どんな選択も尊いのです … 小平加奈さんワンマンライブ「愛の和音」(3/11@横浜) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

ここしばらく、当おと日記筆者、そういった場への出動は、2~3週に1度程度と、ずいぶんと減っております…ショボーン。「仕事がたくさんあるからよ!」と言えば、”ある程度は”その通り。まぁ、実態として週末にどこまで仕事に集中してるかといえば、「てへへてへぺろ」なところはあるのですが、いずれにしても、昨年の同時期と比べると、パーッと出動という雰囲気になりきれないでいます。

これでも、仕事と両立させようとしているのが、「おと日記」という名の”道楽”ですので、まだ実害は小さいのですが(ご無沙汰している唄い手のみなさんには、ホント申し訳なしですけれどm(_ _)m)、とある日に読んだ、こんな記事を見ると、いろいろと考えさせられます。

堀北真希引退は安倍政権に森友学園以上の打撃を与えかねない(ダイヤモンドオンライン)
http://diamond.jp/articles/-/120254

人気女優さんが、いろいろ考えられた結果、「家庭に集中」すると選択したわけですから、それはそれとして尊重すべきですし、両立した結果、お子さんを「芸能人の子だ!」などと色眼鏡で見られることを心配したりしたのかもしれませんね。
とはいえ、これ、裏返すと「男性も、まともに生計を立てたいのならば、仕事とほかのことは両立できませんよ禁止」という話になりかねないわけで。現実にそこまで極端ではないにしても、”圧力”としては、当日記筆者もささやかながら感じるものであります下矢印


…と、ワンマンライブのレポートにしては随分と暗い出だしになってしまいましたが、おそらく、これまで、強い意志で二つの顔をもってこられたこのひとならば、たとえ、少しお休みがあったとしても、また何か違った色の道を見出してくれるのではと思うわけですキラキラ






ということで、当日記では約5か月ぶりの小平加奈さんであります。”バースデーワンマン”といえば、昨年も執り行われていますが、ことしのそれは「休止前最後の」という但し書きがついています。
当日記のテイストとしては、”天然さん晴れ”という描き方が多い(←これまでの数々の失礼をお許しください…)加奈さんですが、これまでにも触れてきたとおり、もともと会社員との二足のわらじで活動してきたかたですから、何か重大な変化があっても、それを受け入れてしまう”愛の大きさ”があるのだと思います。

昨年の会場よりも一回り大きな横浜O-Siteを、ほぼ満員にして執り行われた、ことしのバースデーワンマン。その満員の聴衆の前に、まずはスクリーンにてこれまでの歩みが映されていきます。
それをかみしめるかのように、最初に「あかり」「時空を超えて」と新曲2曲からスタート。赤系の華やかな衣装に身を包み、春の始まりのこの時期らしく、場内の空気感も華やかに…。

普段の?天然さんっぽい所は、今回は結構見事に封印(それでも、チョイチョイとネタは顔を出していたりはしますが口笛)。ボーカリスト加奈さんとしての、ジャズの名曲カバーを2曲披露し、一段とおしゃれ空間に染めていくと、代表曲の一角を占める「かかとをあげて」→「7段目のとびばこ」で、前半の締めとなります。おしゃれでもあり、元気になるセットでもある、このひとらしいステージであります。


お色直し中に、男性サポート陣による”いじり大会”が執り行われた?あと、今度はさわやかかつ少しゆったりとした青系のお衣裳で、加奈さんご本人が登場します。
今回のワンマンの直前にリリースされたアルバム中にも収録された「モンスター」で、いったん場内を熱くすると、そのあとは…

「君の名字が変わったとき」→「キスをしよう」→「ここにいること」→「もう一人だけの人生じゃない」…と、途中に長めのMCをはさみながら、かなりゆったりとした雰囲気になります。そこでの加奈さんのたたずまいは、”天然”なそれではなく、凛々しくもあり、大きな愛をそのまま全身で表現するようでもある感じウインク

会社員と唄い手さんという二足の草鞋を履くまでの道のりを、ゆっくり話し終えると、続いては幸せいっぱいの”産休宣言”。生まれてくる子に”天然さん晴れ”などとつけられないように^^などと少々おとぼけなのはご愛嬌。この日の凛々しいステージを観る限り、それはないはず(笑)。
それは、本編の〆での「愛の和音」→「えん」と、まさに縁を大切にしていく愛のカタチを表現する所につながっていきましたキラキラ


アンコールでは、その雰囲気が一段と深まり、「君のグラスがあふれる前に」→「ただいま、おかえり」→「ゴン太と私のうた」と続いたステージは、客席といよいよ一体化していました。「君のグラスが…」は新曲だそうですが、この歌詞は思わずジーンとくるものがありました。深い。とにかく深いです。


今スケジュールに入っている4月の分のステージが終わると、いったんお休み。
ご復帰後に、はたしてより円く凛々しくなっているのか、一層”天然っぽい”キャラクターになっているのか(爆)…はともかく、どちらの生活も手を抜かずに頑張ってこられた加奈さんならではの名回答を、いまから期待したいものであります。

このようなサポート陣と聴衆に見守られ…




終わった後はリラックス。




まずは、お子さんが元気で産まれてきますように。ありがとうございましたぁニコニコ

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