まぁ、こんな姿をした“小学1年生”は、現実世界にはおそらくいないと思いますので、「一芸に秀でた」ご活躍によって推薦を受けられるかもしれませんね。ホントか?という気は多分にいたしますが(笑)
この“小学1年生”の正体は、当日記筆者と同い年のピアニスト、糸井光さん。このひとがこういう格好をされるということは、その近くにはこんなひとたちがいます。。
ということで、「ひいらぎ繭さん&鈴音さん@川口キャバリーノ」の、当日記では半ば定番と化した、「可愛いマスコット呼んじゃいました」シリーズ。なんと今回で第5回。
前回(第4回)が「幼稚園の卒園」という設定でしたので、今回はそれよりも少し成長。まだ“大学受験”にはだいぶ時間があるようにも思えますが、とにもかくにも「目指せ東大」。
ちなみにこのステージ、執り行われたのは7月16日は日曜日。この日は東京から埼玉にかけて、そこらじゅうで最高気温が38度とか39度とかまでいきまして(日陰でも空気自体が「熱かった」です…)。。めちゃくちゃ暑い“夏休みのスタート”になったと思われるシチュエーションで、ひょっとしたら本気でこの“麿のお姿”という一芸を磨こうとされたのかしらん…(笑)
あ、あくまでも糸井さんは最初から麿だったのではありません(汗)。このように最初は甚平姿。。
(鈴音さんのステージでの撮影OK場面です)
もっとも、このシリーズはひいらぎ繭さんと鈴音さんのツーマンステージと言いながら、どうかすると糸井さんの方に人気が集まるお題。よって、例によって少々のボケを含んだ糸井さんによる前説からスタートし、そこに繭お姉さまや鈴音さまからツッコミが入る(笑)という、お約束のシーンが繰り広げられます。
本編は、先に鈴音さんのステージ。折に触れて同じように書いているかもしれませんが、こういうお遊びができるのも、本編では全幅の信頼を寄せることができるから。演奏もそうですが、セットも糸井さんセレクトだそうでして、中盤の「カモミールミルク」あたりでは、お題からは想像がつかないほどムーディーな空気感を漂わせています。
糸井さんのみならず、繭お姉さまもまた、鈴音さんにとっては頼れる存在。鈴音さんもそろそろ活動10周年になるそうですが、大事なところで二人揃って見守ってくれているという安心感は、やはり貴重なもの。「夏の夜」→「旱星(ひでりぼし)」と続いて、最近は締めに登場することが多い定番曲「君の住む街」と進む後半のセットは、10年続いてきたこのひとの唄い手さんとしてのお姿を、改めてトレースしていくような感じでした。
後攻がひいらぎ繭お姉さま。まずは「愛の魂」→「あの虹を越えたら」と、ごくごく普通にステージを始めていかれますが…
さすがに今回は少々壮大なお題であるせいか(笑)、実際のところお二人はどうなのよという話になりまして
結果は、ステージ上としては珍しく、繭お姉さまの“ドジっ子選手権”ネタが大量に炸裂しておりましたとさ(実際成績はちょっとヤバかったらしい…)。
もっとも、そろそろ出会ってから20年というお二人は、いまの音楽に携わるお姿としての関わりでは互いになくてはならない存在であるはず。セットはこのあと「あなたの声がききたくなって」→「My Dream 夏の空へ」→「雨(森高千里カバー)」→「駅(竹内まりやカバー)」と続き、息の合ったステージで場内を魅了していきます。まぁ、このシリーズの定番としては、最後に「恋のルーレット」で糸井さんも一緒に踊ることになるのですが(笑)。
さて、冒頭の“麿”のお姿が登場する、アンコールと呼ばれるお時間に突入します。
あくまでも、「繭お姉さまと鈴音さんのツーマンライブ」なので、ステージ上に戻ってくるのはこのお二人。
鈴音さんが「ステージ上がらなくてOK」と糸井さんにくぎを刺し…
二人して糸井さんの噂話をたっぷりしつつ…(笑)
そして、最終曲を歌い始めてしばらくすると…
…
……
………
やっぱり出てきた糸井さん(笑)。お顔を白塗り、口には口紅。そして烏帽子をかぶったうえでランドセルを背負って登場
(こちらはカーテンコール時のお写真です)
おそらく、これまでで一番気合い?が入った格好かと^^
ちなみに、この演出のためにランドセルも買ったらしい…
世代的には「志村けんさんが出ている“全員集合”」を小学生の頃に見ていた…というのが糸井さんや筆者なわけですが、かの志村けんさんでも、白塗りをする“バカ殿”スタイルとランドセルを背負った“小学生”スタイルは、同時にはしていなかったような気がしますので、ある意味この“麿”スタイルの小学生、全てを超越する存在ですね。。。
当然、繭お姉さまに鈴音さん、聴衆全員の目を引くお姿であったことは間違いありません。
ちゃんと、この「糸井さん撮影スペース」は機能しておりました(笑)。
そんなわけで、「目指せ東大」と言ってしまった手前、勉強が必要になるので、多分それを監視するイベントがこれからも要りそうですね。。
次回作?期待しております。
ありがとうございましたぁ。