ちょっとしたおとぼけも含めて … 小平加奈さん@板橋(5月18日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
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※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

このひとなんだなぁと思うステージ。。キラキラ

いや、そこを取り払ってしまうと、いかにも硬すぎるという感すらございました。
ひょっとしたらこれからも所々に?(笑)の文字が入るかと思いますが、ご容赦の程を。。アセアセ


筆者は、ゴールデンウィークは前稿の通り私的な用務をかねて関西へ。
その後の最初の週末は、“おと”と“ぶたい”はおやすみにしていましたので、ゴールデンウィーク後の最初の出動になったのは、都内は板橋のこちらでございました。




ということで、数ヶ月くらいぶり、、に板橋のファイト!さんであります。
小平加奈さんが主宰の「Life is Beautiful」というお題。真面目な中でも相当に真面目なお題である上に、人生のありとあらゆるものがそうなのだとすると、高尚なお題でもあるわけです。実際、産休明けから間もないこの時期のお題にはあまりにもピッタリという感じ。


演者さんは、他に美元智衣さんに七海有希さんの合わせて3組。



(こちらは終演後のカーテンコールの際のもの)

このうち、七海有希さんが数えてみればおよそ5年ぶり、、のご無沙汰でございました

(2019年8月3日@王子)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12505441628.html

このときは、こちらもお姿を畳まれてしまった、岡田茜さんご出演の舞台へのゲスト出演。劇中歌を歌われたのちに、リアルに近々の予定を舞台上で宣伝…というちょっと変わった趣向。5年ぶりにだいぶん異なるお題のステージにご登場ということは、いろんなお題への対応力があるという感じでしょうか。


ところで、コロナ禍が落ち着いても「これだけは残っている」ものの一つに、こうした場での“入場順を決めるくじ引き”があります。元々は長時間、密に並ばせないようにするための方策だったかと思いますが、ある意味“平等性”を保つことができますので、2024年の今になっても多用されています。
千葉住みの筆者には、早く出る必要があるけれど、ありがたみの方が優っているな、、と思いながらくじを引くと、かなりの良番が出てきましたので、このステージは珍しく最前列で観覧しておりました。場内全体を俯瞰する形ではなく、演者さんの息遣いがさらによく分かる位置。直に発せられるメッセージがよりパワフルに伝わってきますね。


その環境を存分に味わいつつ、トップバッターは美元智衣さん。サポートギターを従えた2人編成でのステージです。
真夏のそれとはまだだいぶん差があるとはいえ、日なたでは結構な暑さだったこの日。それを反映してか、全部で5曲のセットのうち、はじめと終わりはいわば“夏に全振り”の雰囲気で攻めていきます。対照的に、その中間に挟まること3曲は、お題の通り人生を歌ったもの。
合間に語られたのは、なんと保育士さんの資格取得の勉強中という事実。ご自身の産休明けからまもないタイミングでのこのコメントには、かなりのインパクトがあります。まさしく始まったばかりの人生、そして生命を見守る大事な役目。すでに歌という名の役目を持っている上でのこのチャレンジで、きっとさらに歌にも佇まいにも深みが増すんだと思いますキラキラ

(多少の“(智衣さんが)園児じゃないか?”説が行き来したのは、まぁご愛嬌の範囲ということでてへぺろ


2番手に七海有希さん。一部ピアノ弾き語りを含んだ、ソロでのパフォーマンスです。

セットとしては、智衣さんの逆という感じで、はじめと終わりに弾き語りによる“ご挨拶と人生振り返り”をテーマにした曲。その間に挟まる曲は夏を感じさせたり、アップチューンに寄せた感じになっておりました。
上述の通り、少なくとも当日記ではだいぶんお久しぶりになりますが、以前と変わらぬ綺麗で可愛らしい雰囲気を讃えているのは、日頃の気の持ちようというところも恐らくはあるんだろうなと思うわけです。筆者に比べればまだ“(若々しくある気の持ちようが)あって当然”な世代ではあるけれど、パフォーマンスにちゃんと反映されているのはやはりすごいこと。
その有希さんからみても、智衣さんに加奈さんはお二人とも「かんばりや」だそうですから、お互いにリスペクトし合う光景も、また良いものですキラキラ


トリに主宰である小平加奈さん。サポートピアノにみやけしんたろうさんを迎えた2人編成です。

幾分おっちょこちょい…なんて言ったら絶対に怒られてしまいますが笑い泣き、では、そういうものがなくて「完璧」だったとしたらすごいかといえば、少なくとも加奈さんのステージに関しては「楽しくないなぁ…」という感想になるだろうなと思うわけで。
人間、そう言った意味で完全なひとはいないとはよく言われますが、ここでのポイントはウィットな部分。“完璧”にすぎると、それが消えてしまうような気がしてならない感がありあり。それこそがこのひとの魅力であるなぁということを、改めて認識するわけです。当日記のように書くかどうかはともかく、案外そう思う人は多いのではなかろうかと。。

前置きが長くなりましたm(_ _)m

すでにお子さん3人、そして一番上のお子さんが小学校に通い始めた…というのが、このステージのタイミング。“小学校へ…”という大きな区切りを迎えているからか、セットを通してご自身の生い立ちやいまの生活を題材にした曲が並びます。そこには、「みんな悩みながら、それでもなんとかなっている」という、本当に普遍的なメッセージがあるわけです。

そこにプラスして?、てんねn…なところが入るわけですが、それもまたいつものできごとで、やがては思い出に変わっていくだいじなものの一つ。唄そのものにも、そんなメッセージが滲み出る感覚。

(多少、「ホントに大丈夫かーい?」っぽいところもあったけど(笑))



そんなお三方が揃って、松田聖子のカバーとなる「赤いスイートピー」で締めくくっていくと、その先にはさらなるカオス…じゃなかった、いろんなタイムラインでの“思い出話”が集まる空間がありました。ストレートに先程までのステージだったり、その先の話、「赤いスイートピー」が登場したことから、年代をぐっと遡っての話であったりと。

この場面、種を明かせば何気ない物販での会話になりますが、それもこの日のお題と合わせて考えれば、いろんなところにフォーカスした多彩な空間になっていた感がありましたキラキラ


今までも、今も、これからも、お題の通り胸を張ってbeautifulといえる世界でありますように。
そして、それがちゃんと現実のものでありますように。

ありがとうございましたぁニコニコ