“書き初め”の宿題を無事終えまして…と思っていましたら(年明け稿になってしまった各ステージの皆様、申し訳ございませんでした…m(_ _)m)、こんどは生業の方が1週めから大賑わい…な、当日記筆者まるゆいの2020年の始まりであります。さ、どんな1年になるんでしょうか。
ということで、当日記もここからは2020年の稿に入ります。その1発めはこちらから。
今回は9連休と長かった年末年始休みの終盤、1月4日の立石純子さんのワンマンステージであります。会場の恵比寿天窓.switchのあるあたりは住宅地ですが、すぐそこには、いかにも年末のクリスマスの方が似合うんだろうなぁと思われる、恵比寿ガーデンプレイスが控えているわけで。イルミネーションを横目で見つつ、そのようなイルミネーションよりももっときらっとした場所へと…。
お年始らしく満員の盛況のなか、筆者はステージに向かって横手に座る形になりました。
ステージは、ヴァイオリン+ギター+ピアノで弾き語りの純子さんという3人編成。おしとやかでもあり、華やかでもあるという感じでしょうか。少々“挙動不審”っぽい可愛らしい姿はおんなじですが(笑)
ということで、まずは「クレヨン」→「モノクローム」と続く、ステージの幕開け。新年最初のおとは、やはり華やかな雰囲気へと揚げてくれるセットのようです。年末年始の間も気にかかっていたはずのステージ、まずは順調に発進といったところ。
一方で、“お正月の思い出編”というべき、別の切り口からは「リビングと発表会」→「おぼろ月」と、こちらも2曲続きのセット。こちらでは、小さかった頃のお話が登場。さすがにその当時のお姿は想像の世界ではあるものの、いまに繋がるものであったことは確か。やわらかな雰囲気が伝わってきます。
さて、このひとを言い表すものには、みためからは想像もつかないほどのアウトドアガール、というものもあるわけで、釣りだったり山だったり、はたまたマラソンだったりと本当に多彩なお姿を持つ方。その縁から、先月には、ついにハワイでのマラソン大会でのライブという“海外公演”までもその1ページに刻むことになった純子さん。
ご本人曰く、英語での自己紹介は??…という感じだったそうですが、せっかくハワイでの公演があったことですし…と、ウクレレ弾き語りで1曲。当然、この日が初披露。普段と違って、楽器を手もとに抱えてのお姿は、いまもってナチュラルな感触がたっぷりという感じです。
前半の最後は、「大人仮面」。年末年始に甥っ子さんに会ったそうで、再び小さかった頃のことを思い出したのかな。あるいは、いまのお姿とご自身も比べながらの一曲だったかもしれません。
昨夏のワンマンライブを記録したDVDのダイジェスト映像(今回は、このDVDのリリースイベントを兼ねています)を流して、お色直しを終えると…、
後半は、珍しくハンドマイク姿からのスタート。初期の「あまのじゃく」、そして「真っ暗な星空をさいて」。
初心に帰るという感じだったでしょうか。あるいは、数え切れないほどの苦労をしているからこその現在…という認識を新たにされたということでしょうか(もっとも、近々の“苦労”は、ライブDVDの出稿でてんやわんやだったことみたいですが(笑))。
そんな、たくさんの試練を乗り越えてきたからこそ…
9曲めに、新曲「変幻自在ストーリー」。
わりとアップテンポの曲として披露されました。さらに魅力的な光景が増えていきそう予感を持たせてくれる一曲。実際、もともと綺麗なひとではありますが、何度も見聞きしているうちに、ほんとうに癒されたり笑わせてくれたり、あるいは固唾を飲むような光景を見せてくれたりと、いまのほうがさらに魅力的だったりします。この曲の通り、これからもいろんな純子さんが見られるといいな。。。
10曲めは「目指せゴールライン」。
さきほどのマラソンのくだりで出てきても良さそうな(実際、マラソンがモチーフ)曲ですが、ここで登場。極めて前向きのテーマの曲ですが、マラソンは数あるキラキラとしたお姿のうちの一つであって、いろんなことに挑戦してきた集大成でもあり、さらに前を向く!という決意でもあり…。よくよく考えるといろんな意味が込められているみたい。この曲のあとのMCで「夢、ありますか?」と客席に振るのも、さもありなんというところ。
そろそろジジィへ突入という歳ですからねぇ…、筆者の場合は。
スペシャリスト的なお仕事だった気がするこれまでの軌跡を、うまくこれからのひとにお伝えしていくというのも、重要なミッションなんですよね。共有できること、っていうのも夢のうちかな。
本編ラストの3曲は、「page」→「Altair」→「halation」と続きます。
ここもまた、これまでの集大成でもあり、これからのさらなる飛躍を共有していくとき。実際、このひとの地元である神奈川県秦野市のアンバサダー役を委嘱されたそうで、そういった軌跡と未来に想いを馳せつつの3曲となったようです。この部分だけでも、アップテンポに静かな曲とどちらもあり、多彩さに裏付けられた活躍ぶりを物語るようです。
アンコールには「だけどいつか」。
もう一度サポート陣を呼び込んでの純子さんの雰囲気は、てんね…じゃなく、ナチュラルという言葉がぴったりとします。まぁ、多少会話が噛み合わなかったりしますが(あくまでも、誰も突っ込めないボケを発していらっしゃるのです、はい)、そこは愛嬌ということで^^。
なんだろうなぁ。確かに、当日記でも“てんね。。。ん”と書いてたことはあるけれど、やっぱりナチュラルなんだなというのが結論だろうなと思うわけです。ごくごく自然なお姿ということですね。
ということで、2020年の“おとはじめ”は、とっても癒される感覚だったのでした。
ありがとうございました。