挙動不審!?いや、強い決意のステージ 立石純子さんワンマン「未来への約束」(7月7日@半蔵門) | まるゆいのおと日記(ですよ)

まるゆいのおと日記(ですよ)

本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

7月半ばにも関わらず、通勤はまだまだ長袖シャツの出番のほうが多い、ということしの夏の始まりであります。オフィスのあるビルの入り口にだけ、この時期らしい蒸し暑さが感じ取れるくらい。5月後半の季節外れの猛暑が嘘みたいな、そんな体感です…。


さて、昨年は辛くも台風直撃を免れての開催となった、このひと、立石純子さんのバースデーワンマンライブ。今年はというと、”しっかりとした霧雨傘”がお出迎えをしています。蒸し暑かった昨年とは対象的に、ライブが執り行われた7月7日は七夕の日も、長袖シャツで十分なくらいの涼しさでありました。暑さを感じたのは、やはり開場前のロビーくらい。。。






一服の清涼感を与えるかのように、このようなおしとやかなポスターが、お花などとともにロビーを彩っていますブルー音符

しかし、このお姿とは対照的に、中身はとっても熱かった…
合間には、若干挙動不審!?っぽいところがありましたけれども(笑)、それもまた純子さんらしいところですウインク。ステージ上では、ひょっとすると冷や汗混じりだったのかもしれませんが、少なくとも、肩肘張った感覚ではありません。




今回のワンマンを特徴づけるのが、なんといっても、このようにグランドピアノが鎮座する中央のステージを、客席がぐるっと取り囲むレイアウト。もちろん、このひとのステージでは初めて。
お題である「未来への約束」を、いまのこのひとをまるごと見聞きする形で垣間見る、そんな感じでありましたルンルン

セットは、こんな感じの全14曲+アンコール2曲。




ミニアルバム「page」の先行レコ発でもあったこの日は、やはりこの新譜からの曲が要所要所に据えられたセット。アルバム自体は、聴いてみると、特にアレンジがポジティブ方向に仕上がっている感がしましたが、そのせいか、弾き語りが主体のステージであっても、しっとり一辺倒ではなく、何か熱いものがほとばしる雰囲気があるステージです上矢印

ところどころに顔を出す、”挙動不審”感(笑)も、ここでは動きのあるステージに貢献しているみたい。和み感満載になっているのも、曲のみならず、このひとそのものが醸し出す雰囲気にあるという納得感が得られます^^。


そして、ステージにさらに彩りを添えるゲスト陣。


純子さんがひとめならぬ”一聴き惚れ”だったというヴァイオリンのМIzさん。そして、もうひとかた、このひとも大きなライブには欠かせない存在のピアニストfuraniさん。お一人ずつとのデュオ編成で1曲ずつと、アンコールの場面で3人揃ってもう1曲。保護者?っぽくもあり、ステージに厚みを増す存在でもあり、さらには、furaniさんの出番の際は、このステージでは貴重なハンドマイクでのお姿になった純子さんが、ステージ上を駆け回ります。本編でのお衣装は、上品な白いドレスなのですが、こうしたところからも、見た目通りのおしとやかな部分とあわせて、アグレッシブなところも大事にしている日だったと思うわけですキラキラ



お題である”未来への約束“を、うたそのものに託した際たるものは、本編最後に配された「あまのじゃく」。初期からの曲ですが、このステージではマイクを通さず生音でのパフォーマンス。
約束は、これからへの決意。
次なる目標に据えたのは、地元である神奈川は秦野市への”凱旋”。
そして、マイクを通さず直に伝える、歌という名の決意表明!!


これだけの決意を見届けた聴衆からは…
そう、来ました、スタンディングオベーション拍手

このときも目を丸くされて少々挙動不審っぽかった(笑)純子さん。
だけれども、無事に秘めた決意をステージ上で出し切ったこの日のお姿は、皆さんきちんと見ていたはず。
次に来るであろう、一段上のステージを、今から期待させるステージだったと思います。

ありがとうございましたぁニコニコ