「10歳」おめでとう! … yucatさん@10/31渋谷(ハロウィン10th生誕祭) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

10年ひと昔…とよく言いますが、

このひとの10年間を当日記風に振り返ると、やっぱりそうだなと思うわけで。




ということで、ことしも秋になってからが最初の参戦になったyucatさんのステージです。

このステージが執り行われたのは、10月31日。それは、このひとの“降臨記念日”、もうちょっと普通に書くと“お誕生日誕生日ケーキ”。2011年のこの日に降臨してちょうど10歳になった日というわけです。


10年前といえば、RYTHEMとしての活動をいったん閉じて、現実のお姿はyucatだけの頃。RYTHEM時代のいわば“お姉さんキャラ”とは相当に異なるコンセプトに、少なくとも当日記筆者は随分と驚いたものです。このコンセプトを具現化するには、やはり相当の時間とパワーを必要としたのは想像に難くなく、過去の当日記の記事を拾ってみると、降臨→立体的なイメージパースの公開までおよそ1年、そして実際にライブステージに登場されるまでにはさらに半年ほどかかっています。

(2012年10月24日@新宿)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1877508351&owner_id=1875020

(2013年3月22日@渋谷)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1897245484&owner_id=1875020


RYTHEMの頃には“伏せていた”とされる闇とも思える世界観を、ダークファンタジーとして表現していくというパワーは、相当に大きなものが必要で、最初は小さな箱の中の世界だったようですプレゼント

しかし、イメージが広がるにつれて、その世界は大きく広がり、かつ本当にいろんな所が舞台にできるようになりました。筆者が参戦した範囲でも、宇宙ロケットや太古の時代恐竜くんへのタイムトリップが主催されています。。

(2019年2月23日@洋光台)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12443998249.html

(2019年7月27日@大和)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12500775510.html


そうした流れの中での“yucatの10歳のお誕生日”。
10年前と比べると、まず、RYTHEMとしてのお姿が復活したのが何よりの違い流れ星。やはりこのひとの原点としてのお姿が現実にあることは、応援する人々に安心感を与えてくれるものだと思っています。そして、地元キャラである「カワサキまるこ」。さらには作家としてのご本名(加藤有加利さん)名義でのご活躍と、実に多彩な現在の状況。どれも一生懸命なものではあるけれど、「yucatしかない」という状況ではなく、「数あるお姿の中のyucat」であることは、yucat…、いや有加利さん、いやYUKAさん…?にとってもより思い切ったことができるんじゃないかなという感覚がありますグッ



少々前置きが長くなりました。そろそろ本題へ移りましょう…

場所は、ここ最近のyucatさんのステージでは節目の時に登場する、渋谷のeggman。本来ならばスタンディング…となる場所ですが、コロナウイルス対策ということで、全員着席スタイルでの開催となりました。まぁ、まずは状況がそれなりに落ち着いて無事に執り行われたことに感謝ですね。見守るひとはおよそ60人。まだまだ見守る側はマスク姿必須であり、声援も禁止ですが、それなりに広い場内は、ステージと客席間の透明シートなしのレイアウト。ようやく以前の賑わいに向けて進み始めたところでの10周年です。


筆者が陣取ったのはステージに対して左側後方。もっとも最後列に近い場所は、床が一段高くなっていますので、意外に見やすい場所です。相棒の黒猫CPくん黒猫のアナウンスのあと、いよいよ4人のバンドメンバーとともにyucatさんご本人が登場してきます。前半は、yucatとしての初回のステージでのお衣装。確かに黒猫にご自身の気持ちを重ねられた姿が当時のお姿だったようなキラキラ
そして、セットも本当に激しめの曲が並びます。「Stop Me」から始まり、「暴走マシーン」や「505」といった初期の曲が比較的多く、何よりドラムの重低音が響く響く!改めて歳月を経たステージに参戦すると、こんなにパワーがすごかったっけ?と思ったりするわけです。さらに、その状態が何曲も続きますので、印象は一段と強いものになりますグッ


しばらくすると、一旦お色直し。その間、バンドメンバーによる力強いインストが場を暖め続けています。
そして、雰囲気が変わった後のお姿は、ダークな雰囲気は保ちつつも、幾分プリンセス方向に振ったもの。いつになっても綺麗で可愛らしい、yucatさんならではのお姿ですねラブラブ。セットの雰囲気も少し変わり、「ジャパリズム」や「レプリカパプリカ」といった、楽しげな感覚をあわせ持つようになっています。
あれ、「ジャパリズム」はともかく、「レプリカ…」や本編最後の「Fairly Story」あたりは比較的初期からなかったっけ…。ご本人曰く、このあたりの曲も(「505」などと)同時期に準備はされていたらしいのですが、「出す順番がちょっとね…(笑)」。当日記筆者が驚いたのと同じように、関係者も驚きからスタートしたらしい(笑)。

…10年経ったから裏話をね、ともいえますが、こういう話をyucatさんとして出せるようになったのも、いろんなお姿の中のyucatになった余裕があるからではと感じるわけで(ご本名名義での「有加利倶楽部」のステージではネタになっていたりしますが)。

そして、タイムトリップも得意とするyucatさんの本当の締め曲は「脳内トラベル」。これも初期からある曲ですが、10年かけてその世界観をいろんなスタイルで実現させてきた歩みを感じさせる1曲。純粋に楽しめる曲だけれども、奥が深いこのひとの旅を言い表すのにはぴったりですキラキラ


もう一つ、忘れてはいけないことがありました。
yucatさんとしての、箱でのリアルなステージが、およそ2年ぶりに執り行われたこと。それも、10歳のお誕生日に間に合ったこと。

新型コロナウイルスの影響は本当に大きく、この間のリアルなステージといえば、昨年の地元川崎でのイベントくらい。本当に封印されていたリアルな場が、まだ制約はありながらも無事に執り行われたことを、何度もおっしゃっておられました。。。
配信もあるけど、やっぱり生が…というのは、演じる側も観る側も同じで、臨場感に一体感、そして聴衆や演者さんの反応という空気感が直に伝わるというところでは、やはり大いに違います。RYTHEM時代から数えるとキャリア18年のこのひとでさえ、キラキラとしたステージの上で感極まりかける場面があったような。思わす筆者もちょっぴりうるっと。。。

そう、この日に立ち会えたのはやはり奇跡だったのですキラキラ



11年目のyucatさん、地元の大きなホールでのコンサートをはじめとして、楽しげな計画が目白押し。「あくまで私が進む道だから、これからも10年、20年…と続けるよ!!」と、ステージ中で決意も新たに語られていらっしゃいました。さぁ、どこまでタイムトラベルの行き先が広がっていくでしょうか。


まずは10周年おめでとうございます。そしてこれからもどうぞよろしくウインク

そんなわけで、筆者は帰りがけに沖縄料理店に寄り、ゴーヤチャンプルー定食でささやかに祝杯をあげました^^




ありがとうございましたぁニコニコ