では日常に戻ります! … Utaco.さん・木下直子さん@代官山10/27(非公開の大公開) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

少々時間が経過してしまいましたが、前稿まで、秋休み@沖縄晴れが続いておりましたので、遅延はご勘弁のほどを…。

その”秋休み”の最終日だった10月27日の日曜日。これで”9連休の最後”ですから、そろそろ日常の生活に戻っていく日。まぁ、都内の箱に出ている時点で休日モードやんけ…と言われそうですが、”休日の使い方”から普段のスタイルに戻していく感じですな(笑)。




ということで、7月以来の代官山NOMADへの出動であり、かつ、Utaco.さんの登場であります。確かにNOMADの”なかのひと”でもありますので、偶然の一致はさもありなんだと思うのですが、いずれにしてもご無沙汰気味なのは確かです…、はい(^^ゞ

でもって、今回は木下直子さんとのユニット「非公開」としてのステージ。しかもレコ発ワンマンCDというおめでたいシチュエーションなのですが…


本来ならば、この日27日は東名阪3公演のうちのファイナルだったはず。しかーし、名阪ぶんは台風19号台風の直撃を受けて、年が変わって2月に延期。つまり”初日”にガラッと変わってしまったわけですね^^。誰が呼んだかこの台風…。普段なら当日記でも雨女ネタにするところですが、全国的に被害が尋常ではないだけに、本稿上でも少々慎み深く…。


そんなわけで、仲良し2人組「非公開」が、新譜という公開物を携えてステージに登場します。ことしからは、Utaco.さんに加えて直子さんもNOMADの”なかのひと”となったそうで、お名前だけでも遊べそうな気がしてきます(*^-^*)

登場からまずは3曲一気に。二人でのステージでは、まず前半は直子さんがピアノ担当。パーカッション等々のサポートも今回はありませんので、そのあともしばらく2人だけのシンプルなハーモニーがよく響きます。筆者は、前日までは沖縄滞在でしたので、この急激なしっとり感で、徐々に現実を取り戻していくわけであります口笛


引き続いて2曲ほどさらに二人での演奏が続いたのち、6~8曲目で少し変化がつきます。

6曲目は直子さんのソロステージで「雨風と太陽」。
あくまでも筆者のまわりで…の範囲ですが、唄い手さんという方々は、本当に繊細な心の持ち主という感がします。純粋に身体のアクシデントであったとしても、それはやはり心とつながっているような。この日のステージもレコ発で、音源というものはあるのですが、それでも直接演じて聴くというやり取りができる”生での環境”が一番という持論を語る直子さんからは、強い心意気のようなものが大いに感じ取れます。お互いのソロ曲は1つずつだけなので、まさに1曲入魂という場面ですキラキラ

ほぼ折り返しに当たる7曲目は、「非公開」としての初期の曲である「つよがりドミノ」を2人の連弾で。Utaco.さんの「ドミノ倒し」と直子さんの「つよがりよわむし」をミックスしたオリジナル曲。はじめは、ひょっとすると一過性で終わってしまうかもしれないこのユニットを、節目ごとにもう何年も続かせている原動力のようでもありますね。聴く者に寄り添うような曲を足し合わせたものであるだけに、これは素直になるほどと、常々思うわけですルンルン

8曲目は、Utaco.さんのソロステージとして「タイムリミット告げて」。
今月リリースの久しぶりのニューアルバムの収録曲のひとつ。もう”Utaco.さん名義”でも数年になりますが、そのときどきの最良のものをとの心意気が感じられます。この間に、唄い手さんとしての円熟味を増し、ライブハウスの”中の人”としての信頼も得てきたこのひとならではの空気感が、場内を支配しますグッ


再び「非公開」としてのステージに戻ると、こんどはUtaco.さんのほうがピアノ担当です。
今回の新譜収録曲「名前のない色に染まるなら」、「雨音のダンス」を含んだ6曲が演奏されていきます。新譜は2曲ともそれぞれのソロ活動をベースにしたような、ゆったりとしたもの。あえて違いを探すとすれば、いちだんとカドが取れて、物語の様子がゆっくりと浮かんでくるような感じでしょうかキラキラ
それぞれのソロとしての活動もありますから、「非公開」としてのステージであったり音源であったりは、時折間隔が開いたりします。それも逆手にとって面白おかしく説明していく場面もありますが、なによりもそういったことをずっと続けていられるということそのものに、また大きな意味があったりします。


それは、アンコール曲「それは例えようのないほど小さな奇跡」にも表れているような。こういったお題がすっと出てくるということが、なによりも語っているのではないかとグッ

そしてなにより、「非公開」のオリジナル曲も増えましたし。
こんな、お二人の活動のよきアクセント。さらにどんな風に”公開”されていくでしょうか。次回作?もしかと注目しておきたいと思いますウインク