手作り感ある”想い出” … 八木亜由美さん at 銀座(11月15日 想い出のフォトグラフ) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
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私物2台(自宅据え置きと持ち運び用)、それに会社用のPCを、この秋、すべてWindows10にアップグレードしました。筆者の職場では、伝統的にグラフィックを扱う機会が多いせいか、私物はともかく、会社用のそれは、どちらかというとMacというひとのほうが多いようです。が、やはり社外とやりとりすることなどを考えると、Windowsのほうが安心感はありそう…というのが、筆者の個人的な感覚です。

で、そのWindows10。先日、大規模アップデートがかかり、各PCの設定の同期が格段にしやすくなりましたが…

会社に行ってPCを開くと、ブラウザのブックマークに自宅用のものが混じって、思わず「」。で、自宅では、私物のほうで遊んでいると、会社内でのやりとりがメッセージとして表示される始末…。設定が変わってしまった部分を、その都度調整しなくてはならないようであります。あ~やれやれ(^^;


さて、久しぶりに”早番勤務後”のおとへの出動であります。朝2時半起きですから、確かに眠~いのですが、この日をスキップしてしまうと、またご無沙汰期間が長くなっちゃう(汗)ということで、こちらにお邪魔してきました。 


3か月ぶりの八木亜由美さん。共演の皆様は、3組とも当日記ではお初であります。「想い出のPhotogragh」とは、いかにも亜由美さんに似合いそうなお題…。インパクトとしては比較的地味系ですので、場内の入りはいくぶんさらりとしているか…。もっとも、”想い出”に浸るには、あまり混みすぎても考えものなので、ちょうどよいくらいでしょうか。


そんなわけで、トップバッターは大坂真未さん。ピアノ弾き語りスタイルであります。お姿は、どちらかといえばゆるふわ系ですが、この日のお題に出された答えは、これから向かっていく先を想像してね、といった感覚に思われました。女性としてはかなり朗々とした唄いぶりが、そのように思わせたのでしょう
当日は11月15日で、ちまたは七五三。”想い出”のネタには格好の材料ですが、筆者よりも年下であったとしても、さすがにもうはるか前…。真未さん、なんとなく思い出せずにスベってた模様(笑)。

2番手は、斎藤夢(ゆめみ)さん。こちらはギター弾き語りスタイル。かなりボーイッシュなお姿で、割と激しめ&シリアスな唄がそろいます。久しぶりに「カッコカワイイ」ひとを見たといったところ。
全編にわたり弾き語りのソロのステージですが、足元にはループマシーンが鎮座。これでセルフパーカッション(フレーズが録音できて、その場でリピート再生できるもの)を入れられて、一段とアグレッシブに魅せた場面もありました。本日のお題に関する七五三のネタは、このひとにも引き継がれ、「着物は大変だったな~(笑)」。まぁ、この日のようなスタイルが似合ってそうな音を奏でるかたであります。


さて、3番手が八木亜由美さん。ここまでの2組が、どちらかといえば硬派なうたでしたので、ここからふわりとした空気感に変わっていきます。そろそろ当日記でもおなじみになってきた、中畑丈治さんのギターサポートがありましたので、本来のピアノ弾き語りは「秘密」と「優しい悪魔」の2曲で封印。その後はハンドマイクスタイル。いかにも秋らしい出で立ちで、場が和んでいきます。なんでも、カブトムシと一緒に自撮りしてる夢を見たとか見なかったとか(笑)。
この日のお題によく似合ううたが多い亜由美さん。久しぶりの「ひらがな」、お誕生日がテーマという「チューリップ」、過ぎ去った日の光景を描いた「コンクリートと雨の匂い」等々…。この日の亜由美さんワールドは、そのまま聴衆の過ぎ去りし日の光景をも想起させるものでした


最終4組目は、2人組の「A Little Mommy Dollhouse」。ボーカル&ギターの絵仁(えに)さんと、ピアニストのみどり(松浦翠)さんのユニットです。それぞれの活動はもちろんありますが、このユニットとしては、この日が初日。お誕生日への立ち合いになりました
みためは、完全にアイドルチック。したがって、カバー曲はともかく、オリジナル曲はやはり活気にあふれるものでしたねぇ。4曲目の「魔法にかけられて」の時間だけ、撮影OKになっていましたので、全体感をば…。 


もっとも、アコースティックプロジェクトとしてのこのお二人。見た目と違って、音のほうには余計な装飾は一切ありません。ピアノとギター、それにヴォイスだけで奏でる活気あふれる唄は、手作り感にあふれたものでした


ことしの想い出…というには、少々早い時期ですが、筆者の世代であれば、”想い出”となる時代はまだまだアナログ全盛期。それをふと想いださせるステージであったことは、確かだったでしょう。

ありがとうございましたぁ