年忘れ、開き直りまShow!!…Utaco.さん・谷口深雪さん@高田馬場(12月28日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
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年賀状ポストもそうですが、年末年始は、"お久しぶり"なものが増える時期のひとつ…。

はい、ただいまアパート室内絶賛?断捨離中のまるゆいですが、どうも"お久しぶり"にじんましん発生ショック!。したがって、本日は休日診療所へ出動ホテル。案の定、大混雑に見舞われて戻って参りました。これから、再び段ボールとの格闘開始です。

さて、"お久しぶり"といえばこのひと、谷口深雪さんも、当日記ではだいぶ久しぶりの登場であります。世間が年末年始のお休みに入り、コテコテの関西人を自認していらしゃると思われる深雪さんのこと、このようにお題も一癖、ふた癖…。






いや、やっぱりというか、このような開き直り?が、いかにもこのひと。召集された皆さんも、またお題の通り芸達者な方々。Utaco.さんは、ツーマンで居酒屋お酒"呑む堂"劇場を敢行していますし、furaniさんも、またあちこちのステージに引っ張りだこ走る人。当日記ではお初のさとうさおりさんも、関西ノリはよくご存じな方のようでありますにひひ


このような、芸達者な皆さまを取り囲むのは、聴衆…だけではありません。あちこちに貼られた、アホの坂田こと坂田利夫さん、そして村上ショージさんのお写真カメラ。開き直りの象徴?ですなぁ。


…という舞台セッティングの中、前半戦はそれぞれの大真面目なステージであります音譜
トップバッターは、さとうさおりさん。ギター弾き語りスタイルであります。ナチュラルな雰囲気が印象的なお方です。ちょうど断捨離中の身にぴったり?の「引っ越し」に「ばあちゃん」…と、年末のこの時期らしく、どことな~く故郷を意識したセットでした。年末年始は帰省されるそうで、今頃はつかの間ののんびりタイムでしょうかチョキ


Utaco.さんは2番手で登場。いったんは弾き語りを封印したUtaco.さんですが、再びバリエーションとして弾き語りスタイルが復活しています。この日は、5曲と短めのセットながら、withギター・ハンドマイク・ソロ弾き語りと多彩なスタイルで場内を温めていましたキラキラ。一年締めくくりのこの時期、〆は「ドミノ倒し」というセットです。久々の深雪さんとの共演ということで、筆者も含めて、かつての居酒屋呑む堂(お二人の企画ライブ「激情物語」に登場する”居酒屋さん”です)の再来を想像したひとも多かったみたいです。大変なのよ!!だそうですが、あとでやっぱりといった流れに落ち着きますにひひ


3番手はfuraniさん。このひとご自身が芸達者といった感じのお方。ワンマンライブを終えた直後…のほうが意外に忙しいあせるらしく、(作曲とか演奏とか編曲とか、とか…で)宿題だらけなんだそうですが、何でもできちゃう所が、パフォーマンスの厚みを強固なものにしています。最新の音源に「TKG」というのがあるのですが、ご本人は、TKGこと、たまごかけご飯はあんまり好きではないらしい…というのも意外ですにひひ


そのfuraniさんとほぼ同い歳という、ホスト役の深雪さん。今年出されたアルバム「あかになる」からの選曲が中心のセットであります。そのとおり、赤いお衣裳の深雪さん。お題の開き直り方とは正反対の、深みのある唄いっぷりで、年の瀬の場内を染めています音譜。ズシッと響くうたは、新譜でもそのままの雰囲気でした。この日のお題の「…芸のためや」は、どこかの居酒屋さんでず~っと聞かされたフレーズだそうでして。一応、ネタはあったみたいです(いや、失礼ながら(笑)、深雪さんだったらこのフレーズ、作っちゃうかな?と思ったりして)。




ここまで大真面目にきたステージ。ん?と思っていると、アンコールという名の後半戦は、まさに”芸”にひひ

まずは、深雪さん、金髪のかつらをかぶって登場。多少舌足らずな外国人…という設定で、懐メロのカバータイムに。
ご本人も含めて、一人一曲ずつのカバー。その割り振りは…

深雪さん=喝采(ちあきなおみ)
→かつらを外して演奏し、おわったらまたあわててかつらをかぶり。。。

さとうさおりさん=襟裳岬(森進一)
→ここまで澄んだ「襟裳岬」は、聴いたことないかも。

Utaco.さん=ルビーの指環(寺尾聡)
→衣装もチェンジ。ゴージャスな寺尾”あきこ”さんでした。

furaniさん=魅せられて(ジュディ・オング)
→クジャクの衣装に変身!!やっぱり召集されるだけのことはありますなぁ


…と、最後のfuraniさんの衣装チェンジには度肝を抜かれました^^。


さらに演者さんを待ちうけていたのは、一発芸のお時間爆弾
退場時に、一発ギャグを残していく…のですが、鍛えられているはずのUtaco.さん、凍り付いてましたねぇ(笑)。これは、また深雪さんにネタにされるからってことでしょうか^^。そして、やはり関西人のホスト役、深雪さんは、この時点では完全に開き直り、炊飯器のコードを伸ばして”犬のお散歩わんわん”と、率先して例題を披露していました^^。


年忘れのエンターテイメントShowという言葉がぴったりとくる空間。時にはこのくらい開き直ったほうがいいのかもと思うお時間でありました。また近いうちに、パワーアップした”居酒屋呑む堂”が帰ってくることを期待しつつ…、ありがとうございましたぁニコニコ