毎年、ゴールデンウィークの頃にあたる二十四節気の「立夏」。
暑いのやだな~、汗かくばっかりだし…。特に昨今はマスクが欠かせないからなおさらで…
ということをひとまず傍に置けば、生命感あふれる頃であるのは確か。華やかな光景がお似合いという感じでしょうか。
さて、前回のクリスマス企画のステージから4か月半ほど開いてのこのひと。
お初の2015年11月以来、当日記では24回登場の潮崎ひろのさん。このたび夏にお子さん誕生ということで、当日記での25回めのご登場は、産休前ラストのステージ。その行く先を照らすかのように、初夏らしく鮮やかに晴れた5月4日はみどりの日です。少々経ちましたがお付き合いのほどを…。
ということで、当日はこちらのように4人のお見送りを受けるステージ。
少々“天然さん仲間”っぽい(←失礼をお許しください…)感もありますが、お題の通りあたたかで活発で、華やかな空間に仕立て上がりました。
最初に登場されるのは大森真理子さん。ギターサポート渡邉幸啓さんとの2人編成のステージ。
共演される4人のセットは、必ず2曲目にひろのさん曲のカバーが入るのがこの日のお約束。加えてステージにはひまわりの花束が添えられています。
お母さんとしては先輩に当たる真理子さん(お子さんもそろそろ幼稚園に…というお年頃ですし)。包み込むような愛情がまずは注ぎ込まれる感じです。その名の通りの「こころむすび」であったり、お子さんのことを歌った「カメリア」といったセットに、この先のひろのさんとお子さんに幸あれと願うことそのものが込められているようです。
2番手には林ももこさん。引き続いてギターサポートに渡邉さんが入る2人編成です。
ここのところ当日記での登場頻度が増してきているももこさん。こう言うと若干語弊があるのかもしれませんが、自由奔放な明るさが余すところなく展開されるステージが多いという印象があります。
この日も例にもれませんで、ほんとうにかわいらしい表現、かつ明るく見送るということに徹したステージだったように思われます。1コーラス入った「amulet」(ひろのさん曲)に始まり、「君とロケット」→「カラフル」と、そこにお日さまがいるみたい…という感覚のステージ。掛け値なしのピュアさが光ります。
真ん中3番手には前田有加里さん。サポートはパーカッションに変わっての2人編成。前々稿の結花乃さんのステージでも登場された鯉沼さんが担当されています。
このお二人の共通点は、埼玉県のご出身…であること。よって、ここしばらくは「たまっこ祭り」なるお題のステージがちょくちょく執り行われているようです。
#ま、多少鉄分のある筆者からすると、
埼玉の方が路線が充実してますからねぇ。。。(ちょっと僻み)
あ、失礼しました(笑)
パーカッションが添えられると、おとは一段とパワフル。よって、セットは全体的に明るくする方向に振られています。いや、多彩なテーマでいっぱいお祝いという感じかな。
・前途に幸あれ「新しい風」
・お約束?「さいたまっこ」
・母の日も近く「Mother」
・盛り上がって「ぶらぶら」
引き出しの広さを感じるステージ。ワイルドでもあり繊細でもあり、純粋に楽しくもあり。真ん中ならではの良きお時間。
トリ前の4番手はひいらぎ繭さん。ピアノ弾き語りのソロスタイルでのステージです。
当日記でのひろのさんの初回登場は、“あの”繭さん企画の第3弾…
(2015年11月1日@川口 天然祭り3)
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あぁ、繭お姉さまに“天然さん”として召喚された回がお初だったのね(笑)。しかし、ここからの繭さんとの結びつきは本当に強固でして、まさしくお姉さま的な存在だったというのは、筆者も感じるところです。
#ちなみに、筆者はこの初回から、ひろのさんに
「天然」呼ばわりされているようです(笑)。
繋がりの強さがあるだけに、幾分感極まる場面があった繭さんのステージ。「明日の夢」のように明るくいく曲がある一方、「桜の花が咲く頃」→「しあわせの音」(ひろのさん曲)と続くあたりは、ときに本当に「姉妹」と称されるからこその穏やかさがあります。もう一つ付け加えれば、実際、この「姉妹」の関係が強固になるにつれて、ひろのさんの活動もよりアクティブになっていったわけです。
そして、ラストのひろのさんの番に移っていきます。サポートピアノのみやけしんたろうさんとの2人編成。なぜかルービックキューブが置かれています。
ま、これでみやけさんにギャグをかます…のは一応お約束として(笑)
初めてのお子さん…ということで、これまでずーっと唄い手さんとして走り続けてきたキャリアへの感謝がそこここにちりばめられたステージ。その中には、一時期の療養中の頃の作になる「僕とは」あたりもセットに入っていたりしますが、どこかにきらっとするものがあるうたが多いなぁというのが、改めての印象。やっぱり、ひろのさんご自身にお日さまっぽいところがないと、こうはなりません
(ときとして“てんねn…”なほうに振れたりもするけれど(笑))
アンコールはサポート陣も全員ステージに上がった8人編成で、やっぱりここは「キラキラのかけら」で締めていかれます。まさに前途の明るさを象徴する一曲。
あわせて、いわゆる“サプライズ”なシーンがありますが、こういううれしい送り出しの場面では。プレゼントにラインナップされた産休向けグッズに、“先輩ママ”である大森真理子さんがダジャレで突っ込むというレア?な構図も(笑)。「(ひろのさんのお子さんに)ダジャレを“布教する”」と豪語されていましたが、さて数年後にどうなるか^^。
(お写真は終演後の全体撮影タイムのものです)
(笑)の文字が目立つのは、ひょっとするとこの日のメインテーマからは外れ気味なのかもしれません。でも、この5人の組み合わせには、かならず(笑)に象徴される楽しい雰囲気が常にあったのもまた事実。お題の通り「ひまわり」がよく似合う、そんな送り出しのセレモニーステージでした。
まずは元気なお子さんが産まれてきますように。