2022年 薬局薬剤師へのエール | マルゼン薬局 社長ブログ

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保険薬局の薬剤師として、その会社の社長として、又、50歳として仕事を人生を将来を語ります。

 

いまだコロナ禍である。

年末からオミクロン株も出て感染力が強いのでいまだ隔離は必要。

A I予想では2月には第6波は間違いなさそうだ。

が新薬も次々に出てきてついに内服薬、パクスロビド(ファイザー)が90%の効果ありとのことや3回目のワクチン接種も始まっている。

 

 

一番怖いのは「感染/クラスター」「薬局閉鎖」ではあるが、私自身もっとも恐れてるのは、「コロナの自粛」でマルゼンスタッフが「マヒし何もしなくなること」「縮むこと」「熱意がなくなること」だ。

あれほど、頑張っていたのに。。。接触がダメ、密がダメ、外国がダメ。ダメダメに慣れちゃうと。

それでも粘って頑張ってる人はいるが。本当にエライ!

近隣のクリニック閉院時間も20:00が19:00終了短縮でもう2年近く、院長に尋ねても20:00に戻す方が難しいやろうと諦め。

 

 

弊社の状況は大手薬局からの中途入社者が増えている。。。

なぜ?!残らないのか?そのまま大手の方がいいのではないか?と言ってみるが。。。

うちに来ても「登り坂」ばかりでしんどいですよ、頑張ってもらうしかないですけど、大丈夫ですか?!

 

 

薬剤師もいい時代*が終わりかけてることに気づいてるのでしょうか?

(*薬局乱立による薬剤師不足、結果は薬剤師数の増大に)

薬剤師の世界を長く見てきた人間にとっては、当然の帰結!との思いで、

薬局が医療の中で「良い時代」があったこと自体が「奇跡」で、そのまま一人勝ちできるわけもなく。。。コロナの借金、国の財政出動の「カタ」に「調剤部分がキザマレル」のは当たり前でどこを?削られるのか?です。

とにかく「対人業務」が薬剤師の仕事になっていくのは、「薬剤師の先輩の国々」ではそれも当たり前で、調剤や監査は「テクニシャン」がおこなってるわけです。

「対人業務」って何をするのでしょうか?では前述のコロナで熱意を失った人ではないが「薬剤師の魂がなくなってる」のではないか。

 

 

 

ある書物*橋本薫著に薬剤師が「駅員のようだ」とあった。なるほど、です。

積極的に話しかけるわけでもない、切符(調剤)の時だけしか喋らないからだそう。

薬局、薬剤師のパフォーマンスは実はもっと、もっとあるわけで、それを発揮するには、法律も変えないといけない。積極的に患者さんや医療機関の役に立てるわけです。センパイの国の薬局での「ワクチン接種」が当たり前で、薬剤、製剤、薬物動体学を学んだ薬剤師なのに、学んでいない医師に

「5mg2錠を10mg1錠に変更可能か?」

「一包化」して良いか?

「粉砕していいか?」などなど

これほど薬剤師を馬鹿にしてる国もない現状に慣れっこになってしまっていて、このような状況にしても「駅員」のように静かですから。私もですが。

 

 

頑張りましょう。薬剤師が大いに活躍できる国になるよう。

ただ、薬剤師として生き残れるのは相当な上り坂!が横たわっているのはご認識していただいてますかな?!  

学会発表や地域貢献などアウトカムが求められているわけです。

これだけは言っておきます、

社内にライバルの多い会社より少ない会社の方がやりやすいのは事実です。