まぁ、“緊急事態宣言”を出したからといって劇的に状況が変わるものではないのは分かってはいるのですが、引き続きこれでもかこれでもかというくらい、新型コロナウイルスがニュースを席巻している状態が続いています。対象地域が1都3県→11都府県に拡大した…というのは当日記のような個人ブログレベルでも予想どおり。お次は期間延長なのか、さらに範囲拡大か、あるいはどっちもなのか…という感じでしょうか。
とりあえず、これだけ「あれもこれも自粛しろ」「仕事は7割テレワークで」などと“上から目線でお願い”だけしておいて、「オリンピックだけは例外だ、予定通りやるんだ」はちょっと酷いんじゃないというのが昨今の印象。
ニュースでは、人出が減らないとか通勤者が多い映像を出して「自粛疲れ」などと一括りにされがちですが、これがどれだけ大変か、当日記筆者のささやかな範囲で挙げてみても、それだけで一稿書けてしまいそう…。
【自粛…】
当日記のメインコンテンツたる“おと”・“ぶたい”・“たび”は、いずれも真っ先に自粛対象にとして槍玉に挙げられる状態…。筆者も今年ここまでは出動ゼロ。
お店の類が「営業時間短縮要請」にとどまっているために、イベントによってはリアルな場での開催もあるようです。が、少なくとも筆者の周りでは、これまでより一段と身近な場所で「感染確認」の情報を見聞きするようになってきましたので、“万一に備えて”出動は控えております。
新型コロナウイルスがもっとも厄介なのは、他人に感染させるのが「発症する前」、つまり本人が気付く前であること。最新のニュースによると、そのせいで“迷惑をかけてしまった”として自殺者まで出るという事態に…。こうなると、筆者の勤め先から出ている「自覚を持って行動ください」という一文の圧力が現実味を帯びてきます。。。いくら「心配しないで相談して」と呼び掛けられても、現実の方が残酷であることを見せつけられてしまうと、やっぱり…
そんなわけで、筆者の環境では新しい時代の最適解はまだ見つけられていない状況。このまま“閉店”にならないよう、耐えていきたいところではあります…。
【テレワーク7割…】
外部も含めた打ち合わせのほぼ全てが、ZOOMやMEETといったリモート会議で行われ…
他の業務も大半はPC一つあれば対応可能で…
そのPCで勤め先のネットワークに入れる(=オフィスと同様にできる)…
社内で普段からあった会話や内線でのやりとりは、SlackとかTeamsのようなグループウェア上で大半がカバー可能…
もちろん、クラウドサービスがあるのが大前提…
…の全てが達成できていて、やっと7割というのが筆者の環境。
まぁ、ノートパソコンのカタログに載っているような、小脇にPCを抱えて飛び回っているという姿を実践できてようやくという感じかと思われます。。
ペーパーレスとか電子印鑑が…と言われ出していますが、突然襲ってきたコロナ禍という環境で、いくらなんでもそこまで一気に変われるわけはないのです。だいたい紙で届いたり、ハンコが押されている書類というのは、それが重要なものであるからであり、さらには相手があるものでもあるわけで。
もう一つ、自宅とオフィスとでは当たり前ですが完全に一緒な環境ではありません。業務が可能であっても、声かけは大変とか(今忙しそう…とかはなかなか見えません)、オンタイムとオフタイムの切り替えはなかなか慣れませんし(“通勤で移動する”というワンクッションもありませんからねぇ)。
このへんは、ニューノーマルとしてさらに慣れていくしかないのかもしれませんが。
万が一のことがあって「コロナウイルスによる肺炎で…」となってしまったらしょうがないかもですが、そうではない“コロナウイルスによる間接的な影響”で立ち行かなくなるのは勘弁願いたいところです。大変であることを承知の上で、それでも痛みを分かち合いつつどこかに折り合いを見つけられる日が早くきますように。