これまでとこれからと … 高橋涼子さん@南船橋 → 森本真伊子さん@代官山 (1月26日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

どちらも初見は確か船橋駅か津田沼駅でのこと…。
しかしながら、いつしか”箱”でのご出演が多くなると、悲しいかな、しばしば年単位でご無沙汰していたり…というお二方。そのお二人が、1月26日は土曜日、場所は違えども同日にライブを敢行カラオケ。どこかに”路上”の頃の懐かしさを感じつつ、その2つのパフォーマンスを見届けに行ってまいりました東横線


まずは、昼下がり…いや、立春前のこの時期ならばそろそろ夕方という時間帯に、こちらから…。




南船橋のららぽーとも少々久しぶりの感がありますが、そこでパフォーマンスをされるこのひとは、おそらく7年くらいは観ていなかったと思われます…。

というわけで、お一人目は、高橋涼子さん。”路上”のころは確かセルフプロデュースだったかと。いったん、事務所に入られたものの、現在は再びセルフプロデュースのスタイルに戻っていらっしゃいます…。
一時期は、数年間に新曲がごくわずか…といった、”路上”の頃を観ていた筆者としては、「えっ…!?」という感じに陥り、足が遠のいていた…というのが正直なところ。しかし、セルフプロデューススタイルに戻られてからは、何かが吹っ切れたのか、快活さが戻ってきたようにみえたと、風のうわさにはきいておりました。


ショッピングモールの中ですから、人通りには事欠きませんが、いわゆる”イベントスペース”ではない場所でのそれは、少々こじんまりとした感があります。しかし、快活さが戻ってきたとのうわさ通り、以前なら到底考えられなかったであろう「ホン・ホン・ホンビノス!」なる曲であったり、タオル回しがあったりと、明らかに自由度が増したステージになっていました上矢印。ちなみに「…ホンビノス」は、実際に地元船橋産とされるホンビノス貝(あのふなっしーもよく宣伝してますね)の公式PRソングだそうでして。ある意味自然な姿を取り戻したといえる光景ですルンルン

現在のラインナップでの1stアルバムには、タイトルチューンとして「16年10月1日」が入っています。これが、かつての事務所を”卒業した日”らしく…。たしかに、その当時は船橋や千葉でのご出演も少なかったことを考えると、吹っ切れるための並々ならぬ決意も、同時に心に留めておかねばならないのでした。



続いて、”夜の部”はこちら。森本真伊子さんのレコ発ワンマンであります。




一応、昨年9月にチケットは購入しておりましたし、ことしも、2週前(1月13日)に観てはいますが、”昨年9月”の前となると、2年開いていたり…。さかのぼってみると、”路上”を卒業されたあとは、当日記では平均して1年に1回観ているかどうかといった感じに…。さきほどの涼子さんのように、ずーっと観ていなかったわけではないけれど、いずれにしてもしばしばご無沙汰をしています…アセアセ

その会場は、代官山NOMADさん。すると、受付には、この日は完全に”中の人”モードになったUtaco.さんの姿もみえます。いわば”お姉さん”に見守られるような”妹さん”でもあるわけでニコニコ。ちょうど当おと日記が駆け出した頃と似たような光景になりますね。ただし、それぞれの立ち位置が変化している所に、年月の経k…いや、発展のあとがみられるわけでグッ

その、Utaco.さんや、当日記でしばしば登場する、yucat(加藤有加利)さんのサポート等々でお見かけしたことがある、パーカッションの豊田さんやヴァイオリンのあすなさん、さらにバンド編成としてのピアノサポートさんがついた、4人編成でのステージですが、それは後半のスタイルとして、しばしおあずけ。前半戦の大部分は、真伊子さんのベーシックなスタイルである、ピアノ弾き語りでのパフォーマンスです。


弾き語りの中では、唄い手さんとしての活動を始めたころの曲から順に、この日にたどり着くまでを振り返るストーリーが組まれています。意外に発表から年月が経っていた!と思った「第三者」(このあたりは、20代前半のころの曲だそう)、20代も中盤にさしかかり、幾分なりとも楽しむ余裕ができてきたと思われる「3分クッキング」…のように続いて、全7曲。言いたいことはすべて曲にしてあるといった感がありありとして、演奏中よりも合間のMCのほうがずーっと緊張されているように見える場内。唄い手さんとしての本分に全力投球というお姿が印象に残りますキラキラ


後半戦は、4人編成でのバンドスタイル。真伊子さんの上京前のことがモチーフになっている、「始発」からスタートします。生い立ちでもある「私は世間一般でいう一人っ子です」、…とステージが進んでいくと、本当に最終盤まで”これまでの真伊子さん”を振り返るストーリー。そして、ようやく過去をすべて出し切ったところで、”レコ発ワンマン”たる証拠、今回の新譜「Pray」の曲が登場してきます。

タイトル曲でもある「Pray」は、「始発」の続きの物語。上京前の頃の家族のおはなしだった「始発」に対して、いまの家族のおはなしである「Pray」。いろんなことが変わっていく中で、ともかく10年近く唄うことを続けてくることができた、そのことに対する感謝がつづられていきます。ここからは、アンコールにかけて、「Stay with me」→「はたちのきみへ」と、新譜収録曲が続きました。

いろいろあってか、リリース日の光景を見届けたのは、少々控えめだったかなという気もしますが、逆にゆったりと”ご愛嬌なところもひっくるめた素の真伊子さん”を堪能できた気がしますルンルン


こんな感じで、昼夜合わせて、懐かしさと進化の軌跡を見届けるという、貴重な日になったようです。ありがとうございましたウインク