みんなでつくる“漆黒”の空間 … 藤田麻衣子さん@大手町(5月7日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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今回は、当日記では昨年1月のバースデーイベント(FC限定ライブ)以来の、藤田麻衣子さんのステージです。

(前回:2022年1月16日@神田明神)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12724018964.html


5月下旬にニューアルバムCDのリリースを控えていらっしゃいますが、さしずめその前祝といったところお祝い。ただし、お題はその新譜タイトルではなく、とあるゲームのシリーズであるこのようなものでした。




以前は「緋色の欠片」というゲームシリーズでの曲が持ち歌にあった麻衣子さんですが、こちらも同様に女子がメインターゲットの「イケメンシリーズ」での曲。ゲーム中でのうたを担当されて10周年だそうでして、セットのメインはこのゲーム内の曲から…ということになっています。


麻衣子さんの久々のホールライブに選ばれた場所は、大手町の三井ホール。どちらかというともう竹橋駅の方が近い感じではありますが、、


このような大きな空間と外の風景にまず高揚感。。






そして、久々にこのような光景が復活しておりました。




お祝い花ですね花束。昨年、一昨年と省略され、2020年の「necessary」ツアーでも1つだけ(かつ、開演前だけ)だったことを考えると、ようやくコロナ禍前の光景が戻ってきた感じです。

順番が前後しますが、今回のステージの後の麻衣子さんご本人による事後ブログは、早くも翌々日にはその全編が、しかもかなりの長文で上がってきていました鉛筆。ようやくにして復活したのは、お祝い花だけでなく、マスク越しという条件はつきますが、場内揃ってのコーラスやコールアンドレスポンスもパー。。。とあらば、演じる側、観る側聴く側ともに感慨深いものがあるはずで、このようにアグレッシブになられるのもよくわかります。


#当日記がサボり気味なのは認めます、はい。。。笑い泣き


さて、この日のセットは、麻衣子さんご本人のブログに記載がありますが、特に前半はそのゲームで使用される曲がたくさん並んでいます。


ゲームだと、「クリアしてもらわないと困るゲーム」という特性?上、このひとの曲としてはアップチューンなものが並びます。明るめ恋愛ソング…という、ゲームではない持ち歌ではめったに出てこないジャンルの曲がたくさん(笑)。手拍子やハンドマイクスタイルでの比較的動きの大きい曲が立て続けに演奏されていく様子は、たしかに普段のツアーとは若干趣が違います。

こういった曲が並ぶと、復活したステージ中のコール&レスポンスも、一段と映えてきます。間に合って…というか、より自由にセットが組めてそれぞれに楽しめる本来の空間が戻ってきつつあるのを、直に感じることになりますキラキラ



休憩を挟んで後半は、いつものパターンに近い“ダークな曲が多い”ステージ。2、3曲ずつ演じてはMCという名の合いの手が入りますので、極端に暗くなるわけではありませんが、ご本人曰く「嫉妬」とか「叶わない恋…」とか「振り向いて…」といった、ちょっと斜めから見た恋を描いたうたがこちらではたくさん笑い泣き



生の空間だから…かどうかはさておき、結構シリアスなハプニングもありまして。

ダークなセットで進んでいく中で、突然麻衣子さんの歌声がマイクに入らなくなり…霧


なんでよりによってこんな日に…と思っていたら、「火災報知器の誤作動」だそうでしてガーン
スタッフさん、ご本人による説明にまじって、ホール側の自動案内放送が日本語と英語で流れてきます。
本当に火事…ならば、普段は聞き流す程度の「非常灯を消灯します。有事の際は…」といった前説のコトバが現実味をおびますが、そうではなくてまずは一安心。体勢回復までの間に、ニューアルバムをワンフレーズずつ演じながら紹介していく臨時プログラムが展開されました。

安堵とお祝いという名の笑顔に包まれて助かった(笑)



そして、大手町のオフィス街にあるというこのホールの立地。アンコールではステージ後ろの暗幕が開放されて、背景には本物のオフィス街が広がりますビル。そう高い場所ではないので、窓灯りだけなのですが、それでもやっぱり優雅な空間という印象がさらに強まります。ゆったり…というかなんというか、、ともかく久々のフルスペックの麻衣子さんのステージは、やっぱり終わり方も綺麗だった。。ウインク


コンセプトライブですが、締めのご挨拶に「あなたは幸せになる」の一節が。もちろん、曲として演じられる時と同じくマイクなしで。。

コロナ禍をなんとか乗り切ろうとしているこのタイミングだからこそのコトバ…だったかもしれませんキラキラ



年を経るごとに、可愛らしさは変わらず、そして曲や言葉の幅や深みが増していく麻衣子さん。早速、今度のニューアルバムも、作詞や作曲がご自身ではないうた…が結構あるそうで。新たなコンセプトという感じがしますね。これから先のあゆみが楽しみなのでありますニコニコ