろしいほどポジティブに睡眠時間を削った。

■Fluid

 http://www.fluidsf.com/