まだまだ梅雨…ですが、7月の声を聞くと、やはり一気に暑くなったという感じがします。30度とか35度とか、気温の数字はともかく、朝から晩までムシっとしている日が増えてきました。風が吹いてくれると、幾分はマシですが、風がぱたっと止むと…´д` ;
そんな、本格的に暑い時期を迎えた7月。当おと日記筆者の第1回出動は、”避暑地・ゆかのもり”こと、このひと、佐伯佑佳さんからであります。
前日1日がお誕生日の佑佳さん。この時期恒例?の企画ステージ。歌い手さんだけでなく、女優さんでもあるこのひと。お誕生日祝いには、普段の聴衆とおぼしきひとびとの他に、ひと月ほど前の舞台で共演されたお仲間も所々に。赤坂という場所柄もあるせいか、いちだんと華やかな場内になっています。
そういうかただけに、思いっきりおしゃれで、シリアスなところに、ちょこっと笑いを仕込むのが、大変上手なのであります。そういう前半戦は、「女優、佐伯佑佳」としてのステージです。
佑佳さんご本人は、とある4人家族の家で飼われている老猫という設定。ウケない?ギャグで逆に笑わせる息子さん。シリアスに恋愛観に迫る娘さん。そして、カジュアルだけれども清楚な、聞き役にまわる佑佳さんのいでたち…。
…と思っていたら、以前にも”ゆかのもり”シリーズに登場された、このひと、さとうGoさんが、一気に笑いを取っていきます。しかも、今回は奥様も一緒のステージ。こともあろうに、これもステージ上ではネタの一つ。なんと奥様にドジョウすくいを踊らせていきます^^;
同じテーマ、同じステージの中での好対照な空気感の差。確かに、場内がにぎやかになったのは後者のほうですが、この好対照そのものが肝であることは、誰もがわかっていたはず…。
かわって、後半戦は「歌手、佐伯佑佳」としてのステージ。
お色直しした佑佳さん、シックなお衣裳に身を包み、場内をぐっと大人な雰囲気に仕立てていきます。おしゃれなジャズアレンジから始まり、やさぐれ系、しっとり系…と、王道のステージング。
もっとも、真ん中くらいまで進むと、中には玉手箱があったようで。
ご本人のブログにも頻繁に出てくる、アイスの試食記…。これだけでは飽き足らず、唄にしてしまった「アイスクリームになりたい」で、再びはじけると、これも佑佳さんたっての希望という、さとうGoさんとのデュエット「クリスマス海峡」。たぶん佑佳さんにそんな悲劇は起きないと思いつつも、お約束通りの笑いがきます。
ひとしきり笑いを取ると、再びおしゃれモードへ。おしゃべりの雰囲気も一緒に変わる、変幻自在の舞台でしたね。
ここまで走りきると、あとは、”Birthdayのお約束”。もう一度お色直しをして、ご自身のキャラクターをあしらったTシャツ姿に変化した佑佳さんにサプライズ。
先月の舞台での主題歌「Century Plant」、そして「Happy Sunday」(歌詞を土曜日に替えて)で締めくくり。最後はやはりはじけ飛んでのパーティーモードだったでしょうか。
終演後、ピースサインで締めていただいた佑佳さんです。
改めて、Happy Birthday 佑佳さんなんであります。